良い子の性教育講座良い子の性教育講座 自分自身を正直に見つめようとしたら、性を抜きには語れない。 だのに、私は性的存在なんかじゃないと思っていた。 いや、性的存在であることを隠蔽し、 美しき聖母マリアのふりをしようとしていた。 でも、私は人間だった。 「家庭での性教育はいつからどんなことをしたらいいの。」 と、結論を急ぐ人が多い。 でも、偉い人が教えてくれたその通りを子どもに語ったからって、なんになろう。 自分自身が自分自身の性的存在を感じることなしに 子どもに性を語ることなんてできない。 自分が性について考えながら生きていたら 無理して語らなくたって日頃の言動になって現れる。 子どもに立派な講釈をすることはない。 世の中の性にまつわるいろんなことを見つめながら、 自分自身の性を見つめ直していきたい。 子どもに対する性教育を急いではいけない。 まずは、大人が大人の性を語ることから 性教育ははじまる。 目次
