おぎ・なおき 1947年生まれ。22年の教員生活を経て、教育評論家に転身。現在は、臨床教育研究所「虹」所長として教育問題の調査・研究活動に取り組みつつ、法政大学教授、早稲田大学大学院客員教授として教壇に立つ。バラエティ番組などに多く出演し、「尾木ママ」の愛称で人気に。近著に、『尾木ママの「凹まない」生き方論』など。 おネエキャラの「尾木ママ」としてバラエティ番組で大ブレイクし、街中だけではなく大学での授業でも携帯電話のカメラを向けられてしまうという尾木直樹さん。10月から刊行を始めた「未来への教育」シリーズでは少しお堅い本業の「教育評論家」として、日本の教育に喝を入れている尾木さんにお話を聞きました。 「ガリガリ」から「ハートマーク」 ――テレビ出演も多い中、かなりのハイペースで出版されています。 最近は読む時間が無くなってしまったんですが、僕は「書くのは赤川次郎くらい速い」と言われている