すれ違う前提 (医療編) - Chikirinの日記それは、ある高名な医師の方が退任することになり、大学で最後の記念講義をされた時のことだ。その方は記念講義を聴きに集まった多くの教え子達(大半はベテランの医師、研究者)に向かって「今までの自分の誤診率は約12%であった。」と話されたらしい。*1 Chikirin氏のこのエントリではこの話は枕に過ぎない。脚注でも「数字はうろ覚えです。たしかそれくらいだったと思います。いずれにせよ詳細が不明なので数字には意味はありません。」と書かれている。本題はその後、「医療分野の専門家と一般人のもつ前提がすれ違っているかもね、と思われる場合」の話。が、どっかで見た話だなと思って改めてググった。 「名医 誤診率」でググると、かなりあちこちで引き合いにだされている話だということがわかる(ついでながら、やっぱりChikirin氏が言うように「医者が聞くと『それは低