子育て支援の最有力とされる「保育所の整備」だが、 これって「地域の偏在が極端」だったりする。 首都圏が酷いのは周知の事実だが、 他方、地方圏では「定員が余りまくっている地域もある」のである。 つまり、保育所不足の半分以上は「東京一極集中」が原因ということになる。 そして、これはもっと議論された方がいいと思うのだが、 「第二次ベビーブーマーの出産子育てが一段落し」 「首都圏の人口社会増が一段落すれば」 「首都圏の保育所も、将来余ってしまう」のである。 つまり、今「ハコモノ」の保育所を作っても、 将来は「ハコ余り」になる危険性がある、ということである。 あたかも道路、ダムが需要予測の失敗で余ってしまっているように。 であれば、保育所の数を増やすという「ハコモノ解決策」よりも、 「保育ママの増員」のような「ハコモノに頼らない解決策」の方が、スマートではないか? さらに言えば、 「保育士の保育コス
![保育所は将来余る](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b1638cdb5807a4788e4ba3c1109a984166e095fc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2Fimages%2Fog-image-1500.gif)