長崎県佐世保市の県立高1年の女子生徒(15)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された少女(16)が、事件の数日前、父親の再婚相手である新しい母親に「人を殺して体の中を見てみたい」などと話していたことがわかった。 関係者によると、女子生徒が殺害された7月26日の数日前、少女は母親と会った際、殺人や解剖に興味を持っていることを伝えたという。母親からこの話の内容を聞いた父親は、25日午後6時半頃、児童相談所の機能を持つ県佐世保こども・女性・障害者支援センター(佐世保市)に相談しようと電話をかけた。しかし、宿直担当者から職員がすでに退庁していることを告げられ、「月曜日にかけ直します」と電話を切った。父親は名前を名乗らず、相談内容も告げなかった。