ブックマーク / satomies.hatenadiary.com (9)

  • 骨折 - リツエアクベバ

    10月24日、娘が骨折しました。足の指を三です。レントゲンには右足の第二指第三指第四指の第二関節のところに横に線が入っていました。 整形外科受診。レントゲン。「折れてますね」に続けて「全治六週間ってとこですかね」。そして「松葉杖になりますが、使えますか?」と医師が聞いた。即答で「使えません」と答えたので、現在外出時に車椅子を使用しています。家の中では座位移動か、キャスター付きの椅子を使っています。いや、松葉杖、無理だろうなと思った。説明して使い方をすぐ飲み込めるとも思えなかったし、転ばれたらどうしようかとも思ったし。これ以上何か起きることに気持ちがもたない、という心境でもあった。 家の中での移動については、最初は学習机の椅子が使えないか考えた。でもアレ、座ると自動的にストッパーかかるんですよね。で、ダイニング用の椅子でキャスター付きの回転するタイプが元々欲しいと思っていたので、これを機に

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    SCR 2014/11/14
  • 傘の壊し方 - リツエアクベバ

    台風きてますね、朝から雨が激しい。 さて。「男の子は傘を壊す」という話、息子という家族をもってみて非常にびっくりしました。まー、壊れる壊す壊す壊れる。もたない。一でいったいどのくらいもつんだ?という感じ。雨の日数回、でしたかってくらい。丈夫そうな高い傘を買っても実質耐久時間はほぼ同じ。しまいには同じような傘をいっぺんに何もまとめ買いをしたりもした。 「男の子は傘を壊す」。男の子をもつ母親はみな「そうそう!」と思いっきり同意しますし、元男の子の殿方はなんだかうれしそうに「そういうもんだ」と言う。ただね、「それは当たり前の事実だ」以上にわたしは「どうやって壊すのか」ということにとてもとても興味があった。 いや、だって。なんかかわいそうだったんだもの。息子は「壊した」とは言わなかった。「壊れた」と言った。「なんで?」と聞くと「わからない」と言う。悲しそうな顔で「普通に使ってた」と言う。振り回

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    SCR 2013/09/17
  • がんばれ、ママ - リツエアクベバ

    スーパーのレジ近くで、子どもを叱責する声が聞こえてきた。何やってんの!何やってんの!なんでアンタはこういうことするの! 小さい子を3人連れた若いママがそこにいた。叱られていたのは年長児くらいの男の子。そばにいた女の子二人はまだ小さく、一人はベビーカー。 まっすぐママを見つめていた男の子は、ママが「返してらっしゃい!売り場に返してらっしゃい!」と、100円だかそこらのハイチュウを乱暴に差し出すと、顔を真っ赤にしてわーっと泣いた。「返してらっしゃい!いいから売り場に返してらっしゃい!」。 ママの声は大きかった。厳しい叱責の声があたりに響いてた。男の子もわーっと泣いた。周囲はみんななんとなく、じいっとその様子を聞いていたと思う。ああいわゆるよくある「買って買って」の類のトラブルか、と。 でも。よくあるトラブルじゃなかった。事の経緯がわかった途端、ママの心情を思うと泣きたくなった。 「どうしてダメ

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    SCR 2013/03/19
  • その後 - リツエアクベバ

    2011年10月4日更新分「ご無沙汰」 ダウン症者の成人期の心理的問題というものが起きる可能性の話は、ダウン症の子どもをもつ親にとっては「将来の不安」として常にちらちらと出てくるもので。毛が薄くなっている部分を見つけたときは、なんか足元がぐらんぐらんするほど(うわ〜〜)と不安で動揺したけれど。今はかーちゃんもなんかこう、腹が据わった。 その後、でございますが。 ウチのお嬢さんが月に一度参加する余暇支援事業で、20代後半のダウン症者青年のお母様二名に会う機会がございまして。9月は体調不良でお休み。10月の時に「実は…」と、娘の毛が薄くなった場所をお見せするとお二人とも「あら…」「ちぃちゃん、来たわね…」と。 「来た」というのは要するに、ダウン症者の成人期に起きてくる問題の時期が「来た」と。そしてその傾向がうちの娘にも「来た」と。そういう意味の「来た」。「ちぃちゃん、来たわね…」「はい…」で通

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    SCR 2011/11/17
  • 教員に実態調査をして欲しいこと - リツエアクベバ

    【情報を求む】小学校の「お世話係」について/PSJ渋谷研究所X(臨時避難所) 上記を読んで思ったんですが。今後の特別支援教育が積極的なインクルージョンの方向へ動こうとしているのならば、このあたりの実態調査を小学校の現教員に行って欲しいなと思う。 学級運営上で、「いわゆる手のかかる子のお世話係」を学級内の特定の児童に対して口頭にて頼んだことがあるか 「いわゆる手のかかる子」と同学年の特定の児童を組み合わせて学級編成や班編制を行ったことがあるか 特定の児童を「いわゆる手のかかる子のお世話係」に選出したことがある場合、また意図的に「行動の場を同じくさせようとした」場合、その特定の児童を選出した判断にかかる視点はどんなことか 特定の児童を「いわゆる手のかかる子のお世話係」に選出したことがある場合、また意図的に「行動の場を同じくさせようとした」場合、担任に対して学級運営のための校内支援が存在していた

    教員に実態調査をして欲しいこと - リツエアクベバ
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    SCR 2010/08/19
  • 親の選択、個人の意志 - リツエアクベバ

    普通学校へ進学させた親を怨みます。脳性まひの男性:Birth of Blues 就学先選択の理由はいろいろだと思う。話題になっている女の子の入学に関しても、報道の情報だけではなんとも言えないなあと思う。就学先選択で難しいのは、知的な障害が無いまたは軽いレベルのお子さんだと思う。 以前知人に、「身体障害の程度は重いけれど知的な障害は無い」子どもを普通の小学校に進学させた方がいた。わたしが東京在住時の話なので10年以上も前の話なんだけれど。この方は「障害があっても普通学校絶対」というわけでもなかった。肢体不自由児対象の養護学校に見学に行ったり連絡を取ったりしたときに。先方から婉曲的に「難しい」的なことを言われたのが発端だったという話。肢体不自由児対象の養護学校は、障害の重度化の傾向が強く児童生徒の大半が重い知的障害を伴うレベル。通常の学力をもつ児童の教育に関して、はっきりした答えを出しにくいと

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    SCR 2009/07/04
  • 「教育」ってなんだろね、と思う - リツエアクベバ

    いや実はこのニュースにはこんなことを思ってました(8月25日更新分) このニュースで思っていたことは、「障害」と、そしてプラスして「犯人となった中学生」のこと。結局コメント欄にぶつくさ書いた。 http://d.hatena.ne.jp/satomies/20080825/p1#c 娘は高二。小学校までの送迎を一時期ベタでやってたこと、地域の子ども会行事で娘に付き添っていたこと。なんてことから、夏の地域の盆踊りでの娘の同級生だった子たちの「同窓会的輪」の中に、彼らはちょこちょことわたしも入れてくれる。 二人、高校をやめてた。働いてた。一人は私立高。一人は公立の定時制。働くために定時制なのではなくて、公立に行くにはこの子の学力では定時制しか選択が無かった。普段の成績が良くないと内申の足切りで普通の公立の高校を受験できない。私立か定時制か。公立普通高校の公は全ての子どものためじゃない。私立進学

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  • 教師と保護者の距離感 - リツエアクベバ

    障害をもつ子の教育という線で、教師と保護者の距離感というものは難しいと思う。特に小さい頃、特に小学生の頃、育てるという上での困難さ、生後からのストーリー等、保護者と教師とでの情報交換の中で保護者の心理的な部分まで渡しやすいところはあると思う。 そういうとき、「いい人」になり過ぎる教師はやっかいだと思う。担当になる教師との関係は、子どもが育っていく中での「点」としての関係で、教育という目的行動の上にあるもの。心理的に過度の期待を受け入れることは、他の教師との出会いを妨げるものにもなりかねない。 霞先生んとこの過去エントリを思いだし、掘りに行く。 保護者(母)からの相談/特殊学級から養護学校、そして特別支援学校 べったりの「身の上相談」から、男性教諭と母親とが「男と女」になだれこむ可能性の存在、というお話なんだけれど。 でもそうした道ならぬ関係がどーのということでなくたって、心理的になだれこむ

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  • 息子の成長メモ - リツエアクベバ

    4歳かそこらで「オマエのねえちゃん変だ」と言われて「変じゃないもん」と泣く。「あら変だよ」と答える。「でもちぃちゃんはちぃちゃんだよ。わたしはちぃちゃんが好きで、そのことに何の影響も無い」と答える。 「変」は「変」だと、誤魔化すことはないと思った。 知識として親が教える段階ではないと思った。 「変じゃない」「変だ」とわたしと息子がやりとりしてるとこで、娘はなんか変な歌を歌って踊ってました。 年長の2月、幼稚園で3年間同じクラスだった「胸に姉と同じ手術跡がある友達」が死ぬ。葬儀に出席。棺の前で人が泣くのを見て「白雪姫みたいだね」と言う。「でももう起きない」と死を認識する。 就学。新一年生を迎える会で、障害児学級の子が稚拙な出し物を出す。外側から姉を見て、今まで屈託無く障害児学級に出入りしていたのが、数ヶ月間教室に入れなくなる。1年生の終わり頃からまた入るようになる。 「ちぃちゃんはなんで変な

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