造園家・土木工事監督者の職業訓練修了後、美術を学ぶ傍ら様々なクラブやパーティー会場でプログラムマネージャーを務める。キャバレー・ヴォルテールのディレクターを8年間務めた後、ニュースサイトwatson.chでソーシャルメディア編集部員およびコンテンツ・キュレーターとして活躍。現在は、swissinfo.chのコンテンツがより多く読まれ、議論され、SNS上でのシェア数および「いいね!」の数が増えるよう取り組んでいる。 筆者の記事について Multimedia
カラフルなペニス型のアイスバーをなめる人々。その近くを祭りの格好をした男たちが大きなペニス像を担いで通り過ぎる-ヒット映画「#Female Pleasure他のサイトへ」のワンシーンだ。映像には日本のアーティストであり漫画家、ブロガーのろくでなし子さんの声がかぶる。 ろくでなし子さんは、世間は男性器崇拝を受け入れているとして、3Dプリンターで作った自分の女性器の模型を元にカヌーを制作、それを漕いで東京の川を下った。そのため、わいせつの罪に問われ1カ月の留置所生活を送ることになった。 しかし、この映画「#Female Pleasure」を見れば、女性のセクシュアリティがタブー視されているのは日本だけではないことが分かる。 出演者はろくでなし子さんの他、インドで性教育プロジェクト他のサイトへを立ち上げたヴィティカ・ヤダフさん、カトリックの修道会で性暴力被害にあったドイツ人ドリス・ヴァーグナーさ
このようなゆとり 財政を実現するスイスの「蔵番」は、欧州の多くの財務大臣から妬まれそうだ。それでもウエリ・マウラー財務相は、現在進行中の連邦議会の予算審議で、歳出の増額に反対している。 ローザンヌ大学のマリウス・ブリュルハルト国民経済学教授は、スイスがここ数年間、国庫をきちんと管理できているのは、単に運がよいだけではないと話す。 スイスインフォ:スイスは節約にかけてはヨーロッパ一です。このことを誇りに思いますか? マリウス・ブリュルハルト:節約と言うより、国家財政をうまく管理していると言った方がよい。スイスは実際、なかなか上手くやっているし、それは遠慮なく誇りにしていいことだ。 スイスインフォ:欧州連合(EU)加盟国28カ国の政府総債務残高の平均は 国内総生産(GDP)比で80%を超えています。一方、スイスは約30%。その理由はどこにあるのでしょうか。 ブリュルハルト:予算を守ろうとする姿
JTキャンプはスイスに数多あるサマースクール開催者の一つ。家族経営のJTキャンプにはすでに祖父母の代から参加する中東の子供たちもいる。参加者の3分の2はリピーターになるという。 ボーディングスクールのサイドビジネス ローズ・マリー・ルポンさんは元体育教師。サマースクールの間、午後のスポーツ活動や遠足を監督する。スイスを象徴するショコラティエや氷河を訪れたり、アルプスでは珍しいラマに乗ったり。ゴルフやテニスといった伝統的なスポーツからカポエイラ、フラメンコまで、さまざまなアクティビティを用意している。子供たちは何か違うことを試したくなったら、週ごとに自分の参加するプログラムを切り替えられる。 ローズ・マリー・ルポンさんは午後のアクティビティを考えるのに何時間も使う。世界で同じ音楽が聴かれるようになったことで、夜のパーティーを催すDJの仕事は楽になったが、新しい楽しみ方を探す場合、可能性は無限
米国の元プロ自転車選手、フィル・ガイモン氏が10月に出版した自著「Draft Animals」で、カンチェラーラ氏が2010年のツール・デ・フランドル、パリ~ルーべの大会で優勝したのは、自転車に隠しモーターを取り付けていたからだと訴えた。 ガイモン氏は著書で「彼の加速は普通じゃなかった。ペダルに足を乗せていることも難しいくらいだった。あいつはおそらく隠しモーターを自転車に付けていた」とこき下ろした。 国際自転車競技連合(UCI)のダビッド・ラパルティアン会長はサイクリングニュース外部リンクの取材に対し「この件に関しては、もっと情報を集めて調査する。我々が調査するのは、事実関係をはっきりさせたいからだ。もちろん、あらゆる噂は聞いている。私は真実を知りたいだけだ。だから調査をする。それが私たちの仕事だ」と語った。 UCIの広報担当もこの発言について認め、新たな情報が入ってくれば調査は避けられな
ベストセラーとなった「Institutions Politiques Suisses(スイスの政治システム)」は、クショールさんがコミック作家のミックス&リミックス(Mix & Remix)とタッグを組み、制作した本だ。今回その英訳版である「Swiss Democracy in a Nutshell(早わかりスイスの民主主義)」が出版された。 クショールさんは、社会を風刺するラジオ番組「120秒(120 Secondes)外部リンク」でお笑いコンビとしても活躍している。1年半前には相方のヴィンセント・フェイヨンさんとともに同番組のライブツアーをスタート。これまでにスイスやパリの舞台に立ち、チケットは完売の状態が続いている。2015年1月からはスイス国営放送(SRF)でもコメディーニュース番組を担当する人気者だ。 swissinfo.ch: クショールさんが執筆したスイスの直接民主制について
スイス国立銀行(スイス中銀)が昨日15日、為替相場の対ユーロ上限1.20フランを即時撤廃すると突如発表。世界中に衝撃が走った。スイスが導入していた外国為替市場での「無制限介入」とは?今後の影響は?クイックガイドで見てみた。 質問 : これまでスイスのとってきた、無制限介入とは? 対ユーロでのスイスフランの過剰な上昇を防ぐため、スイス国立銀行(SNB)が2011年に導入した金融政策。ユーロ圏はスイスの最大の貿易相手であるため、この政策が必要だと考えた。ユーロが弱ければスイス製品の価格が上昇し、スイスの輸出は打撃を受けるからだ。 そこで、スイス中銀は為替1ユーロ=1.20フランの上限を設定。ユーロをこれ以下に下げないと約束した。この為替介入によりスイス中銀は過去3年間、ユーロ買いに多額のフランを使ってきた。そして突然、為替レートの上限撤廃を発表。あっという間にスイスフランは対ユーロで30%近く
今年25周年を迎える高級時計の展示会「ジュネーブサロン(SIHH)」が今日19日、ジュネーブで開幕。5日間にわたる「高級時計の祭典」が繰り広げられる。 1991年の第1回サロンに出展した時計メーカーは、わずか5社。展示会場の面積も4500平方メートルだった。 「ジュネーブサロンは、開始当初は本当に小規模だった。しかし、それから一気に成長を遂げた」と話すのは、同サロンの主催者ファビエンヌ・ルポ会長だ。「いくつかの高級時計メーカーがサロンから離れ、またいくつかが新しく参加し、サロンを形成していった。現在サロンで展示するメーカーは、いずれも最新技術を取り入れるという伝統を保守しているところばかりだ」 「ジュネーブサロン2015」の出展メーカーは16社で、うち12社はリシュモングループに属している。ジュネーブ・パレクスポの4万平方メートルもの会場を埋め尽くす同展には、1万5千人の時計関係者と150
バーゼルの感染症専門医の推計によると、スイスでは年間100~300人が病院内でインフルエンザに感染し、死亡していることが分かった。院内感染の最大の理由は、病院スタッフの多くが予防接種を拒否しているためとされる。 インフルエンザに院内感染した人の数や、それにより死亡した人の数を把握した全国的な統計はスイスにないが、唯一、ジュネーブ大学病院がそうしたデータを収集している。それを基に、スイス全国で年間どれだけ多くの人がインフルエンザの院内感染が原因で死亡しているのかを、スイス感染症専門医協会(Swissnoso)外部リンク会長でバーゼル大学病院衛生管理部長のアンドレアス・ヴィトマー医師外部リンクが推計した。 それによると、インフルエンザに院内感染し死亡する人は全国で年間100~300人。日曜紙ゾンタークス・ツァイトゥングは、この数は交通事故の年間死亡者数に匹敵すると報じている。 院内感染の主な理
スイス経済誌「ビランツ」は1989年に初めてスイスの長者番付を発表した。その年の上位100人の資産額合計は660億フランで、今年の上位2人の資産額合計よりも少ない。1位はスウェーデンの家具大手イケアを経営するカンプラード家(425億フラン)で、2位はスイスの製薬会社ロシュの大株主であるホフマン家とエーリ家(265億フラン)。 スイスの長者番付に載る富豪の大半はスイス人ではない。特にスイスの気候と租税環境に惹かれてやってきたドイツ人が多い。スイスには裕福な外国人を魅了する税制優遇措置がある。その廃止の是非を問う国民投票が先月30日に行われたが、結果は否決。胸をなで下ろした富豪も多いことだろう。 今年は新しいセレブの顔ぶれも仲間入りした。スイス人モデルで、イタリアテレビの司会者でもあるミッシェル・フンツィカーさんは、10月に伊ファッションブランド・トラサルディの後継者と結婚し、資産が2億~2億
シモネッタ・ソマルーガ連邦大統領は、「人権および言論・報道の自由を脅かす行為」と今回の襲撃事件を非難。スイス国民を代表して、犠牲者の遺族とフランス国民に追悼の意を示した。 7日夕方には、スイス各地で急きょ追悼集会が開かれた。ジュネーブでは約500人が集会に参加。参列した人々は「Je suis Charlie(私はシャルリー)」と書かれたプラカードを掲げたり、ろうそくを手に持ったりするなどして、言論の自由を強く擁護するとともに犠牲者の死を悼んだ。スイス通信によるとローザンヌでも約500人、ベルンの連邦議事堂前ではメディア関係者を含む約200人が同様の集会に参加した。 この事件を巡り、スイスメディアにも衝撃が走っている。過去にイスラム教を批判したことのあるスイスの週刊誌ヴェルトヴォッヘは、パリの襲撃事件後、編集部が入っている建物前の警備を警察に依頼した。 反イスラム主義に警告 スイス各紙は今回
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