インドネシアの首都、ジャカルタで起きたテロ事件で、警察は事件で死亡した実行犯の自宅から過激派組織IS=イスラミックステートの旗を押収したほか、ISの戦闘員としてシリアで活動するインドネシア人の男がテロを計画したとの見方を明らかにし、事件の背景などについて捜査を進めています。 事件について、ISのインドネシア支部を名乗る組織が犯行を認める声明を出しているほか、警察がテロ事件で死亡した実行犯の1人の自宅を捜索したところ、ISの旗が押収されたということです。 また、警察の幹部は、シリアでISの戦闘員として活動するインドネシア人の男が今回のテロを計画したとの見方を示しました。 地元メディアによりますと、男は武器や弾薬を不法に所持していたとして逮捕され服役したあと、おととしISに参加するためシリアに渡り、インドネシア国内のIS支持者に資金提供などを行っていたということです。 インドネシアなど東南アジ