タックスヘイブン移住と国税批判がアダになった。東京地検特捜部は4日、法人税など約1億8000万円を脱税したとして、法人税法違反などの罪で健康食品販売会社「メディアハーツ」社長で“青汁王子”こと三崎優太容疑者(29)と、法人としての同社を起訴した。 起訴状によると、2015年9月期と17年9月期の計2年間、法人税約1億4000万円と消費税約4000万円を免れたとしている。特捜部の調べでは、脱税したカネの一部は北海道の家族への送金や、仮想通貨への投資に充てていたという。 三崎被告は逮捕前「広告宣伝費を計上しただけ」と容疑を否認していたが、逮捕後は容疑を認め「税金を払いたくなかった」と供述。起訴されたことで今後の公判に向け「法的、社会的責任を取りたい」と罪を認める意向だという。 主力商品「すっきりフルーツ青汁」で、売上高122億円(17年9月期)、自身の月収1億円を公言していた三崎被告。その容姿