昨日は、神戸の目指す市民社会について書きました。説明不足から、コメントやメールや電話をたくさん頂きました。ありがとうございます。 今夜は、もう少し詳しく神戸の活動の方向性について書き留めたいと思います。 「カミングアウト・レターズ」の編者のお一人の砂川さんは、「カムアウトをするかしないか選択できる時代」と著書の中で書かれています。私もそろそろそんな時代かなと思います。 神戸の活動は、エイズの活動も性的少数者の活動もどちらも、「市民活動」です。市民に向けての活動でもっとも大事なことは、「市民に理解しやすい活動」を具体的に示すということです。市民に理解しやすいとは、市民に共感を得ることができるということです。 だから、神戸は、「不条理に対しても闘わない道」を選択しました。(ただし命を奪われるような重大な問題は例外) 一昨年、神戸では、「ホテルにおける男性同士でのダブルの部屋への宿泊について」、