ホンダが1990年代、販売していた軽自動車オープンスポーツカー、『ビート』。そのビートの再来となる、新しい軽自動車スポーツカーの市販が決定した。 これは9月21日、東京本社で記者会見したホンダの伊東孝紳社長が明らかにしたもの。伊東社長は、「アグレッシブな走りを実現する軽自動車のオープンスポーツカーを、2014年に発売する」と宣言したのだ。 現時点では、この軽自動車のオープンスポーツカーの内容は未公表。しかし、ホンダは軽自動車市場を重視しており、日本に今後投入予定の軽自動車6モデルの1つになるという。 ここで思い出されるのは、ホンダが2011年11月、東京モーターショー11に出品したコンセプトカー、『EV‐STER』の存在だ。軽自動車枠を若干超える小型ボディのほぼ中央にモーターを搭載し、後輪を駆動するEVオープンスポーツカーの提案だった。 EV‐STERは、二次電池に蓄電容量10kWhのリチ