日産自動車の元会長のカルロス・ゴーン被告が中東のレバノンにひそかに出国した問題。防犯カメラの映像をたどっていく「リレー方式」と呼ばれる捜査で、ゴーン元会長が日本を出国するまでの詳細な足取りが分かってきました。関係者によりますと元会長は先月29日に住居を出たあと、都内で協力者のアメリカ人とみられる男性2人と合流して新幹線で大阪に移動し、大きな箱の中に隠れて関西空港からプライベートジェットで出国したとみられるということで検察などはさらに詳しい経緯の解明を進めています。 海外への渡航が禁じられていた日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告(65)は先月30日、中東のレバノンに入国しました。 東京地方検察庁や警察は不正な手段で出国したとして出入国管理法違反の疑いで捜査していますが、防犯カメラの映像をたどっていく「リレー方式」と呼ばれる捜査でゴーン元会長が日本を出国するまでの詳細な足取りが分かってき