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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/joyce (7)

  • 久々の日本でまだ続いていた車優先社会

    <日では車が支配者で、苦しめられるのは歩行者。信号のない横断歩道で人が渡ろうとしても車が止まることはほとんどない> 最近、僕は日を訪れて、かつて働いていた目黒のオフィスにちょっと顔を出した。目黒駅から続く権之助坂を歩いているとき、なんだか少し落ち着かず、違和感を覚えた。以前によく通っていた場所にしばらくぶりに訪れるときに、僕はこの感覚をよく味わう。 いつもなら、何が変わったのか正確に突き止められない(同じじゃない感じがするのは何となく、だから)。でも今回はうれしいことに、1つはっきりと気付くことができた。歩道が広くなったんだ! 最初は気のせいかもしれないとも思ったけど、同僚から確認が取れた。それに加えて、オフィスに向かう途中の道路の上に架かっていた歩道橋がなくなり、代わりに横断歩道ができていた。 僕が(最後にここで働いてから10年以上になるのに)この歩道拡張と歩道橋撤去に気付いたのは、

    久々の日本でまだ続いていた車優先社会
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    REV 2018/02/15
    「イギリスでは、ヒースの丘が連なりゴルフが愉しめる」からと、日本の森を切り倒し山を削り除草剤を撒きまくって維持した芝の上でクラブを振って紳士を気取るのがどういう人達か分かる記事
  • 悪徳家電販売店、だますほうが悪い? だまされるほうが悪い?

    最終的な支払額が膨大になっても今すぐ洗濯機が必要な貧困層は飛びついてしまう(写真はイメージです) Eddie Keogh-REUTERS <イギリスでは家電製品を高利の長期ローンで貧困層に販売する店舗チェーンが社会問題になっているが、世の中には基的な金融の知識を持っていない人が意外に多い> 元英労働党党首のエドワード・ミリバンドが最近、低所得者を搾取する店をしっかり規制する法律を作るべきだと呼び掛ける短いテレビ番組を制作し、出演していた。全国展開しているあるチェーン店の名を挙げて(僕の住む町の大通りにも1軒ある)、その店が貧しい人々を「だまして」、家電製品を法外な値段で売りつけていると言っていた。その店は違法なことは何一つしていないのだが、ミリバンドの挙げた例によれば、よそでは350ポンドの洗濯機を1000ポンド超で売っていることもあるという。 週あたりの支払額は小さいものの、何年にもわ

    悪徳家電販売店、だますほうが悪い? だまされるほうが悪い?
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    REV 2017/11/11
    「洗濯機が600ポンドです。それに修理サービス保険が月10ポンドかかります」「保険いらないわ」「先程の600ポンドは保険前提の価格です。保険に入らないと800ポンド」 とか言われると騙される自信がある
  • タブーだった「嘘」という言葉をばらまき始めたイギリス人

    <英社会を二分したブレグジットの国民投票以降、イギリスではそれまで避けられてきた、相手の発言を「嘘だ」と断言することが普通になってしまった>(写真:先月ロンドン市内のデモで衝突するEU離脱派と残留派の人々) 今年6月、イギリスでジョー・コックスという若き女性下院議員が殺害された。国中に衝撃を与えた恐ろしい事件だった。遺族は当時、政治的議論が「粗雑化」してきているのをコックスが気に病んでいたと話していた。事件はその流れの中で起きたと考えるべきだということだろう。 でも僕は当時、むしろこれは1人の人物が起こした「異常な」事件だと考えていた。政治的理由からの殺人は、この国ではきわめて稀だ(北アイルランド問題をめぐる長い暴力の歴史を除けば)。コックス殺害事件の被告人の男は現在公判中だが、報道によれば彼は、イギリスでは決して一般的でない過激主義思想の持ち主らしい。 それでも今になって、僕は分からなく

    タブーだった「嘘」という言葉をばらまき始めたイギリス人
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    REV 2016/10/20
    まあ、音楽でも聞いて和もうぜ https://youtu.be/eY7EPE9biO0
  • 最大野党(のはず)の英労働党が崩壊寸前

    <イギリスの野党・労働党党首にジェレミー・コービンが再選された。しかしコービンはあまりに左翼的で、筋金入りの社会主義者にしか受けず、中間層の心はつかめそうにない>(写真:労働党党首に再選されたコービン) イギリスのEU離脱(ブレグジット)の大騒ぎのなか、世界はこの国で起こっている同じくらい重大なできごとに気付いていないんじゃないかと思ってしまう。最大野党・労働党が崩壊寸前なのだ(と、僕には感じられる)。 目下、イギリスは労働党のニュースでもちきり。9月末に党大会で、ジェレミー・コービンが党首に再選されたからだ。コービンはほんの1年前に初めて党首の座に就いたばかりだが、今回の党首選では仲間の議員たちから対立候補を立てられていた。 僕にとっての問題は、1年前に彼について書いたコラムに新しい事実を何も加えられそうにないことだ。あのとき僕は、コービンが党をまとめるうえで問題を引き起こしそうだと予測

    最大野党(のはず)の英労働党が崩壊寸前
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    REV 2016/10/07
  • 特権エリートに英国民が翻した反旗、イギリス人として投票直後に考えたこと

    <EU残留派、離脱派の双方の意見は大きくい違っていた。離脱派はロンドンのエリート層に対して怒りをおぼえ、彼らに指示されるのはお断りだと考えていた> イギリスのデービッド・キャメロン首相が2013年に、次回総選挙で自身の率いる保守党が勝利すれば、イギリスのEUからの離脱(ブレグジット)の是非を問う国民投票を行うと約束したとき、僕は単純明快にこう思った。当にそんなことをすれば国民は離脱に投票するに違いない、と。EUはいいものだと言うイギリス人を、僕はほとんど見たことがない。むしろEUへの怒りや批判の声が大半だった。 もちろん僕はジャーナリストとして、反対の「残留派」の意見をあえて聞く必要があった。探してみれば、残留派はけっこうちゃんといた。EUにまあまあ乗り気、という人もいるにはいたが、もっと多かったのは「概して」「仕方なく」「知った悪魔だから」EU残留のほうにしておこう、という声だった。

    特権エリートに英国民が翻した反旗、イギリス人として投票直後に考えたこと
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    REV 2016/06/28
    エリートが ニニンがヨンと 言ったので 2x2の答えは 3に決定
  • パブから見えるブレグジットの真実

    <EU離脱(ブレグジット)を問う国民投票を来週に控えて、イギリスでは世論調査の数字が賛否で拮抗している。EU残留を主張する体制派のエリート層は、誰が離脱を支持しているか見えないようだが、安いチェーンのパブに行けばそんな人々が集っている> 僕は週に一度はパブに行くことにしている。月曜か木曜なら、僕の住む町の「ザ・プレイハウス」と呼ばれるパブに行く。時々は気分転換に別のところに行ってみようかとも思うが、結局はだいたいいつもザ・プレイハウスに行くことになる。 もしも僕の住む町、イギリス南東部エセックス州のコルチェスターを訪れて誰かにザ・プレイハウスの場所を尋ねれば、ほとんどの人は答えられないだろう。大きくて目立って有名なパブなだけに、おかしな話だ。でもそのうち誰かが「ああ、もしかして『ウェザースプーンズ』のこと?」と言って案内してくれると思う。 ザ・プレイハウスはイギリスに何百と店舗のあるウェザ

    パブから見えるブレグジットの真実
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    REV 2016/06/28
    「彼らは時には休暇でヨーロッパに旅行するかもしれないが、南仏よりスペインの安いリゾート地を選ぶ。」 休暇があるんだ…
  • 中古ショップで見える「貧困」の真実

    時々僕は、自分が周りの人々とは違った経済的「空間」に暮らしているのだと思い知らされる。 他人と比べてすごくリッチだとか貧しいとかいうことではない。むしろ言いたいのは、僕が基的には「ミコーバー派」だということ。ミコーバーはチャールズ・ディケンズの小説『デイヴィッド・コパフィールド』の登場人物で、幸福とは収入より支出を小さくすることであり、不幸とはその反対だ、と明確に説いている。 先日僕は、中古DVDショップ(と僕は呼んでいる)を見て回っていて、「反ミコーバー派」はいかにして振る舞うのか、というのを目の当たりにした。 多くの人々にとって、この手の店は現代の質屋のようなものだ。彼らはカネに代えられそうなものを持ち込む。見終わったDVDに限らずテレビゲーム機やiPadや日曜大工道具だってそうだ。 【参考記事】栄華を誇った英スーパーの衰退 1軒目の店で僕の近くに立っていた女性は不安げな様子でスマ

    中古ショップで見える「貧困」の真実
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    REV 2016/02/05
    「回数券、それどころか定期を買えば安いのに、その都度切符を買うなんて」UK
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