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  • 傷の回復を電気刺激で25%速くする「スマート絆創膏」を開発! - ナゾロジー

    傷に電気を流すといいようです。 米国のスタンフォード大学(Stanford University)で行われた研究によって、傷口の状態をリアルタイムで監視して電気刺激することで、傷の治りを25%早くさせる、能動的治療が可能な絆創膏が開発されました。 傷口に適切な電気刺激を行うことが傷の治りを促進することは以前からよく知られており、獣医学の分野での実用化が進んでいました。 研究者たちは人間でも電気刺激法を普及させることができれば、多くの人々の回復を助けられる可能性があると述べています。 しかしそもそも、なぜ傷口に電気刺激を行うと、治りが促進されるのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年11月24日に『Nature Biotechnology』に掲載されました。 Wireless smart bandage promotes faster closure of wounds, enhances

    傷の回復を電気刺激で25%速くする「スマート絆創膏」を開発! - ナゾロジー
  • 「過去の自分」と対話できる!? 古い日記で言語学習したエモい対話型AI - ナゾロジー

    「過去の自分」と対話したいと思ったことはありますか? 悩んでいた昔の自分にアドバイスや励まし、慰めの言葉を送りたい、そんな想像をする人は意外と多いかもしれません。 もちろん、タイムマシンがなければそんなことは不可能ですが、現代の技術を駆使すればそれを疑似体験することは可能なようです。 アーティスト兼科学者のミシェル・ファン氏は、10代の頃の日記をAIに学習させて「過去の自分」を疑似的に作り出し、そのAIチャットボットと会話するという不思議な体験を公開しました。 彼女は過去の自分とチャットすることが「癒しに繋がった」と述べています。 Back to the future! Woman talks to her past self in ‘trippy’ conversation after training an AI chatbot on her childhood diaries htt

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  • 「ワームホール」と「量子テレポーテーション」が本質的に同等の現象と判明! - ナゾロジー

    同じ物体でも視点が違えば、全く異なる形にみえることがあります。 米国のハーバード大学で行われた研究によれば、これまで別物だと考えられていた「通過可能なワームホール」と「量子テレポーテーション」が、実は同じ現象に対して異なる解釈をしていたに過ぎないことが実験的に示されました。 現在物理学者たちの大きな悩みのタネの1つが、非常に小な世界を説明するための量子理論と、星が発する重力など非常に大きな世界を説明する一般相対性理論に、全く互換性がないということです。 しかし新たに行われた研究では量子プロセッサーに通過可能なワームホールの特性を疑似的に組み込むことで、量子力学と相対性理論の結び付けに成功します。 さらに「量子もつれ」の状態にある量子をワームホールの端と端に配置することで、量子の情報がワームホールの内部を一瞬で通過する「ワームホールを用いた量子テレポーテーション」つまり「ワームホールテレポー

    「ワームホール」と「量子テレポーテーション」が本質的に同等の現象と判明! - ナゾロジー
  • タバコの葉でコカイン生産に成功! 薬効に関わる遺伝子を別植物に組み込む技術 - ナゾロジー

    タバコからコカインが取れるようになりました。 中国の昆明植物研究所で行われた研究によれば、コカインの生合成に必要な全遺伝子セットを、全く別の植物であるタバコの近縁種に組み込むことに成功した、とのこと。 研究では実際にコカインの抽出も行われており、自然なコカの木の25分の1の量を生産できたことが示されました。 研究者たちは「コカイン合成の遺伝子セット」をさまざまな植物や菌類に組み込むことで、任意の生命体をコカイン製造工場に変化させられると述べています。 コカインは医療用麻酔薬としての利用が進んでおり、技術が普及すれば発展途上国などの医薬品需要を大きく改善できるでしょう。 しかし、一見して何の変哲もない雑草や酵母菌がコカインを作れるようになったとしたら、麻薬取締官はどのようにして製造現場を摘発したらいいのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年11月14日に『Journal of the Am

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  • 険しい地形を這い回るロマンあふれる「多脚重機」 - ナゾロジー

    複雑な地形で作業する「ウォーキング・ショベルカー」「メタルギア」や「アーマード・コア」シリーズなど、有名なゲームに登場する多脚ロボットは根強い人気を誇ります。 (左)メタルギアソリッドのピースウォーカー, (右)攻殻機動隊のタチコマ / Credit:(左)GameRinrin(YouTube)_メタルギアソリッド ピースウォーカー HD ミッション25 対ピースウォーカー戦・2 Peace Walker Battle 2(2016), (右)ウェーブ 攻殻機動隊 SAC_2045 タチコマ 2045Ver(Amazon)クモのような滑らかな動きとロボット特有の重厚感の組み合わせが、私たちの心をくすぐるのでしょう。 こうした多脚型の乗り物はSFの存在と考えられがちですが、実の所はかなり昔から現実に存在してきました。 最初の四脚型ショベルカー / Credit:Kaiser_50 years

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  • 人を起業家にする「トキソプラズマ」 オオカミが感染すると群れの「リーダー」になる - ナゾロジー

    寄生虫の一種である「トキソプラズマ(学名:Toxoplasma gondii)」は、感染した宿主の性格や見た目を変化させることで知られます。 今年3月には、トキソプラズマに感染した男女は、外見が魅力的で健康そうに見え、性的にモテやすくなるという研究が報告されました。 そして今回、米モンタナ大学(University of Montana)とイエローストーン資源センター(YCR)の研究により、トキソプラズマが動物に及ぼす新たな作用が判明しています。 米中西部ワイオミング州にあるイエローストーン国立公園のオオカミを26年にわたり調査した結果、トキソプラズマに感染したオオカミは、群れのリーダーになる確率が顕著に高くなっていたのです。 これはトキソプラズマへの感染で、オオカミの行動が大胆になっていることを示しています。 研究の詳細は、2022年11月24日付で科学雑誌『Communications

    人を起業家にする「トキソプラズマ」 オオカミが感染すると群れの「リーダー」になる - ナゾロジー
  • 遺伝子解析で解明!クサフグが月の満ち欠けで集団産卵するメカニズムとは - ナゾロジー

    サンゴやウナギ、カンモンハタなど月の満ち欠けと一斉産卵が重なるケースは多くあります。 クサフグもまた新月と満月の日に集団で産卵を行う生き物の一つです。 このように月の満ち欠けが様々な生物に影響を及ぼしているのは明らかであるものの、意外にもそのメカニズムに関しては明らかにされていませんでした。 そんな中、2022年10月名古屋大学を中心とした研究チームによってクサフグが月の満ち欠けに伴って集団産卵するメカニズムが発表され、注目を集めています。 A pheromone that explains why puffer fish spawn on beaches under moonlight  https://phys.org/news/2022-10-pheromone-puffer-fish-spawn-beaches.html クサフグが大潮に一斉集団産卵する仕組みを解明 月の満ち欠けに

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  • ペタを大きく超える4つの単位が新たに誕生!地球の重さは「6ロナグラム」 - ナゾロジー

    科学の急速な進歩によって、より大きな、もしくはより小さな数字を扱う必要が生じています。 こうした背景にあって、2022年11月18日に国際単位系(SI)の接頭語に新たな単位が加わりました。 ギガやテラなどは有名ですが、さらに大きなロナ、クエタ。 そしてナノやピコよりもさらに小さいロント、クエクトが加わったのです。 Introducing ‘ronna’ and ‘quetta’, the new metric prefixes used to describe stupendously large quantities https://www.zmescience.com/science/introducing-ronna-and-quetta-the-new-metric-prefixes-used-to-describe-stupendously-large-quantities/ Q

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  • なぜアインシュタインは相対性理論でノーベル賞を受賞できなかったのか? - ナゾロジー

    20世紀を代表する科学者アインシュタイン。 彼は物理学において重要な成果を数多く発表し、1921年のノーベル物理学賞を受賞しています。 ほとんどの人はこの受賞理由を、相対性理論の発表だと思っているかもしれません。しかし、その受賞の主な理由となったのは「光電効果の法則の発見と光量子仮説」という量子力学における成果でした。 そう、実はアインシュタインは相対性理論ではノーベル物理学賞を受賞していないのです。 光電効果とは、一体どのような現象なのでしょうか。そして、なぜ相対性理論は受賞に至らなかったのでしょうか。その背景には、アインシュタインの成果をめぐる対立がありました。 ※記事は『身の回りにあるノーベル賞がよくわかる しろねこと学ぶ生理学・医学賞、物理学賞、化学賞』(翔泳社)の著者かきもち氏より、書の内容の一部を抜粋・編集して寄稿いただいたものです。 『物理学天才列伝 上 ガリレオ、ニュ

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  • 【ミクロの男女戦争】5万年前人類はX染色体の大攻勢で女性しか生まれなくなっていた! - ナゾロジー

    性染色体同士の血塗られた歴史がみえてきました。 デンマークのオーフス大学(Aarhus University)で行われた研究によって、今から5万年前に出現した変異X染色体はY染色体を持つ精子を殺し、女性だけしかうまれないように誘導していた可能性が示されました。 人間の性別はY染色体を運ぶY精子が受精すれば男性に、X染色体を運ぶX精子が受精すれば女性がうまれてきます。 変異X染色体はY精子を選択的に殺し女性だけうまれるようにすることで、X染色体を1しか持てない男性よりもX染色体を2もてる女性を増やし、人類集団での勢力拡大を狙ったようです。 しかし、もしそうであるならば、人類はいかにして絶滅の危機を乗り切ったのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年9月20日にプレプリントサーバーである『bioRxiv』にて公開されています。

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  • おしっこの飛び散りを「50分の1」にする新型小便器を開発! - ナゾロジー

    おしっこの飛び散りを「50分の1」にする新型小便器が開発!尿の飛び散り問題は永遠に解消されないのか? / Credit:Canva . ナゾロジー編集部小便器を使ったことがある人ならば誰でも1度は、尿の飛び散りを経験したことがあるでしょう。 尿の発射スピードが早かったり命中場所が悪かったりした場合には特に悲劇であり、尿が便器の外に跳ね返って、ズボンや床を汚してしまうことがあります。 この不快な尿の跳ね返り問題は、人類が小便器を使うようになってから延々と続いており、現在に至るまで解決には至っていません。 そこで今回、ウォータールー大学の研究者たちは、人類の宿願となっている尿の跳ね返り防止を実現するために、新型小便器を開発することにしました。 開発にあたってはまず、剛体に液体が衝突した際に生成される飛沫の量を計測し、最も飛沫量が少なくなる衝突角度の探索が行われました。 その鍵となったのは、オス

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  • 加工食を与え続けたマウスがインフル感染で「死亡率100%」を記録! - ナゾロジー

    加工品には、病気からの回復力を阻害する働きがあるかもしれません。 豪シドニー大学(University of Sydney)の研究チームはこのほど、高度に加工された餌を与えられたマウスは、無加工の穀物を与えられたマウスに比べ、インフルエンザ感染後の死亡率が著しく高くなることを発見しました。 穀物を与えられたマウスは10日以内に回復したのに対し、加工のマウスは病状がどんどん悪化し、実験個体のすべてが死亡したのです。 従来から実験動物には、加工された餌が「穀物ベースの餌と栄養面で同等である」との前提で与えられているため、この結果は動物研究において重要かつ広範な意味を持つでしょう。 研究の詳細は、2022年11月15日付で科学雑誌『Cell Reports』に掲載されています。 Lab mice fed processed food found to fare worse against f

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  • 水深70mに15分留まれる!ヒトが水中適応した進化の実例「海の遊牧民バジャウ族」 - ナゾロジー

    インドネシアの島々に暮らす先住民「バジャウ(Bajau)族」をご存じでしょうか? 彼らは”海の遊牧民(Sea Nomads)”と称されるように、素潜りを得意としており、潜水によって料や天然資源を採集しながら生活しています。 また、一般人なら水中で息を止めていられるのは長くても2〜3分でしょうが、バジャウ族は水深70メートルまで軽々と潜り、15分以上も留まっていられるのです。 この脅威の能力に注目したデンマーク・コペンハーゲン大学(University of Copenhagen)の研究者は2018年に、バジャウ族の人体と遺伝子サンプルの調査を実施。 その結果、民族全体が遺伝的に”潜水に特化した体”へと進化していたことが判明したのです。 これはヒトが水中生活に遺伝適応したことを示す世界初の事例となっています。 研究は、2018年4月19日付で科学雑誌『Cell』に掲載されたものです。 G

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  • 東大がオスだけを狙って殺す細菌タンパク質「Oscar(オス狩る)」を発見! - ナゾロジー

    オスだけを狙って殺す細菌タンパク質を発見!オスだけを狙って殺す細菌タンパク質を発見! / Credit:Canva「ボルバキア」は昆虫の半数以上に感染していることが知られている「最も成功した寄生者」と言われています。 成功の秘訣は、性システムのハイジャックでした。 これまでの研究により、ボルバキアが感染すると宿主には①オス殺し、②オスからメスへの性転換、③メスだけでも生殖できる単為生殖能力の獲得④ボルバキアに感染した卵子しか精子が受精しなくなる細胞質不和合など、4種類の変化が起こることが知られています。 これら4種類の変化は性システムのハイジャックによって発生しており、どの場合でも感染したメスを増やす方向に働きます。 ボルバキアは細胞内部に感染するタイプの寄生者であり、通常感染の他に卵子に紛れ込むことで母から子へと遺伝子のように伝染することが可能です。 そのためボルバキアは感染した種内でメ

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  • 浮くうんちと沈むうんちがある理由を科学的に解明! - ナゾロジー

    浮くうんちと沈むうんちがある理由を科学的に解明! / Crerdit:Canva . ナゾロジー編集部かつて、うんちの浮沈は脂肪分の量によって決まると考えられていました。 確かに脂肪は水よりも比重が軽いため、うんちに含まれる脂肪が多ければ、水に浮かせることが可能になります。 しかし脂肪を多く含む「脂肪便」の多くは、脂肪をとりすぎたり、膵臓がんなどが原因で膵臓から分泌される脂肪分解酵素が出にくくなるために発生します。 一方、全く健康であっても10~15%の人は常に浮くうんちを生成することが知られており、健康問題とうんち浮沈の実態は矛盾していました。 ですが今から50年ほど前の1972年、ミネソタ大学病院の2人の医師の何気ない会話がキッカケで事態は大きく動き始めます。 1970年代の初頭、ミネソタ大学病院の消化器系内科医であるドゥエイン氏は同僚であるレヴィット氏に「自分のうんちが常に浮いている

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  • 6万人を収容できるウミガメ型海上移動都市「パンゲオス」 - ナゾロジー

    ウミガメ型の海上移動都市「パンゲオス」海上を航行するウミガメ型都市 / Credit:pangeosyachtラッザリーニ氏がデザインした水上都市「パンゲオス」は、最大6万人を収容して海の上を移動できます。 ウミガメ型のユニークな見た目をしており、全長550m、最も広い前肢のヒレ部分は、660mにもなります。 東京ドームの幅が約216mであることを考えると、パンゲオスがどれほど巨大か理解できますね。 実現すれば「世界最大の船」になる / Credit:Lazzarini Design(YouTube)_Pangeos the Terayacht(2022)当然、一般的な大型客船とは比較にならないほど大きく、実際に建造されるなら「世界最大の船」となるでしょう。 この「パンゲオス」という名称は、2億年以上前に存在していたとされる超大陸「パンゲア大陸」から取られました。 パンゲア大陸の分裂 /

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  • 中印国境の”偶発的”な紛争は「ゲーム理論に従った戦略的計画」だった!? - ナゾロジー

    中国にとって国境紛争は狙って起こすもののようです。 米国ノースウェスタン大学で行われた研究によれば、中国がインドに対して起こす国境紛争はランダムに起こる偶発的なものではなく、ゲーム理論にもとづいて中国が勝利するよう戦略的に計画されていたことが判明した、とのこと。 また研究では、紛争頻度の分析から中国が最も重視する4カ所の戦略的重要地点が特定されており、この4カ所は中国が建設した要塞の位置と一致していました。 研究者たちは中国が使用しているゲーム理論を理解することで、より効果的な対処が可能になると述べています。 いったい中国が採用していたゲーム理論とは、いったいどんなものだったのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年11月10日に『PLOS ONE』にて公開されています。

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  • アルファベットの原型「カナン人が書いた文章」を世界で初めて発見! - ナゾロジー

    アルファベットの発明は紀元前1800年頃まで遡り、イスラエルの古代民族「カナン人」によって使用され始めました。 このカナン人の文字体系(以下、原カナン文字)は、今日世界で使われているほぼ全てのアルファベットの原型となっています。 一方、原カナン文字の発見例はきわめて稀であり、過去に断片的な単語が見つかっているに過ぎませんでした。 しかしこのほど、イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学(HUJ)らの研究により、約3700年前の象牙の櫛(くし)の表面に、意味の通った原カナン文字の文章がついに発見されたのです。 研究者いわく「これはカナン人が書いた文章を世界で初めて目にした瞬間である」とのこと。 その記念すべき最初の文章は「私の髪と髭からシラミを取り除きたまえ」でした。 研究の詳細は、2022年11月9日付で学術誌『Jerusalem Journal of Archaeology』に掲載されていま

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  • カブトムシはなぜ夜間樹液に集まるのか? 原因はヤツだった - ナゾロジー

    鬼の居ぬ間に事を済ませていた…クヌギの樹液場には多種多様な昆虫たちが集まりますが、その顔ぶれは昼と夜とで大きく異なります。 昼間に姿を見せるのはチョウ類やカナブン、ハチの仲間です。 中でもオオスズメバチは、圧倒的な戦闘力でヒエラルキーの頂点に君臨し、他の昆虫を追い払って樹液場を独占します。 他方で夜間に集まるのはカブトムシやクワガタ、ガの仲間です。 この中では、最もサイズが大きく丈夫な体を持つカブトムシがやはり有利な地位を占めています。 それでは、昼の王であるオオスズメバチと夜の王であるカブトムシが遭遇したら、どうなるのでしょうか? この疑問に答えるべく、研究チームは山口県内のクヌギ林にて、樹液場に集まるカブトムシを観察。 すると明け方の5時頃に、数匹のオオスズメバチが樹液場にやって来て、カブトムシの脚に噛みつき、次々とクヌギから剥ぎ落としていったのです。 早朝の5時9分〜14分の間にカ

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  • 顔面を斧でグサッ!中世ゴットランドの戦いの凄惨な様子を遺骨から復元 - ナゾロジー

    中世ヨーロッパで最も陰惨な戦争の一つとされる「ゴットランドの戦い(the Battle of Gotland)」。 そこで壮絶な死を遂げた男性の顔がこのほど、ブラジル人3Dデザイナーのシセロ・モラエス(Cícero Moraes)氏の手により復元されました。 男性の頭蓋骨には、アゴの左側から口、鼻にかけて斜めにザックリと穴が空いており、これが調査の結果、手斧による一撃で付けられた可能性が示されました。 また、リアルな傷跡と生前の顔の復元により、戦争の悲惨な実態が明らかにされています。 ゴットランドの戦いとは一体どんな争いだったのでしょうか? 研究の詳細は、プレプリントが2022年10月30日付で3Dコンピュータグラフィックス専門誌『OrtogOnLineMag』に公開されています。 Medieval fighter may have died with an ax ‘stuck in hi

    顔面を斧でグサッ!中世ゴットランドの戦いの凄惨な様子を遺骨から復元 - ナゾロジー