こちらのピクトグラムは、言わずと知れた非常口のマークだ。もともとこのマークを作ったのは日本人で、そこから世界に広まった……という話を聞いたことがある。「日本発祥」という説は都市伝説かも知れないけれど、このマークが世界中で使われているのは確かだ。その国の言語を知らなくても、この絵を見れば何となく脱出口っぽく見える。イラストが言語の壁を越える好例だろう。 ◆ 先日のエントリーで「100万人が面白いと言った作品のほうが、少数の“えらい人”が面白いと言った作品よりも、面白さの確度が高い」と書いた。(元記事はこちら)すると「売れた作品しか面白くないという考え方は間違っている」という意見を頂戴した。 ご指摘のとおり、売れなかったマイナーな作品であっても、ある人にとっては大切な忘れられない作品かもしれない。売れない=面白くないという考え方は間違っているし、私が先日のエントリーで主張したかったことともずれ