2013/2/259:0 ツイート 〈昼の世界〉と〈夜の世界〉の断絶を超えて ――「PLANETS vol.8」編者、宇野常寛氏インタビュー 「第二次惑星開発委員会」が発行する批評誌『PLANETS』。vol.8の発売にあたり大規模なリニューアルが行われた。文化時評がなくなり「読み物」としての性質が強くなった一方、サイズの変更やカラーページの増加といった「読者が手に取りやすくなる」さまざまな工夫が凝らされている。それは批評家・宇野常寛の思いの結集ともいえよう。「〈夜の世界〉(=サブカルチャーやインターネット文化)の想像力が、〈昼の世界〉(=政治や経済)を呑み込み、21世紀の〈原理〉となる世界」とは、どのような世界なのか。宇野氏に話を伺った。(聞き手・構成/出口優夏) ■「文学」の言葉で政治を問い直す ―― 今回の『PLANETS vol.8』では、大幅なリニューアルがされましたね。内容面