12月10日、イングランド銀行(英中央銀行)は市場の予想通り政策金利を過去最低の0.50%に据え置くことを決定した。資産買い入れ枠も3750億ポンドに据え置いた。写真は2011年2月、ロンドンの英中銀(2015年 ロイター/Chris Helgren) [ロンドン 10日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は10日、市場の予想通り政策金利を過去最低の0.50%に据え置くことを決定した。資産買い入れ枠も3750億ポンドに据え置いた。 同時に公表された金融政策委員会の議事要旨では、政策委員が原油価格の下落、および国内の賃金の伸びの低迷に注目していることが判明。各国中銀の考え方の間に「機械的な関連性」はないともしており、米連邦準備理事会(FRB)が来週にも利上げに踏み切るとの観測が高まるなか、英中銀は利上げを急いでいないことが示された。