真面目系な私には、「あっくん」という男友達が居た。 高校生になりゲームセンターに行くと、あっくんの面影を感じる人がいた。 金髪でツンツン頭。耳にはピアス。 気の弱そうな人が謝罪しているのに対し、煽っているような感じだった。 「あっくん久しぶり!元気にしてた?」そう話しかけると、驚いてた。 気の弱そうな学生は逃げていき、私とあっくんのみになった。 何かを考え込むあっくんをよそに、車のゲームが近くにある事に気づいた。 「久々にさ、このゲームしない?」 「お、おう」 声変わりしたからだろうか、イケボと呼ばれる部類の声だった。 「声変わりしたんだね!イケメンボイスになってる」 そう笑う私に、ずっと視線をキョロキョロさせてた。 女の子と話すの久しぶりなんだな~と思いながら、マリ○カートを楽しんだ。 その後、ゾンビ倒す銃ゲームやら、ホッケーやら楽しんだ。 「はー、久々で楽しかったね!」 「そうだな。明
![夏休みの不良友達](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b1638cdb5807a4788e4ba3c1109a984166e095fc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2Fimages%2Fog-image-1500.gif)