防衛省沖縄防衛局が沖縄県に提出した米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設先の環境影響評価(アセスメント)の評価書について、一部資料が欠けていることが5日、県側の指摘で分かった。防衛省は早急に追加提出するとしている。 県は、資料の不備が分かった5日から追加提出されるまでの日数を、意見書提出期間である90日(県条例分は45日)に含まないよう主張しており、防衛、環境両省間で対応を検討している。 欠けていたのは、アセス手続きの初期段階である「方法書」に対する住民意見の概要など。評価書の前段階である「準備書」には添付されていたが、今回の評価書にはなかったという。 [時事通信社]