「互いに察し合って心を通わせる」が増加…KY恐れる現代人? (1/2ページ) 2009.9.4 18:22 人に対して言葉で考えを伝えるより、互いに察し合って心を通わせる方を重視する傾向が強まっていることが、4日に発表された「国語に関する世論調査」で明らかになった。文化庁は背景として「KY(空気読めない)」が流行語になったことを指摘。「日本語は大切」「控えめで謙遜(けんそん)な言葉は美しい」とする割合も増加しており、「言葉の文脈などから相手の気持ちを察しようという意識が強くなっているのでは」とみる。「KY」と呼ばれたくない現代人の意識もありそうだ。 ■アナウンサー凋落? 人との付き合いで、「互いの考えをできるだけ言葉で伝え合う」を重視しているのは38・3%で、平成11年度調査の50・7%から12・4ポイントもダウンした。対照的に「考えていることを全部言わなくても、互いに察し合って心を通わ