今日で天安門事件からまる25年になる。昨日(6/3)の朝日新聞天声人語に、中国では「6月4日」がNGワードなので、「5月35日」とか「8の2乗」(2の6乗と言った方がピンとくると思うけれども)などと表記したが、今はそれも禁句になっているらしい。 今朝の朝日は社説でも「天安門25年」を取り上げている。以下一部引用する。 (前略)習近平(シーチンピン)国家主席は4月の訪欧時こう講演した。「立憲君主制、帝政復活、議会制、多党制、大統領制、みな試したがうまくいかない。最後に中国が選んだのが社会主義の道だ」。しかしこれは、共産党の観点から歴史を単純化した議論にすぎない。 計画経済を捨て去った今、習氏のいう社会主義とは、共産党の一党支配への批判を許さぬ体制を意味する。弾圧されているのは活動家や知識人だけではない。各地で、党の幹部が絡んだ行政や司法の不正に庶民が声を上げられずにいる。 それでも事件の主役