容易ではないが…ミサイル落下物回収、政府が検討へ 随分以前のことだけれど、別役実の『新・商売往来』という新書を読んだ。ふつうの商売ではなく、世間からすると選択する人は少なく特殊だという意味での、いろいろな商売が紹介されていて、興味深かった。 そのなかに地見師というのがあった。文字をみて推測はつくだろう。いつも下、つまり地面を向いて歩き回り、ものやお金を拾って暮らすプロという意味だ。 このニュースを知ってはじめに思ったのは、この地見師。計画によれば、むちろん地面ではなく、海の中を探索する。 北朝鮮というよりも、むしろこの日本国の政府が社会を攪乱したというのが率直な感想。通告初日の誤報がそもそもそれを象徴している。どうも、政府のいう「誤探知」は政府の報告した一件だけではないようでもあり、そのほか様々な問題が露呈しているようだ。危機管理もあったものではないという感じか。 記事が伝えるのは、それに