2009年8月18日のブックマーク (4件)

  • 鷲見ヶ原うぐいすの論証/久住四季: ラノベ365日

    天才数学者、霧生賽馬は魔術師である―その真否を問い質してほしいという依頼を受け。うぐいすと譲は霧生博士が待つ麒麟館へ。だが翌日、霧生は首なしの死体となっていた。限られた容疑者は全員が無実という奇妙な状況に陥り!? 命題:魔術は科学なりや? 試験で満点しかとったことがない成績トップの天才少女と万年最下位の少年がおくる科学ミステリィ。 読み手の好みよっては、理屈っぽいキャラと文章センスが長所にも短所にもなりそう。 うぐいすによる『魔術とは科学である』という前置きが、ちょっとばかり回りくどくて集中力を散らされましたが、天才数学者の住むという麒麟館へやってきてからは、変人揃いの登場人物や俗世と隔絶された館といったミステリ独特な雰囲気に惹き込まれました。 うぐいすや譲たちを招待した霧生が死体となって見つかり、さらに館の出入りを封じられたクローズドサークルとなった状況下で犯人探しが展開していくのですが

  • booklines.net - [久住四季] 鷲見ヶ原うぐいすの論証

  • 鷲見ヶ原うぐいすの論証 : 徒然雑記

    【鷲見ヶ原うぐいすの論証】 久住四季/カツキ 電撃文庫 Amazon bk1 やっばいなあ。鷲見ヶ原うぐいすの可愛さが尋常ではない。性格もひねくれてなくて、主人公を虐めたり罵倒したり足蹴にしたりすることもなく、素直に「ゆずさんゆずさん」と懐いてくる。その様子は明らかに小動物系なんだけど、頭の中までお子様というのでは全然なく、むしろ理知的で礼儀正しく落ち着いた物腰で大人びてすらいる。 さすが探偵役だけあって頭脳明晰で知識も潤沢、主人公の足りないお頭では難易度の高い文言がスラスラと出てくる賢人なんだけど、それでいて主人公への態度は胡乱どころかとてもストレート。かといって強引でも押し付けがましくなく、控え目で慎ましくそっと指を絡めてくるような、服の裾をつまんで引っ張るような好意の見せ方が、それはもうとてつもなく可愛いんですよ。もう、メチャクチャ可愛い。 主人公は例にもれずの鈍感野郎なのですが、こ

    鷲見ヶ原うぐいすの論証 : 徒然雑記
  • 『鷲見ヶ原うぐいすの論証』読了 - 積読を重ねる日々