この連載では、「四角」と「線」で記述したモデルを使って物事をシンプルに表現し、それを基に思考するモデルベース思考について解説しています。前回(モデルを使えば、文章のアラが一目瞭然!)は、モデルを使って文章を改善する方法を紹介しました。 今回は早くも最終回です。モデルベース思考で新たな発想を得るにはどうすればいいのかを見ていきましょう。 この連載の第1回(「発想力がない」SEを救う!モデルベース思考の実力)で、ITを含むビジネスの世界で「イノベーション(革新)」が重要なキーワードとして浮上しており、モデルベース思考はイノベーターになるために必要な基礎体力をもたらすとお話ししました。 もちろん、新たな発想をひらめくのは容易ではありません。多くの方は、「アイデアが浮かぶまで悶々とし続ける」イメージを思い浮かべるのではないでしょうか。 モデルベース思考を使えば、このような苦労をしなくても済む可能性
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