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ブックマーク / lightnovel.jp (12)

  • ライトノベルの始まりの頃。1970年代起源説は間違い

    ライトノベル、つまり若者向けのエンタメ小説は、コバルト文庫やソノラマ文庫が登場した1970年代に生まれたと言われてるんですが、コバルト文庫にはコバルト・ブックス、ソノラマ文庫にはサンヤングシリーズとそれぞれの前身に当たるレーベルが1960年代に登場しているんですよ。普通に考えれば、ライトノベルの起源は1960年代まで遡れる。 誰ですか? 1970年代がライトノベルの始まりと間違ったことを言い出した人は?? もちろん、1960年代に登場した若者向けの小説はあくまで源流であって、段階を経てライトノベルらしくなっていきます。 1966年 若者向け小説の登場 ← 『小説ジュニア』創刊 1969年 アニメ・漫画の影響が強くなる ← サンヤングシリーズ創刊 1976年 文庫レーベル化 ← コバルト文庫&ソノラマ文庫創刊 1977年 新時代の作家の登場 ← 氷室冴子&高千穂遙デビュー 1986年 ゲーム

    ライトノベルの始まりの頃。1970年代起源説は間違い
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    REV 2024/04/18
    コバルトシリーズに川上宗薫や富島健夫が入っているのはそういうことだったのね。 https://alisato.web2.jp/book/cobalt/coblt026.htm
  • ラノベ人気投票『好きラノ2022上』の結果発表

    半年に一度のライトノベル人気投票「好きラノ」。今回の投票対象は2022年1月〜6月には発売されたライトノベルで、投票総数 17,733票、総参加者 7,094名、1票以上投票された作品は1,049冊とたくさんの投票をいただきました。ありがとうございます。 集計は、全ての投票をまとめた総合部門、2022年1月〜6月の新シリーズのみをまとめた新作部門、ブログからの投票のみをまとめたブログ票の三つについて纏めています(既刊のみ、Twitterのみは総合とあまり結果が変わらないので今回は外しました)。それぞれの集計は、TwitterAPIを使用しているため、集計漏れ等が発生する点についてはご了承ください(Twitterの検索精度は良くないので)。また、投票時は巻ごとに別々に投票頂いた場合も、今回、集計時に同一シリーズは纏めてカウントしています。また、投票の詳細は 好きラノ2022上のページ をご

    ラノベ人気投票『好きラノ2022上』の結果発表
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    REV 2022/07/19
  • 大橋崇行とライトノベルの起源

    ゼロ年代にはライトノベルの起源はいつかって話がありました。ライトノベルの祖先を遡ってくと、1980年代のソノラマコバルト、1960年代のジュブナイル、戦前戦後の少年少女小説、さらには『南総里見八犬伝』や『源氏物語』まで、いくらでもたどっていけるんですが、どこからライトノベルと呼べばいいのかって話ですね。 いや、先日、羽海野渉さんのライトノベル史の記事があったのですが、 平成ライトノベル史――#ライトノベルオールタイムベスト のための走り書き|羽海野渉|note https://note.com/wataruumino/n/n8173a9f64c7e ベースにしている論考が、いくつかあるライトノベル起源論のなかで、よりにもよって大橋崇行の少女少年小説起源説なんですよ。さすがに、大橋崇行の少女少年小説起源説はないと思うので、ゼロ年代にいくつかあったライトノベル起源論の話をまとめてみようと思いま

    大橋崇行とライトノベルの起源
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    REV 2021/05/26
    いくつもの流れを糾合して「現在の」ライトノベルが存在するのでロードス・スレイヤーズ以前に遡上する時には注意が必要かなあ。SFの流入、アニメの流入、ゲームの流入、ほんで最近はなろう系が
  • ライトノベル評論について纏めてみた

    ライトノベル評論について、主だった書籍などを年代順にまとめてみました。 2004年8月に出版された『ライトノベル完全読』がライトノベル評論のはじまりと言われてますが、遡ると2001年頃から「ライトノベル」という呼び方が広まりだし(「ライトノベル」という言葉自体は1990年に誕生)、2003年頃にはネットを中心に盛り上がるようになり、2004年になると読売、朝日、日経などの全国紙で取り上げられ、そして、2004年の夏から冬にかけて次々と関連が出た、という流れですね。 「ヤングアダルト」からの看板の書き換えではあるんですが、「ライトノベル」という聞きなれない小説群が、新しい最先端の文学としてもてはやされたのが、この00年代初めのムーブメントでした。 もともとライトノベルに強かったのは「SFマガジン」、そして、三村美衣や大森望といったSF系の書評家だったので、初期のライトノベル評論が「SF

    ライトノベル評論について纏めてみた
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    REV 2021/05/21
    必要だとは思うが、国が常勤のポストを丸々一人分設けるほどの仕事はなさそう。現代日本文学の副専攻くらいの感覚で歴史を編纂してほしい。
  • ラノベ人気投票『好きラノ』 - 2020年下期

    投票の概要 2020年下期のライトノベルを対象にした、blog や twitter からの投票で選ぶ人気投票です。 投票総数: 15,046票 総参加者: 6,798名 投票対象: 2020年7月~12月に発売されたラノベ 投票期間: 12月28日(月)22時~1月10日(日)24時

    ラノベ人気投票『好きラノ』 - 2020年下期
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    REV 2021/01/11
    ヘルモード、継続して追ってる作品の一つであり単行本は(電書で)買ってる。「のんびり農家」「Dジェネ」「悪徳領主」と同様に投票した。結果については、まあ、そのアレで…
  • ラノベ人気投票『好きラノ2020上』の結果発表!!!

    2020年上半期のライトノベルを対象にした、twitterblogを使った人気投票『好きラノ』の結果発表です。 投票総数22,020票、総参加者数10,269名と過去最大、おそらくラノベ系の人気投票では、ほぼ最大だと思います。たくさんのご投票ありがとうごいました。ここでは、総合/新作/既刊/Blogのみ票の各結果をまとめています。twitterの仕様などによりすべての投票が反映されているわけではなく投票漏れがある可能性がある点はご承知おきください。新作、既刊は、期間中に複数発売されている場合に一つのシリーズとしてまとめて再集計しています。詳細の投票結果は、『第20回 好きラノ』のページ を参照ください。 総合 1位(711票) お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(2) /佐伯さん 2位(512票) 宝石商リチャード氏の謎鑑定 久遠の琥珀 /辻村七子 3位(475票)

    ラノベ人気投票『好きラノ2020上』の結果発表!!!
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    REV 2020/07/20
    時代は変わるなあ。割と現代モノが多めで、4/10が追放ファンタジーというなろう月ランとは違うところが面白い(ちな、落ちこぼれ、外れスキル、報われない、各1作)
  • 少女向け小説の歴史と氷室冴子とライトノベル

    定義的には、ライトノベルは「若者向けのエンターテイメント小説」で、少女小説は「少女向けの小説」なので、コバルト文庫はもちろん、大部分の少女小説ライトノベルに含まれます。ただ、私も少女小説にはまっていたので、少女小説ライトノベルへ含めることの違和感はわかるんですよね。そこで、少女向け小説歴史を振り返りつつ、氷室冴子の功績やライトノベルとの関係について、簡単にまとめてみました。 1980年代、若者向けの小説は、氷室冴子からはじまった 少年向け、少女向けの小説は戦前からありましたが、戦後、漫画に駆逐されていきます。1970年代頃になると少女向けで生き残っていたのは「ジュニア小説」と呼ばれる性愛をテーマにする小説だけになっていたそうです。性愛をテーマって、要はエロ小説ですよね。 このエロ小説しかなかった1970年代後半にデビューしたのが氷室冴子です。 氷室冴子はデビュー当時はまだ学生だったハ

    少女向け小説の歴史と氷室冴子とライトノベル
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    REV 2019/11/03
    なんどめだ俺 https://f.hatena.ne.jp/REV/20170409150905 ←そろそろ改訂が必要だが面倒臭いのと、元ファイル見失ったのと
  • レオパレス引っ越し要請その後。引っ越しできましたが、来月から家賃が5万円近くアップします

    レオパレスの施工不備問題で引っ越し要請を受けていましたが、無事、引っ越し完了しました。そこで、問題発覚から引っ越し完了までの経過を簡単にまとめておきます。転居先の物件がなかったり、引っ越し業者が見つからないのは、ある程度仕方ないと思うのだけど、それにしても、レオパレスの対応は異常なほど遅く、企業としてのガバナンスに疑問を持たざるを得ません。 昨年(2018年) 5月 テレビ東京『ガイアの夜明け』で界壁がないとの放送 昨年夏頃 レオパレスより「入居中の物件は問題ない」との連絡 「問題になっているのは「ゴールドネイル」と呼ばれる仕様の建物で、入居している「ゴールドレジデンス」には問題はない」という連絡だったと思います(うろ覚え) 2月 5日 テレビ東京『ガイアの夜明け』で再度レオパレス問題放送 2月 7日 「新たに不備が見つかり、7782人に引っ越し要請を行う」とレオパレスからマスコミ発表 2

    レオパレス引っ越し要請その後。引っ越しできましたが、来月から家賃が5万円近くアップします
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    REV 2019/03/25
    レオパレスから発信されていたとは
  • 日本のライトノベルとアメリカのヤングアダルトの違い

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    REV 2018/06/25
    1980年代初期のコバルトが、SF、アニメノベライズ、そしてここでいうYAを含んだ総合レーベルをやろうとし、米国YAも翻訳を試みたが、新井素子氷室冴子というヒットで少女小説一本になってった歴史が面白い
  • ライトノベルとは

    ライトノベルとは、10代後半~40代を主な読者とする若者向けエンターテイメント小説です。名前に“ライト”とありますが、内容の軽重や物理的な重さとは関係ありません。 ライトノベルの読者層は10代後半~40代と広いですが、レーベル毎にある程度の住み分けはあり、おおよそ、電撃文庫のような従来のライトノベルは高校生・大学生、メディアワークス文庫のようなライト文芸は20代の社会人、異世界転生で話題のなろう系レーベルは30代以上をターゲットとしています。ただし、これらは一応の目安で、電撃文庫を40代が読んだり、なろう系を高校生が読んだりすることも普通にあります。 日における若者向けのエンターテイメント小説はアニメやゲームとともに発展してきたこと、また、若者の中で小説お金を使う層にはオタクが多いことから、アニメ調のイラストを使っていたり、オタク好みの内容になってたりすることが特徴となっています。もち

    ライトノベルとは
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    REV 2017/05/22
    2010年代前半までは、「ラノベレーベル+西尾維新」で片付いたが、ビブリア以降のキャラノベ、Web小説の隆盛、で、定義付けが困難になってきた印象。
  • ライトノベルの起源とその後の流れ(2015年版)

    1980年後半、RPG文化ライトノベルを席巻していきます。『ロードス島戦記』と『スレイヤーズ』の登場です。それまではエロスとバイオレンスといわれていたライトノベルが、いっきに異世界ファンタジーばかりになるわけ。 当時、アニメブームが終了して空白となっていたオタクコンテンツの領域を狙って、まだ目新しかったテーブルトークRPGやコンピュータRPGを猛プッシュして、角川や富士見がブームを作り上げていったという感じです。それまでのソノラマ文庫やコバルト文庫が、文庫の方向性を確立するのに創刊から数年かけていたのに対して、特に、富士見ファンタジア文庫は、はじめからオタク向けファンタジーを狙い撃ちですからね。 『スレイヤーズ!』の売り上げのピークが1996年、異世界ファンタジーのもうひとつの代表作『魔術士オーフェン』のアニメ化が1999年なので、少なくとも1990年代後半まではライトノベル=異世界フ

    ライトノベルの起源とその後の流れ(2015年版)
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    REV 2015/03/01
    最終章、浸透と拡散の項目に注目。ビブリア以降の、お仕事と絡めたミステリーは追い切れていない(最初から追っていない)。
  • 好きラノ - 2012年上期

    2012年1月から6月までに刊行されたライトノベル作品について、各サイト/ブログからオススメ作品を投票していただきました。 投票受付期間中に 50サイト/ブログにご参加いただきました。たくさんの投票ありがとうございました(現在、受付は終了しました)。 投票結果 ( 作品別投票結果一覧 ) 参加サイトと投票内容一覧 平和の温故知新@はてな六畳間の侵略者!? 9子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき迷いオーバーラン! 12 護ってなんていってないんだからね!!僕は友達が少ない(8)千の魔剣と盾の乙女7ゴールデンタイム外伝 二次元くんスペシャル僕と彼女のゲーム戦争3ブラック・ブレット3 炎による世界の破滅パンツブレイカーGおおコウスケよ、えらべないとはなさけない! 2 もくしも教派も女会の不適切な日常1楽聖少女魔法少女育成計画エスケヱプ・スピヰドドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件六花

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    REV 2012/07/07
    上半期に何が流行ったのか思い出せない。魔法少女育成計画、羽月莉音の帝国、あたりが中インパクトだったかな。はがない、バカテスの刊行を大インパクト、ハルヒの刊行をスーパーコンボ級として。
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