「……アムロか?」――それが出会い(実話)。 日記「59番」第1回、出会い編。ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)「mixi」の日記としてつづられた、モテ系キャリアウーマンとモテないオタクの恋物語の冒頭シーンだ。 全20回のストーリーを読んだユーザーは累計20万人以上。オタク男性から特に強い支持を受けたというこの日記は書籍化され、6月15日に美術出版社から「59番目のプロポーズ」として発売される(関連記事参照)。 筆者のアルテイシアさん(ハンドルネーム、30歳)は、元大手広告代理店の営業職。今は独立してフリーのコンサルタントだ。 これまで“モテ系”男性――実業家や有名デザイナー、ミュージシャンなど――ばかりと付き合ってきたというアルテイシアさん。交際した数13人。告白された数58人。59番目に告白されたのが、“モテない病をこじらせた”32歳のオタクだった。 アムロがつないだオタクとキ