厚生労働省の保身アナウンスのせいで、昨日だけで、ワクチンが入手しづらくなったというメールが北海道と九州を含む19人のドクターからきています。 問題は実際の不足だけでなく、こうした混乱や困惑、不信にまで広がるということです。 不活化ポリオワクチンのときは、その代替選択肢があるのに、国の(ワクチンメーカーの)都合で、生ワクチンのリスクを赤ちゃんや保護者にとらせようという態度に激怒して(あきれて、あきらめて)、開業医さんが未承認ワクチンのリスクをしょいこんでのりきりました。 神奈川県知事のようにリーダーシップをはっきして、より多くの人を救った人もいました。 でも、当時、国内にはポリオは流行していませんでした。 中国での症例報告で、風向きは少し変わりましたが、「風が吹いている」と思うほどに、メディアを通じて紹介された、装具をつけたり車いすにのったポリオの患者さんの姿に多くの人が心を痛めました。 今