スマートフォンと民間企業のポイントを活用して、健康のためのウオーキングや高齢者の付き添いを促すなど、住民の力で地域の課題を解決しようという取り組みの検討が始まりました。 こうしたなか、奈良市や大阪府東大阪市など全国の5つの市と町が発足させた協議会は、スマートフォンと国内最大の民間のポイントサービス「Tポイント」を活用した取り組みの検討を始めることになりました。 協議会は、Tポイントの運営会社の親会社「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」のグループ会社と連携して具体化を進めることにしていて、富山県南砺市はスマートフォンの歩数計を使って住民のウオーキングの成果を確認し、歩数に応じてポイントを与えることで医療費の削減を目指すことを検討しています。 このほか、スマートフォンのGPS機能を使った一人暮らしのお年寄りの見守りサービスなども検討していて、協議会などでは今後、ほかの自治体にも参加を呼びかけ