「提督。辻政信参謀が鎮守府に着任しました。これより艦隊の指揮を執ります。」 「執るのか……。」 「指揮は執れるんでしょうかね。参謀ですし。だって陸軍でしょ。」 「いや、でも、あの人のことだからなあ。ちょっと司令部に問い合わせてみる。DMMさん。ちょっと聞きたいことが。え?回線のことじゃなくて辻参謀がですね」 「ここか?提督殿の部屋は。なんだ貴様は?艦娘?姑娘だろ貴様は。入るぞ。提督殿、ただいま辻着任致しました。早速ですが作戦の立案があります。」 「辻参謀。ちょっと落ち着かれては?」 「落ち着いている場合ですか提督殿。こうしている間にもガ島ではわが軍が。それになんだ!この娘は!」 「ひ、秘書艦です。」 「提督殿。神聖なる鎮守府で女を囲っておられるとは!不謹慎極まりないですぞ。」 「いや、これは艦娘といって海軍の兵器でして」 「海軍はそのような名目で女を囲っているのか!民の血税を何と思っている