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医師転職と産業医に関するRequiem3のブックマーク (65)

  • 「産業医になりたいと思ってて」と言うと現れる、引き止める人やバカにしてくる人の存在について

    最近、医師専用の掲示板などを見ておりますと、「産業医になろうと思っているんですが…」「産業医ってどうです?」というスレッドが増えてきているように思います。 その背景として、コロナ禍で臨床に疲れてしまっていたり、あるいは病院の経営難などに嫌気が差して「臨床を離れよう」という方が以前に比べて多くなってきているのかな、と予想されます。 では、その「産業医になろうと思っているんですが」というスレッドに集まるコメントと言えば、「産業医になるのはおやめなさい」と引き止める人、あるいは「産業医になんかなるの?(笑)」とバカにするようなコメントです。

    「産業医になりたいと思ってて」と言うと現れる、引き止める人やバカにしてくる人の存在について
  • 産業医として「昇給がない」企業に勤務する意外なメリットとは

    産業医の世界というのは、やはり臨床医の先生方には「どんなところなの?」と疑問に思われるようです。実際、私も産業医になりたての頃は分からないことだらけだったように思います。 今回、「産業医に昇進・昇給はあるのか?」と質問されたため、実際どのよ... に書きましたが、 ・昇給がない企業→入職した時の年俸が毎年支払われる。 ・昇給がある企業→毎年「働きぶり」を企業側が評価する。社員同様、目標を毎年設定し、上司によって業績が評価される。 といった違いがあります。 昇給の有無だけで言うと、「それは昇給ないより、あった方がいいだろ」と思われるかもしれませんが、実際はそうとも言い切れません。というのも、昇給がある企業に関して言えば、それだけ産業医の業務・業績に対して厳しい目を向けられるということになるわけです。 昇給のためには「自分はこれだけの仕事を今年はしてきましたよ」とアピールすることも必要となり、

    産業医として「昇給がない」企業に勤務する意外なメリットとは
  • 常勤産業医が「嘱託契約を更新しない=クビ」にされる3つの原因

    常勤産業医と言いますと、臨床医と同様の正規雇用、つまりは簡単にはクビを切れないと思われていらっしゃる方も多いですが、実際のところほとんどの常勤産業医が嘱託契約、つまりは1年ごとの契約更新制となっています。 そのため、「来期は契約更新しません。今までお世話になりました」と言い渡されて、実質クビにされることもありえます。 そこで今回は、「なぜ嘱託契約を更新しない=クビ」にされるか、考えられる原因について書いてみたいと思います。 人事労務担当・保健師とのコミュニケーション不足 企業側の特に人事労務担当者、あるいは保健師たちとコミュニケーションをしっかりととっておりませんと、「あの先生は当に仕事してるの?」あるいは「何を考えているかよく分からない」といったことを言われてしまい、仕事を頼むにも頼みづらいと思われてしまう可能性があります。 特に社員さんの面談を人事経由で依頼されたような後、しっかりと

    常勤産業医が「嘱託契約を更新しない=クビ」にされる3つの原因
  • 産業医として思う「管理職になれない」医師のメリットとデメリットとは

    民間病院の医長・部長/科長といった役職がついた医師を「管理職」とすると、私が臨床医を続けていたとしますと、恐らくそうした管理職にはなれなかったのではないかな、と思います。 きっと病院を転々とした末、さらには確実に「もう常勤の医師はいいや」となって、ドロッポ医生活を送っていたんじゃないかな、と思います。となりますと、役職がつくはずもなく、「管理職になれない医師」人生を送っていたのではないでしょうか。 では、そうした管理職ではない医師を続けた場合、どのようなメリットとデメリットがあるのか、その点について今回は書いてみたいと思います。 メリット1:「医業」以外の煩わしい業務を担わずに済む 管理職となると、マネジメント業務もあれば、病院の会議への出席をせざるを得ないでしょう。他にもリクルートメント、採用、果ては部下たちのトラブルの尻ぬぐいまでさせられる可能性があります。 いわゆる「医業」以外の業務

    産業医として思う「管理職になれない」医師のメリットとデメリットとは
  • 「産業医を続ける」ならば労働衛生コンサルタント資格を取得しておいた方がいいと思う3つの理由

    毎年この時期になりますと、労働衛生コンサルタントの口述試験が実施されています。受験予定のある方は、勉強も大詰めの時期なのではないでしょうか。 産業医になりますと、この「労働衛生コンサルタント」の資格のことをよく耳にするわけですが、そもそも取得することでのメリットとはなんでしょうか?資格を取得しようかどうしようか考え中という方のために今回は、「労働衛生コンサルタント資格を取得しておいた方がいいと思う3つの理由」について書いてみたいと思います。

    「産業医を続ける」ならば労働衛生コンサルタント資格を取得しておいた方がいいと思う3つの理由
  • 「専攻医を辞めようか、どうしようか…」と悩んでいる時に認定産業医の資格を取得しておくことのススメ

    私が後期研修医を「辞めようか、どうしようか…」と思っていた時、当然のことながらとても悩みました。当然ながら将来を左右する選択ですので、「どうしたものか」と逡巡し続けていました。 しかしながら、「悩んでいる」状態というのはグルグルと回り続けているようなものですので、決して先には進んではいない状態です。また、「Aにするか、Bにするか」と決める上では、「判断する上で必要な情報」が必要になるわけですが、それも揃っていない状態ではないでしょうか。 悩み続けているよりは、勤務を続けた状態で「一歩、歩き出してから考える」ことも必要なのではないかと思っています。私の場合、後期研修医を辞める間際、「産業医になろうかな」と思っていたため、夏季休暇を利用して自治医科大学の認定産業医の資格を得るための講習会に参加しました。 私が「産業医になろう」と思い始めた頃、今ほどネット情報もなく、周りに産業医の先生がいたわけ

    「専攻医を辞めようか、どうしようか…」と悩んでいる時に認定産業医の資格を取得しておくことのススメ
  • 「なぜ産業医になりたいのですか?」という志望理由・志望動機を説明する上で踏まえるべき3つのポイント

    「なぜ産業医になりたいと思うんですか?」という質問は、やはり多くの企業の採用面接で聞かれます。 面接では、やはり仕事への熱意であったり、真面目で仕事へ真摯に向き合う人柄なのかどうか、といったところを採用側は見たいと思っているはずですので、この志望理由・動機の部分はとても大事な質問だと思います。 そこで今回は、「なぜ産業医になりたいのですか?」という志望理由・志望動機を説明する上で踏まえるべき3つのポイントについて書いてみたいと思います。 「なぜ臨床医ではなく、産業医なのか」を説明できているか いきなり大学を卒業して産業医になるという方はやはりごく少数であり、基的には臨床医を経験してから産業医に、という道筋を辿るわけです。 さらに言えば、大半が臨床医である中、産業医になるドクターは少なく、採用する企業側としても「なぜわざわざ産業医に?」と思っているはずであり、そこの部分を説明する必要がある

    「なぜ産業医になりたいのですか?」という志望理由・志望動機を説明する上で踏まえるべき3つのポイント
  • 「医者を辞めたい、やりがいがない」と思った時に考えるべき3つのポイント

    私は初期研修医の頃から「辞めたい…」と毎日のように思っていました。後期研修医になったらその状況も変わるかな、と思っていましたが、変わらずに結局はドロップアウトする結果となりました。 医師という仕事をしていて、少なからず患者さんやご家族に感謝されることもあり、やりがいを感じていなかったと言えば嘘になると思いますが、臨床医を続けるほどの理由にはなりえなかったようです。 ですが、その当時のことを産業医になった今振り返りますと、「もう少し思慮深く考えておけばよかったかな」と思うこともあります。そこで今回は、「医者を辞めたい、やりがいがない」と思った時に考えるべき3つのポイントについて書いてみたいと思います。 「辞めたい」理由を分析してみる 私が好きな言葉の一つに、デカルトの「困難は分割せよ」があります。物事は分割して考えてみると、打開の糸口が見えてくるのではないでしょうか。 私が臨床医を辞めたいと

    「医者を辞めたい、やりがいがない」と思った時に考えるべき3つのポイント
  • 専攻医をドロップアウトして「産業医になるべき人、なるべきではない人」の3つの違い

    私もまさに、後期研修医(以前は専攻医をこう呼んでいました)をドロップアウトして産業医になりました。そこから約10年、産業医を続けているということから、私自身は「産業医になってよかったなぁ」と思っています。 一方で、たとえ産業医になったとしても、臨床医に戻るというドクターも少なからずいます。そこはまさに適性ということになってくるとは思いますが、「産業医になるべき人、なるべきではない人」という違いはあると思っています。 「臨床医」であることに強いこだわりがある人 私は学生時代から、「医師になる」ことに強いこだわりがあったわけではありませんでした。よくある、周りに「医者になったらどう?」と勧められたからなったという口であり、だからこそ後期研修医をドロップアウトしてしまったとも言えるかもしれません。 ですので、「仕事があればいい」ということで、臨床医であることに強いこだわりがなかったことは、産業医

    専攻医をドロップアウトして「産業医になるべき人、なるべきではない人」の3つの違い
  • コロナ禍限定?「在宅勤務が可能」な産業医求人が増えてきつつあります

    コロナ禍でオンライン診療の求人が増え、非常勤バイトでも「自宅で勤務可能」というものもあります。一方、産業医の求人でも「在宅勤務可能」というものもちらほら見かけています。 基的にはオンラインで社員との面談や安全衛生委員会出席を行ったり、あとは電子カルテのようなシステムで健診結果の判定業務を行うようです。 ただ、完全に在宅勤務というわけではなく、「週に1日は出勤」が必要であったりします。この日に職場巡視は行うのですかね。中にはもっと出勤回数が少なく、「月1日だけで結構」というところもあります。 報酬に関しては、「在宅勤務だからほかより少ない」ということはなく、一般的な産業医の年収の水準である印象でした。企業的にも、交通費を支払わなくて済むというメリットはあるのかもしれませんね。 なお、基的には、こうした「在宅勤務可」の産業医求人を出している企業は、複数人の産業医がいる大企業であり、まだ大手

    コロナ禍限定?「在宅勤務が可能」な産業医求人が増えてきつつあります
  • 専攻医から「未経験の常勤産業医への転職」を効率よく成功させるための5つのポイント

    私は後期研修で勤務していた病院を退職し、「産業医になろう」と思ったわけですが、なかなか上手く行きませんでした。その当時、周囲に産業医になった先輩もいなければ、ネット上にも有益な情報も皆無でした。 闇雲に転職活動を始めてたので、結果なかなか上手く行きませんでした。そのため、「もういいや。ドロッポ医として生きていくか…」と諦めてしまいました。 ですが、そこからリクルートドクターズキャリア[PR]の転職エージェントからの電話を受け、相談させてもらったところ事態は好転していきました。

    専攻医から「未経験の常勤産業医への転職」を効率よく成功させるための5つのポイント
  • 「専攻医をドロップアウトして辞めた」後のキャリアとして「産業医になる」ことを選ぶ5つのメリット

    新専門医制度が2018年より開始となり、「大学医局に在籍している方が有利」「資格取得の要件が難化・厳格化」しました。結果として、「ハイポな市中病院で後期研修をして、なんとなく専門医資格を取得する」ことが難しくなり、「はっきりと目的意識を持って、激務にも耐えられる医師」が専門医資格を取得する医師像となりつつあると思われます。

    「専攻医をドロップアウトして辞めた」後のキャリアとして「産業医になる」ことを選ぶ5つのメリット
  • 「転職を繰り返しやすい医師」の3つの特徴と対策とは

    医局による異動は除いて、勤務医で転職経験のある方は、どれぐらいの割合だと思いますか?実は約半数の勤務医が転職を経験しているそうです。また、2回以上の転職を経験しているのは11%、3回以上は6%となっているとのことです。

    「転職を繰り返しやすい医師」の3つの特徴と対策とは
  • 専攻医/後期研修医を辞めて「30代で常勤産業医」になったら年収はいくら?

    私が専攻医を辞めて産業医になったのは、30歳になって間もなくです。初めて常勤産業医になった会社は、1日8時間勤務、週4日勤務で年収1千万円でした。これは「臨床医時代と据え置きの年収にして欲しい」と希望した交渉の結果でした。 これに、週1回の非常勤外来のバイトをしていたので、月のバイト代35万円が加わり、年収はトータルで1420万円ほどになります。 独立行政法人労働政策研究・研修機構による「勤務医の就労実態と意識に関する調査」によりますと、常勤医師のバイト込みの平均年収は1461万円とのことですので、ほぼ常勤勤務医と同じぐらいは稼げていたと思います。 ちなみに、30代の常勤勤務医の平均年収は967万円ですので、同じ30代の医師と比べても、年収面では劣っていなかったと思います。

    専攻医/後期研修医を辞めて「30代で常勤産業医」になったら年収はいくら?
  • 産業医と「社内診療所」の兼務をする求人のメリット・デメリット【産業医転職】

    産業医の求人で、「社内診療所」の兼務をするパターンのものが存在します。産業医として勤務する傍ら、勤務中の何コマか、診療所でのドクターとして勤務するという勤務形態です。 産業医のみの業務を依頼される求人もあれば、こうした「社内診療所」兼務の求人もあります。こうした求人の違いとは何か、ということについて今回は書いてみたいと思います。 産業医+診療所兼務のメリット まずメリットですが、企業側の評価として「産業医だけ」に偏らず、診療所としての働きも加味されるので、契約解除になりにくいというメリットがあると思われます。また、診療所での勤務がありますと、その分、給与も産業医単体よりもアップされやすいです。 産業医としてあまり業務がない時(健診判定業務や、面談が少ない時期はどうしてもあります)にも、手持ち無沙汰とはならず、「とりあえず業務がある」という状態にできることも利点ではあると思われます。 また、

    産業医と「社内診療所」の兼務をする求人のメリット・デメリット【産業医転職】
  • 「産業医とは何か?」「産業医の業務・役割は何?」という質問に答えることができますか【産業医への転職希望者向け】

    「産業医とは何か?」「産業医の業務・役割は何?」という質問に答えることができますか【産業医への転職希望者向け】
  • 産業医になるための「乗り越えるべき3つの壁」とは【産業医転職】

    「産業医は楽(ラク)」という認識の臨床医の皆さんが結構おられますが(研修医を始めとして…「産業医は楽(ラク)」と考える研修医の認識が間違っている3つの理由)、産業医になるためには乗り越えるべき壁があります。 そのため、「たとえ楽な職場に転職することができるとしても、乗り越えなきゃいけない壁があるんですよ」ということはご認識いただければと思います。 さて、その「3つの壁」とは果たして何なのか、というのが今回の記事のテーマです。 産業医資格の取得 医師免許だけではなり得ないものが3つあります。それは、「母体保護法指定医」「精神保健指定医」、そして「産業医」です。認定産業医の資格(厳密に言えば、労働衛生コンサルタント試験を突破することでもなれます)がまずは必要になるわけですね。 認定産業医の資格は試験があるわけではないですから、ぶっちゃけ「講座を受けて、単位を集める」だけです。ただ、その単位数も

    産業医になるための「乗り越えるべき3つの壁」とは【産業医転職】
  • 産業医が次々に辞めていく「地雷企業」の特徴【医師転職】

    以前、私が勤務していた企業で産業医として働いていた方がつい最近、退職しました。私も3年ほど勤務していたことになりましたが、その産業医も3年で退職しています。 私の前任者も2~3年で退職しており、やはり「長く勤務できない企業」という印象です。実際、こうした企業にはいくつか特徴があり、今回はそのことについて書いてみたいと思います。 転職をお考えの産業医の方だけでなく、企業側も産業医が次々に辞めていきますと、再採用するにしてもコストがかかります。もしお悩みでしたら、ご参考にしていただければ幸いです。 報酬に対して産業医に求めるものが課題 反感を抱かれる覚悟で申し上げますが、企業側にとっては、「年収1千万円」はかなりの高額ですが、臨床医経験者からしますとさほど高額ではないというのが正直なところです。 実際、大企業の課長クラスでもそこまでもらってない方も多いですから、企業側にとっては「大金を払ってや

    産業医が次々に辞めていく「地雷企業」の特徴【医師転職】
  • 産業医が「契約更新なし」を言い渡されないための3箇条【産業医転職】

    産業医は常勤であっても、基は「1年更新」のところが多いです。1回目の更新は「もう一年おためし」として延長してもらいやすい一方、問題がある産業医ですと「2回目の更新はなしよ」と言い渡されることもあります。 特に、大企業で比較的入れ替わりの頻度が高いようなところですと、その分、企業側の目も厳しいため、「更新しようか、どうしようか」と判断されることも多いと思われます。 私も産業医として入職して2年目までは、契約更新がなされるかどうかということで、更新時期に「どうなんだろう?」と内心ドキドキしていました。 さて、今回はそんな契約更新の話題で、「もう、先生の契約更新はないよ」と言われないようにするための3箇条について書いてみたいと思います。 自分から積極的にコミュニケーションを ただでさえ一般社員と異なる立場ですので、人事労務担当者なども産業医には「壁」を感じてなかなか相談しづらいといったこともあ

    産業医が「契約更新なし」を言い渡されないための3箇条【産業医転職】
  • 産業医になるなら「高齢で臨床医として働くのがしんどくなってから」は妥当か?【産業医転職】

    私が臨床医から産業医に転職することになった時、「まだ若いんだから臨床医を続けていて、年をとってからでいいんじゃないの?」「今は臨床医として経験を積む時じゃないの?」といった話を何度かされました。 まだ後期研修医だった当時、「あ、産業医ってそういう位置づけのものなの?」と思ったのが記憶に残っています。恐らく、上記のようなアドバイスをする人々の心の内には、「まだ若いんだから臨床頑張って、楽な産業医に逃げるなよ」といったお気持ちが幾分かあったのかな、と推察されます。 ただ、このアドバイスが効果的に当てはまる人、当てはまらない人がいるかな、とは思います。臨床に後ろ髪を強く引かれているような方であれば、それはやはり「未練がなくなる、もしくはもう少し少なくなるまで臨床を」といったアドバイスは妥当だと思われます。 その一方で、私も当時からそうでしたが、「臨床医であることに強いこだわりはなく、医療に携われ

    産業医になるなら「高齢で臨床医として働くのがしんどくなってから」は妥当か?【産業医転職】