さてなかなか面白い記事である。学費滞納を認めたら中等教育が崩壊するかもという記事に対して、猛烈に反論している。公共財にはフリーライドはつきものなのだが、どこまで寛容に接するべきなのだろうか。 まず呪詛はよくないと思う。第一気分がよくないし、日本の伝統では言霊は大切に扱わないと… 財政学入門によると、公共投資にはさまざまな問題があるようだ。そもそも公共には誰にでもアクセスができるという意味がある。誰にでもアクセスができるので「フリーライド」(つまりただ乗り)の問題が起こる。これをどうシステムの中に取り入れるかは重要な課題だ。 この記事(PDF)はこのフリーライドの対処に日本人に特殊性がある可能性を示唆している。彼らはこれを「スパイト・ジレンマ」と呼んでいる。抜粋すると次のようになる。 公共財をみんなで作ろうとすると,日本人は「ただ乗り」をめざすものの成功しません.というのは,参加をした人が,
参考文献 ディベート (図解雑学) いま、なぜディベートなのか まず第一にディベートにはアメリカ式とイギリス式があるらしい。特に断りを入れない限り、アメリカ式ディベートについて説明している。しかしおすすめなのはイギリス式だ。 議論そのものを練習する方法なので、できれば他愛もないことから始めたほうがいいそうだ。考えてみたら最初から「派遣切りの是非」といった深刻な問題を扱うのは仮免許でF1コースに出るようなものですよね。ついでに他愛もない話題なら、肯定・否定両方の立場で議論に参加することができる。 アメリカ式の例(ディベート(図解雑学)) 肯定側と否定側に分かれて、ある論点の是非を論じる。まず最初に肯定側がある提案をする。否定側はそれを検証する。否定側は意見を述べてはいけない。 主張は「目的」(現在どのような現状認識で、なぜそれを行うのか)と「政策」(そのためにはどうすればよいか)に分かれる。
日本人はなぜ議論ができないのかというエントリーは多くの人を傷つけたようなので、贖罪の意味も含めて、何冊か本を読んでみた。 参考文献 ディベート (図解雑学) いま、なぜディベートなのか クリティカル・シンキング―「思考」と「行動」を高める基礎講座 陥りがちな罠の種類 たまたま見たブログを例に挙げていますが深い意味はありません。日本はリスクを取って新規事業に乗り出すべきだと思うし…。 目的の喪失(そもそもどのような理想に向かうのかが分からなくなってしまった) 存在の自己目的化(官僚化) 過度の専門化(最初のオブザベーションは良いのに例に出した数式が理解されないため、その数式の弁護に追われることになってしまった。もったいない。またある学派に所属すると、学派の主張と違うことが言えなくなってしまう。ユングはフロイトに傾倒したが、ある一点の意見が食い違い苦しむことになった) マーケターの罠(自分のア
金融業界は以前最悪な経営状態の時がありましたが、現在の状況はどうなっているのでしょうか。 一時状況が良くなかった消費者金融会社も今は盛り返しています 貸金業法の改正の為利息などの規制も施行されその上総量規制で借入する人を逃してしまった為に消費者金融会社は窮地に立たされました。加えて利息制限法でグレーゾーンと言われる金利を支払った人から過払金返還請求が後を絶たず、かなりの赤字経営を余儀なくされたのです。2010年頃の経営不振のピークから徐々に盛り上げ、大手消費者金融会社は2013年度の業績が黒字に転じている所もあります。もちろん過払い金返還請求はまだ完全には払拭できていない状態ですが、各社共に明るさを取り戻しているようです。 各消費者金融は今後貸付金額が上昇する事を願い、良質な新規顧客の獲得に力を注いでいるとの事です。消費者金融会社の中には銀行と提携するところや、銀行の傘下に入るところが増え
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