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読書に関するRootportのブックマーク (3)

  • リアルとリアリティの間/三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』感想 - デマこい!

    ものすごく面白いぞ、というウワサは以前から聞いていたけれど、つい手を出すのが遅れていた一冊。 ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫) 作者: 三上延出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2011/03/25メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 2,758回この商品を含むブログ (458件) を見る こちらの上がりきったハードルを軽々と超える面白さだった。昨今の“自炊行為”についても、ちょっとだけ考えさせられる。私は「個人が自分の責任で“自炊”するならいいんじゃね?」と考えていたけれど、それさえも嫌がるヒトの気持ちが少しだけ分かった。印刷された「作品」は単なる情報にすぎないかもしれないが、「」は重みを持った物理的存在なのだ! 北鎌倉、静かな街の一角に小さな古書店がある。「ビブリア古書堂」の美人店主・篠川栞子さんは極度の人見知りで、

    リアルとリアリティの間/三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』感想 - デマこい!
  • あなたの本がニコニコ動画っぽくなる日/電子書籍で花開く次世代の読書文化 - デマこい!

    読書とは、静かなモノだった。一人きりでするモノだった。読書趣味の女子高校生といえば、引っ込み思案な落ち着いた美少女だと決まっていた。ただし現実はそう甘くない。 こういった「読書」という体験そのものを、電子書籍は変えるだろう。アフターiPadの世界では、読書はもっと騒がしく、にぎやかで、みんなで一緒にするモノになる。 今回は、そんなお話。 ◆電子書籍にできること、できないこと。 恥ずかしながら、中学生のころからネット上の素人小説サイトに出入りしていた。かなり以前から、ネットを介して小説や論評を読んでいた。画面を通して読んだテクストの量になら自信がある。 しかし気合を入れて読むときには、必ずプリントアウトしていた。なぜなら、画面にはラインマーカーや三色ボールペンで書き込みをできないからだ。また液晶の画面を長時間睨み続けていると、眼球が死ぬ。 このようにパソコンで読書をすると、二つの難点が浮か

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  • 100冊読む時間があったら論文を100本「解剖」した方が良い

    何かインプットしたら、アウトプットすること。 アウトプットを予定して、思い描いて、インプットは行うこと。 メモでも日記でもブログでもレジュメでもレポートでも論文でも著作でも隣の人に話すのでもいいから、吐き出すこと。 ちんぷんかんぷんでもの内容をレジュメにまとめ、お馬鹿同士トンデモな議論をやり、なんとか書き上げた論文モドキを投稿して無理解極まる査読者とやり取りすること。 でないと、アタマの中にも、手の中にも、何も残っていないことに気付くことになる。 「ああ、そんな(あるいは、そんな話)、前に読んだな(聞いたな)」でおしまいになるだろう。 アウトプットは、できればインプットと同じ水準のものがいい。 たとえば論文を読むなら、論文を書くつもりで読むこと。 そうなると内容を得るだけでは済まなくなる。 ・どういった構成で書かれているか? ・どんな決まり文句や、つなぎの言葉が使われているか? ・主張

    100冊読む時間があったら論文を100本「解剖」した方が良い
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