ブックマーク / kiicho.txt-nifty.com (11)

  • 『ピクシーワークス』読了 - 積読を重ねる日々

  • 『鷲見ヶ原うぐいすの論証』読了 - 積読を重ねる日々

  • 『ソードアート・オンライン(2)アインクラッド』読了 - 積読を重ねる日々

    『ソードアート・オンライン(2)アインクラッド』(川原礫/電撃文庫)読了。 キリトさんマジ自重。なんだよこのキリトさん総モテは。圧倒的なモテっぷりにもはや嫉妬とか感情移入とかそんなレベルじゃねーぞ。4話構成で4人のヒロインが出てくるんだけど、そそのすべてがキリトさんといい雰囲気になってキャッキャウフフするという願望充足もここまで徹底されれば腹も立ちませんな。まあこの作者のはいつもそうなんだけどな!(なぜ切れる) とりあえずまずもって言っておくべきことが言えたのでよしとする。これで冷静な感想に移れるというものだ。で、今回の内容だが…キリトさんTUEEEE!以上。いかん、感想が終わってしまった。などとどうでもいいことを書いているところからして、このシリーズの、と言うかこの作者に感想の書き難さを如実に現しているといっていいだろう。だって、基的に、主人公が強くて、ヒロインが可愛くて、もちろん

    『ソードアート・オンライン(2)アインクラッド』読了 - 積読を重ねる日々
    SHI-NO
    SHI-NO 2009/08/14
  • 『紫色のクオリア』読了 - 積読を重ねる日々

    『紫色のクオリア』(うえお久光/電撃文庫)読了。 <注:ネタバレをしないように、かつこの作品のすごさを語ろうとしたところ、スペックが足らず、ショートしてしまった。完全にだれかに読ませることを放棄したどうしようもない記事。歴代何位クラスにひどい。途中で自分が何を言っているわからなくなってる> うえお久光はとっくにライトノベル作家の領域を逸脱していると思っていたが、これまたすごいのを書いてきたよ!ライトノベルの境界を越えるSF小説のレベルに到達している感じ。いやーすごいやー。 最初の短編は、いかにも綱島六郎コラボっぽい(モデラーヒロインとかね)感じだったのだが、それがどんどん話が転調し、さらに転調し、さらに転調していき、最初のスタート地点からは想像もつかない地平にたどり着く展開がすごすぎる。ここまでの発想の飛躍が出来る作者の頭の中は一体どうなっているんだ? 何がどうすごいのか。言葉にするのはな

    『紫色のクオリア』読了 - 積読を重ねる日々
  • 『SHINO -シノ- 黒き魂の少女』読了 - 積読を重ねる日々

  • 『アクセル・ワールド01 黒雪姫の帰還』読了 - 積読を重ねる日々

    『アクセル・ワールド01 黒雪姫の帰還』(川原礫/電撃文庫)読了。 電撃大賞<大賞>受賞作。作者がWeb小説で有名な人…らしい。Web小説から商業に、というケースだと最近では『迷宮街クロニクル』などが思い浮かぶが、こちらの場合、新人賞を受賞していると言う点が異なるところか。と言うか、この作品は普通に大賞を受賞していて、その作家がたまたまWebで作品を発表していたに過ぎないように思えるので、Webのカリスマ云々は純粋に販促に過ぎないと捉えて問題なかろう、と思われる。 ハルユキの黒雪姫に対する感情は、男女恋愛感情よりも、主君に対する騎士の心象に近い(恋愛感情も無いではない)、と言うところは強調すべきところだろう(ライトノベルにおいて、主人公とヒロインの関係と言うのは、恋愛関係と言う、なんというかお約束的なものがあって、それを逸脱することはほとんどありえない)。もっとも完全に無いわけではなくて

    『アクセル・ワールド01 黒雪姫の帰還』読了 - 積読を重ねる日々
  • 積読を重ねる日々

    自分の文章は論理的と言う意味では昔からメチャクチャで、そのせいで感想を一つ書くのにも、テンションと勢いがないと手が動かないのが常だった。そのため調子の良い時は勢いでなんとかなるのだが、スランプに陥ってしまうと途端に書けなくなってしまう。と言うわけで『論理トレーニング101題』(野矢茂樹)を読み始めている。けっこう面白い。 文章と言うのは一連の流れと言うよりも要素要素の組み合わせである、と言うようなことが書いてあって、なるほどと思う。言われてみれば、昔から自分はそのように書いていたな、と言う納得感がある。納得してしまえば当たり前と思うのだが、それがわからないのがスランプというものなので、言葉として(理屈として)理解しておくのは重要なことなのだろう。 基は大切だと言う誰もが得ている普通の教訓を今更ながら実感する。まだまだ分からないことばかりだな。 話題転換。マインクラフトと比べるとテラリアは

    積読を重ねる日々
  • 『星図詠のリーナ』読了 - 積読を重ねる日々

    『星図詠のリーナ』(川口士/一迅社文庫)読了。 これは面白い。マッピングファンタジーってなんだそりゃ、と思ったら当にその通りの話だった。主人公の王女が地図を愛しているという基設定そのものが、外の世界への好奇心と、彼女の持つ広い視野に立ってものを見るというキャラクター設定とリンクしているところがまず上手い。マッピングという概念が単純に地図作りだけに留まらず、主人公、リーナの持っている行動理念、そして何より物語にテーマに至るまで貫かれているのだ。つまり、地図を作ると言う行為は、自分の目の前だけを見るのではなく、より俯瞰して世界を見渡すと言うことであり、そのように世界全体に向かって開かれた視野を持っているところが、リーナの魅力であり、根幹にあるのだということをきちんと表現していると言えよう。傭兵として(物語中で明かされるがそれ以外の理由もあって)刹那的な生き方をしているダールとの交流はまさに

    『星図詠のリーナ』読了 - 積読を重ねる日々
  • 『ミミズクと夜の王』読了 - 積読を重ねる日々

    『ミミズクと夜の王』(紅玉いづき/電撃文庫)読了。 うおー。こりゃすげえな。ここまで純然きわまりないファンタジーロマンスを電撃文庫で書いてしまうなんて半端じゃないな。これ、作品としては児童文学で売り出しても全然問題ないくらいのレベルでライトノベルじゃあないと思うのだが、しかし、それを補って余りあるほどの普遍性があるのもすごい。ファンタジーで恋愛で貴種流離譚とか、まあ、作者も言っているように古典への深い造詣とか歴史とかなんかそういう教養なんてものを一切なくても楽しめると言う意味でこの作品は”安い”。普遍的でありがちで、それこそ過去にもいくらでも繰り返されてきたあらすじで、それこそ童話をあさればいくらでも出てくる”おはなし”であり、だからこそこの作品の持つ強度と言うのはそういうところから来ているんだろうなあ、とか思う。繰り返される黄金パターンをきちんと自家薬中にしているってことでもあるし、何よ

    『ミミズクと夜の王』読了 - 積読を重ねる日々
  • 『ソードアート・オンライン(1) アインクラッド』読了 - 積読を重ねる日々

    『ソードアート・オンライン(1) アインクラッド』(川原礫/電撃文庫)読了。 この作者は読者の心地よいところをくすぐる絶妙なところがあるなあ、と言う認識を新たなものにした。ようするにぶっちゃけ面白かったのだが、やや粗いところもある作品かな、と思った。まあ元Web小説という先入観もある可能性があるので断言はしにくいのだが、特に、キリトとアスナの関係にはあまり説得力を感じなかった。なんかアスナがすごく都合の良い女性キャラに思えるんですよね。なんか知らんけど主人公に好意を持っちゃう系な。まあきちんと後半でなぜ好意を持ったのかと言う説明はあるのだけども、そこに行き着くまでにほとんど説明がないので、すごくご都合主義に思えてしまった(まあこのあたりにオタク心をくすぐってくれるので悪いとは一概にはいえないんだけれどもね)。 しかしもうこの作者は当に上手いなーと思わざるを得ない。もうぜんぜん不快感と言う

    『ソードアート・オンライン(1) アインクラッド』読了 - 積読を重ねる日々
    SHI-NO
    SHI-NO 2009/04/21
  • 『コピーフェイスとカウンターガール(2)』読了 - 積読を重ねる日々

    『コピーフェイスとカウンターガール(2)』(仮名堂アレ/ガガガ文庫)読了。 早希ちゃんはかわいいなあ。などどいきなり妄言をかましてしまうけど、この子のかわいさはいい。読者に媚びていないところがいい。萌えさせようとしていないところがいい。記号的になっていないところがいい。うーん、素晴らしいですね。はい妄言終り。 ようやくタイトルが意味を持ち始めてきた印象がある。コピーフェイス(たち)も活躍しているし、カウンターガールもその領を発揮しはじめ、キャラクターと設定が噛み合って来たように思う。実質的に初登場に等しいと思われる早苗先輩も登場し、その強力すぎるキャラクターで物語を振り回しており、非常に物語が躍動的であった。と言うか、最初から最後まで、ほぼ早苗先輩の手のひらの上で物事が推移しているのがすごい。あらゆる事象を把握しているとしか思えないぜ!と言うわけで早苗先輩最強伝説がここに誕生したのだった

    『コピーフェイスとカウンターガール(2)』読了 - 積読を重ねる日々
  • 1