大橋崇行とライトノベルの起源

ゼロ年代にはライトノベルの起源はいつかって話がありました。ライトノベルの祖先を遡ってくと、1980年代のソノラマコバルト、1960年代のジュブナイル、戦前戦後の少年少女小説、さらには『南総里見八犬伝』や『源氏物語』まで、いくらでもたどっていけるんですが、どこからライトノベルと呼べばいいのかって話ですね。 いや、先日、羽海野渉さんのライトノベル史の記事があったのですが、 平成ライトノベル史――#ライトノベルオールタイムベスト のための走り書き｜羽海野渉｜note https://note.com/wataruumino/n/n8173a9f64c7e ベースにしている論考が、いくつかあるライトノベル起源論のなかで、よりにもよって大橋崇行の少女少年小説起源説なんですよ。さすがに、大橋崇行の少女少年小説起源説はないと思うので、ゼロ年代にいくつかあったライトノベル起源論の話をまとめてみようと思いま

[srpglove]

「ライトノベルの祖先を遡ってくと、（略）いくらでもたどっていけるんですが、どこからライトノベルと呼べばいいのかって話ですね」ですよね（そもそもここがちゃんと共有されてないように感じる議論がたまにある）

[voodoo5]

ライトノベルとジュブナイルの違いって、小説側からのアニメ、ゲーム化等のメディアミックス志向だと思うので、角川ファンタジーフェアからドラゴンマガジンの創刊のあたりが直接の発祥じゃないのかなと思う。

[wosamu]

何を目的とした議論なのかみたいな話ではあるなあ。結局の所、スレイヤーズを軸にどこまで遡るかというだけの気はするけど。

[REV]

いくつもの流れを糾合して「現在の」ライトノベルが存在するのでロードス・スレイヤーズ以前に遡上する時には注意が必要かなあ。SFの流入、アニメの流入、ゲームの流入、ほんで最近はなろう系が

[K-Ono]

起源といったって爆誕というわけでもなくシームレスなものなんだろうなーとは思うけど、当時の角川メディアミックス路線がうまくはまったというのはありそう。誰かあのころの市谷本村にいた人に聞いてきて。

[kenzy_n]

ライトノベルの起源には皆一家言を持つ。自身は1975年頃の朝日ソノラマ文庫辺りとしていて、元記事の大森望や加納一朗、辻真先らの作品が出てきており、アニメのノベライズも多くリリースされていた事が挙げられる。

[otokinoki]

興味深い／TVアニメのノベライズやゲームノベライズetc. ラノベには色々なものが流入しているから、そのあたりも探っていきたい／個人的には宇宙戦艦ヤマトのノベライズか、クラッシャージョウが起源だと思う。

[sumika_09]

空前絶後のドラクエブームからロードス、スレイヤーズの特大ホームランで勃興したジャンルで良くね？　それ以前は先史扱いで。ライトノベルの命名時期とも大体一致するし。

[dalmacija]

ジャンルの起源と成立、世代論を分けて語れる人だけが語ってほしい。前史にあたる「起源」をのほほんと挙げないこと。アルタミラかよ。できれば市場の発達とジャンルの成立もいい加減に混ぜないでやってほしい。

[nishik-t]

「時をかける少女」だと思うな。1967年くらい。ライトノベルという言葉は無かったが、ヤングアダルト向けSF小説というならもはやライトノベルだろ。ハルヒが時をかける少女のオマージュだという事も含めて。

[kangiren]

大橋崇行氏のこれは、独自研究すぎるよなあ。

[kamanobe]

図書館で読んでいた体感としてはソノラマ文庫とコバルト文庫はライトノベルそのものだと思うんですけど分類に入れない人もいるんだ。角川がザ・スニ＆巻末の宣言でタダ乗りしただけであっちが起点だと思っていた。

[shinonomen]

ネット上の主張の大半は自分が知っている中で一番古いヒット作が起源だと主張しているに過ぎない。私も『超革命的中学生集団』や秋元文庫を読んでないので妥当性が判断できない。

[babelap]

https://lightnovel.jp/blog/isbn/4305707438.html

[kei_mi]

”内容が一緒でも、文庫レーベルかどうかというのは、ライトノベルか否かを判断するうえでめちゃくちゃ重要な要素”　ですね