突然ではありますが、とっておきの yield return の使い道を紹介しようぢゃないか。・・・って別にそんなたいそうなものじゃないけどね。 まず、IEnumerator ってのは次のような状態遷移モデルで捉えることが出来るわけだ。 逆に考えると、状態遷移でモデル化できる設計は、IEnumerator を利用して実装できるんじゃないか、というのが着想。つまり、yield return を利用して状態遷移モデルを実装しよう、ということ。 何のメリットがあるかって? 僕が思うに、状態遷移モデルは結構実装が面倒だ。面倒というか、コードがぐちゃぐちゃになりやすい。ところが yield return を上手く使えばあら不思議、状態遷移がすっきりと記述できてしまうのだ。 具体例を挙げてみる。 何か作図ツールのようなものを開発するとしよう。CADとかパワーポイントとかVisioとかを想像すればよい。さ