朝日新聞「ことばの広場」4/8より要約。 「入籍」という言葉はどう使うか? ただの結婚を入籍というのは女性差別的、といわれたりする。 そもそも法律上は、厳密にいえば入籍とは、すでにある戸籍に別の人が入ること(出生届など)。ふつうの結婚(初婚同士)なら2人だけの戸籍が新たに作られるので「入籍」ではないのです。 まあ、法律上の定義と一般的な言葉の意味が違うのは珍しい例ではないので、それ自体は問題がないと思われる。しかし、そもそも法律上の意味との厳密な差は置くとしても 「結婚はしたけど、入籍はまだです」 「入籍したけど、結婚はまだです」 の場合、どんなシチュエーションを思い浮かべますか。 この場合、自分の連想としては、いわゆる結婚式や披露宴をやったけど、入籍届(ではなく婚姻届。コメント欄参照)を役所に出していないと「結婚はしたけど、入籍はまだ」 その逆が「入籍はしたけど、結婚はまだ」 というイメ