豊洲市場(東京都江東区)で土壌汚染対策の盛り土をしていなかった問題で、東京都は豊洲市場の安全性を2つの組織で検証する。二重のチェックは慎重に検討するためで時間を要することは必至だ。老朽化が深刻な築地市場(中央区)の移転は見通せなくなってきた。小池百合子知事特命の市場問題プロジェクトチーム(PT)は、知事が8月、移転延期を表明したことを受けて発足が決定した。延期の最大の理由を安全性の検証の不十分
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少女はカメラ目線でニコニコ笑っている。露出度の高い水着に着替えると、不自然に股間を開く。カメラはその股間をズームアップする。改正児童買春・児童ポルノ禁止法が施行されてから1年2か月。目をそむけたくなる現実があった──。 「街を歩くと、児童ポルノに見えるものが公然と売られていて、本当に児童がこんなことをやらされているのかと心が痛む。しかし、年齢確認はできない。法律が絵に描いた餅になっている。私たちは子どもを守れているのか」 と伊藤和子弁護士は深刻な表情で話した。 児童ポルノと疑わしいDVDや動画が販売店やインターネット上で売られているとして、国際人権NGO『ヒューマンライツ・ナウ』(本部・東京、以下HRNと記す)は5日、都内で記者会見し、約1年にわたる実態調査の結果を報告した。取り締まりを強化し、出演者の年齢を確認する仕組みづくりが必要と訴えた。 冒頭の伊藤弁護士は同団体の事務局長。会
『天地明察』や『マルドゥック・スクランブル』で知られる作家、冲方丁(うぶかた・とう)さんがこのほど、自身の留置場生活について書いた手記『冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場』(以下『こち留』、集英社インターナショナル)を出版した。 冲方さんは昨年8月、東京都内のマンションで、妻を殴ってケガをさせたとして、傷害容疑で逮捕された。人気作家による「DV事件」として、当時大きくメディアで報じられたが、冲方さんは一貫して「身に覚えがない」と主張。9日間の勾留を経て釈放され、同年10月に不起訴処分となった。 『こち留』では、勾留中のことをユーモアと皮肉を交えながら、こと細かく描いている。さながら人気作家による「留置場マニュアル」ともいえる本の中で、冲方さんは、留置場の実態や警察の取り調べを「笑うべきもの」とつづっている。留置場でどんなことを考えたのか、冲方さんに聞いた。 ●「長年の慣習にしたが
17日午後、横浜市のショッピングセンターで高校2年の男子生徒が3階から転落して死亡し、警察が当時の状況を調べています。 警察によりますと、男子生徒は転落する前、3階の店舗で不審な動きをしていたとして、店員に声をかけられましたが、走り去ったため、警備員などに追いかけられ、その後、外側の通路に出て高さ1メートル余りの柵を自分で乗り越えて転落したということです。 男子生徒が転落した際、近くには買い物客などがいましたが、けがをした人はいませんでした。警察は店の関係者から話を聞くなどして当時の状況を詳しく調べています。
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EU=ヨーロッパ連合は、離脱を決めたイギリスを除く加盟国による初めての首脳会議を開き、信頼の回復に向けた課題について協議しましたが、一部の国からは難民の受け入れをめぐり強い反発が上がっていて、EUの結束が試されています。 会議では、イギリスとの離脱交渉について早期の交渉開始を求めていくとともに、域内からの移民の流入を抑えながらも、単一市場へのアクセスは確保したいというイギリスの主張は認められないという立場を確認しました。一方で、EUの信頼回復に向けた課題についても協議され、域外との国境の監視を強めて難民や移民の流入を抑えることや、テロ対策の強化、それに、雇用の促進など、世論の関心が高い分野で具体的な政策を推し進めていくことで一致しました。 トゥスク大統領は会議後の記者会見で、「われわれは過去の過ちを正し、EU27か国で前進していく」と述べ、各国の連携を強調しました。しかし、ハンガリーなど東
日本の公立中学校では、制服代が一式5万円を超える学校が珍しくない。日本と同様に制服が定着しているものの、制服代の相場が日本よりずっと安いとされる英国を訪ねた。 ロンドンの老舗デパート「ジョン・ルイス」では7月下旬、9月の年度替わりを前に、制服や学用品のセールが本格化していた。 1階のショーウィンドーには「Back To School(新学期)」と書かれたポスターが貼られ、制服のマネキンが置かれていた。子供服売り場の半分近くが小中学生向けの制服関連の衣料で占められていた。 男子の制服は上はブレザーとシャツ、下はズボンが基本形。ブレザーは紺、シャツは水色や白が多い。女子向けには無地のグレーや紺色を基本としたプリーツスカートやワンピースなどが並ぶ。学校ごとに制服のデザインが指定されている様子はない。 在英約20年で、子ども2人を現地の公立校に通わせたケリー満希子さん(53)は「公立校も制服規定は
JR千葉支社の50代の男性運転士が今月12日、乗務する総武本線電車が駅に停車した際、線路に放尿していたことが16日、同支社への取材で分かった。男性運転士は「トイレを我慢できなかった」と説明。同支社は「モラルに欠く内容で、お客さまに深くおわびする」としている。 同支社によると、男性運転士は12日午後5時15分ごろ、運転を担当していた同線銚子発千葉行き上り電車(4両編成)の佐倉駅での停車時間中、ホームと反対側の運転席のドアを開け、ズボンのチャックを下ろして線路に向け放尿。その後、通常通り運転を継続した。 線路側にホームはなく、乗客の目に触れることはなかったが、同駅の外にいた目撃者が同支社に連絡して発覚。翌13日に聞き取り調査を実施したところ、事実と認め「過去にも数回やった」と明かしたという。同支社は14日から男性運転士を乗務から外した。 同支社では、乗務中にトイレのトラブルが発生した場合
東京都の築地市場(中央区)が移転を予定する豊洲市場(江東区)の「盛り土」をめぐる問題で、都の「専門家会議」の委員らが17日に会見し、「前提条件が変わった。現状を見て再評価する」と述べた。2008年に土壌汚染対策として「盛り土」を提言した当時のメンバーで、当時の想定と異なる地下空間の安全性を検証する。 08年当時の座長だった平田健正(たてまさ)・放送大学和歌山学習センター所長らが会見した。「(今から)盛り土をするのは難しい。盛り土がない中でどうするのかを議論する」などと話し、必要な改善策も検討する考えを示した。結論を出す時期については、「いつまでというのは、予想がつかない」と述べるにとどめた。 会議は平田氏のほかに、いずれも当時の委員だった駒井武・東北大院教授と内山巌雄・京都大名誉教授も参加する。当時、環境基準を大きく上回る有害物質が検出されたため、「敷地全体で汚染の可能性がある土を入れ替え
茨城県筑西市井上の関東鉄道常総線の踏切で、12日に男子児童(9)が列車にひかれて死亡した。 2006年以降、関鉄の踏切で発生した11件の死亡事故のうち、8件が遮断機も警報機もない第4種踏切での事故だった。関鉄では第4種を順次廃止しているが、沿線住民からは存続を求める声も根強い。16日には筑西署に関鉄や小中学校の担当者らが集まり、再発防止に向けて意見を交わした。 事故は12日午後5時20分頃に発生。常総線黒子―大田郷駅間の踏切で、自転車で横断していた男子児童が列車にはねられ、亡くなった。 関鉄によると、常総線と竜ヶ崎線を合わせた踏切計207か所中53か所が第4種。06年3月には73か所あり、順次廃止を進めながら、黒と黄のしま模様が特徴的な「警標」と呼ばれるポールを踏切近くに増設し、列車が踏切に近づいた時に警笛を鳴らすなどしている。 ただ、第1種に切り替える場合、遮断機や警報機の設置には1か所
海外からの輸入米に関し国の管理で行われている売買入札で、輸入業者が実際より価格を高く見せかけて入札に参加する不透明な取引があったことが分かり、山本有二農林水産相は16日の閣議後の記者会見で、実態を調査する考えを明らかにした。 山本氏は「法律上、外形的な問題はないが、適正な運営が図られていなかったとすれば問題であり、精査したい」と述べた。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)で米国とオーストラリア産の輸入枠を拡大することが決まっている。 問題があったのは、国内農家が打撃を受けないよう海外からの安いコメを国の管理下で輸入する「売買同時入札」(SBS)で、平成25年10月に総合商社の兼松と卸売業者が組んで約300トン分を落札した取引。「兼松が輸入米を1キロ約145円で国に売り、国は売買差益を上乗せした約194円で卸売業者に売る」との条件で入札に参加したが、兼松は約40円の調整金(リベート)を卸売業
豊洲市場の土壌の汚染対策をめぐる問題で、共産党都議団は、盛り土が行われていなかった市場の建物の地下にたまった水について、民間の調査機関に依頼した分析結果を発表しました。ベンゼンやシアン、六価クロムは検出されませんでしたが、環境基準を下回る微量のヒ素が含まれていることが判明したということです。 共産党都議団は14日、およそ2リットルの水を採取して民間の検査機関に分析を依頼し、16日夜、その結果を発表しました。それによりますと、ベンゼンやシアン、六価クロムは検出されませんでしたが、環境基準を下回って、基準の4割にあたる微量のヒ素が含まれていることが判明したということです。共産党は「ヒ素は雨水には含まれていないので、たまっている水は、地下から上がってきたことを示す」と説明しています。そのうえで、今後も地下の空洞の全域で、継続的な調査が必要だとしています。 地下にたまった水について、小池知事は「雨
「運動会、何か(種目)出るの?」と聞くと「おやつが出るよ」。「よく目を動かして周りの友達をみてごらん」と言うと目玉だけきょろきょろ動かす――。思わず笑って済ませてしまいがちな幼児の勘違い。でも、そもそも大人の話し方がわかりにくいから起きるのではないかと、こうした出来事を27年記録し続けている幼稚園があります。命を左右しかねない災害時の対応にも生かそうとしています。 京都府宇治市の広野幼稚園は保育所を含めて約500人の子どもが通う。1989年から、教諭ら職員が意外に感じた子どもの言葉や行動を記録している。エクセルファイルに保存された記録は約5500件。大人の話し方が不十分だったと判断したら、「目的語、修飾語の欠落」といった注意点も記入する。教諭は避難訓練や遠足といった行事の前に、今まで記録した出来事を用語で検索して印刷するなどして、読み返す。 発案したのは吉村裕園長(81…
初期の前立腺がんと診断され、その後、手術などを受けた人たちの10年後の生存率は、積極的な治療を控えた人たちとほぼ差がなかったことが、イギリスの研究グループの長期にわたる追跡調査でわかり、グループは、治療に伴う副作用や転移のリスクなどを考慮したうえで、治療するかしないか考えるべきだとしています。 イギリスのオックスフォード大学などの研究グループは、1999年から10年間に初期の前立腺がんと診断された50代から60代の男性1600人余りを3つのグループに分け、手術を受けた場合と放射線治療を受けた場合、それに、積極的な治療を控えた場合とで経過の違いを追跡調査しました。 その結果、3つのグループの10年後の生存率はいずれも99%前後とほぼ差がありませんでした。 研究グループは、初期の前立腺がんで手術や治療を受けると、がんの転移や病気の進行は抑えられる一方、一定の割合で排尿や性的機能などの障害が出る
東京都の築地市場(中央区)からの移転が延期された豊洲市場(江東区)の主要建物下に土壌汚染対策の盛り土がされていなかった問題で、都が2009年7月~10年7月の間に盛り土をしないと決定したとみられることが、都幹部らの証言で分かった。外部有識者の「専門家会議」が盛り土を提言した1~2年後には都が方針変更していたことになる。都は当時の担当者らから詳しい経緯を聴取し、どのような判断があったのか調査する。 【「築地魂」と書かれたシールが…】報道公開された青果棟 土壌汚染対策を検討した専門家会議は08年7月、都に「高さ4.5メートルの盛り土」を提言し、都は提言に従った計画を進めた。 これに先立つ08年5月、当時の石原慎太郎知事が定例記者会見で地下にコンクリートの箱を埋める案に言及した。当時、都中央卸売市場長だった比留間英人氏は毎日新聞の取材に「石原知事から検討を指示されたが09年1月に(工法を検討
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