阪神淡路大震災が起きたとき、わたしは高校三年生で大阪に住んでいた。あおむけに眠っていて、布団に面した腰のあたりにごぼごぼっと何かが沸きあがってくるような感覚があってそれで目が覚めて、そのごぼごぼっというのがしばらくして揺れに変わった。まるで誰かが中身を確かめるみたいにがちゃがちゃとふってみせる箱のなかにでもいるようなそれはすごい揺れで、仏壇とかタンスとかが前後左右に動きだしているのを見ていても、どこかぼんやりしていて、そして頭ではいま地震がきてるってことは理解しているんだけれども、でも「関西には地震はこない」と子どものころからずっときかされていたせいなのか、すごく揺れてるけどきっとたいしたことにはならない、とどこかで思っていたのだった。 しばらくすると揺れはおさまり、初めてのことで恐怖というよりは興奮しているような状態で、テレビをつけてみるとコンビニの防犯カメラの映像がくりかえし再生されて
観光地内を歩きながら楽しむことができれば、その観光地の魅力を存分に堪能することができます。歩いて楽しめる観光地となるためにはどのような対応が求められるのでしょうか。ここでは、宮島(広島県廿日市市)、富岡(群馬県)及びスイスのリゾート地の実例をもとに、交通と移動空間の観点から考えてみたいと思います。 歩いて楽しめる先進的観光地-宮島 私はここ数年、厳島神社(宮島)に初詣に行っています。ご存知のとおり、宮島は「厳島神社」として世界文化遺産に登録されており、国内からの観光客はもとより、海外における「広島」の知名度の高さも影響して、外国人観光客も多く訪れています。 私が宮島での初詣を好む理由には、まず島や神社の美しさや荘厳さに惹かれることがあります。もう一つの理由として、神社を含め島内を歩くことの楽しみが挙げられます。本州と宮島の間にはフェリーが就航していますが、正月期間は車を乗船させないので、島
白河桃子×安藤哲也 ~時代はイクメンからイクボスへ~ 【第4回】「ママが働いて子供を預けることが、必ずしも子供に悪影響を与えるわけではない」 【第3回】はこちらをご覧ください。 家族政策の重要性をもっと認識すべき 白河: 少子化って、一朝一夕では絶対どうにもならないから、ヨーロッパでも結局20年ぐらいかかっているわけですよ。だから、せめて今いる子供たちを、どんな親のもとに生まれても、しっかり大切に育てることも立派な少子化対策だと、先日の委員会で話させていただきました。 今は、あまりに親に任せきりではないでしょうか? 親が貧困だと子供も一緒に貧困になる。前にも安藤さんもおっしゃっていましたし、タイガーマスク基金でもやられているけれども、日本には給付型の奨学金が異様に少ないですよね。もっともっと増えるといいなと私は思っているんですが。 安藤: 大学の奨学金も基本的には金融ビジネスですからね。
ここで吐き出すことで忘れたい。私の知人にフェミニストとして活動している人がいる。本を書いたりするほどの有名人ではないが、女性団体に所属していてTwitterのフォロワー数も1万人近くいるようなので、その界隈ではそこそこ有名な人なのだと思う。その知人は教育職についている独身の40代で、付き合いはは数年ほどで、よく相談にも乗ってくれて、面倒見のよい頼りになる先輩という感じだった。私は女性の少ない職場で働いているアラサーで、仕事上の悩みを相談したり、励ましてもらったりしていた。彼女の団体にも誘われていたが、仕事の忙しさを理由にあまり乗り気でないことを話すと、それ以上勧誘してくることもなく、そういう面でも信頼のおける人だった。しかし、1年半ほど前に私に恋人ができたことで、その関係性は少し変わっていった。相手は3つ年上で、早いうちからお互い結婚を意識するようになり、めでたく今は春に結婚式を挙げる準備
人物紹介:菊池良 株式会社LIGのメディア事業部に所属するライター。主に記事広告の企画・執筆を担当。 仕事でニッショー.jpさんが開催している「たのしーお部屋ツクルーノ♡キャンペーン」に応募するイラストを描くことになったのですが… 何も考えが出ません。 オフィスにいながら「住んでみたい部屋」を想い描くのは無理があります。 なので、ハワイに行こうと思います。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 着きました。 憧れのリゾート、ハワイです。 ここならば、「住んでみたい部屋」のアイデアも湧いてくるかもしれません。 旅行代金は高くつきましたが、クライアントから頂いている売上から経費として出せば大丈夫なはずです。 売上を超える金額を使わなければ利益は出るはずなので、問題はないでしょう。 綺麗な海に入ると、自然とインスピレーションが湧いてきます。 会社の経費でこんな場所に来られるなんて、サラリーマンの特権ですね。
KohMei @KohMei1012 Ingressのストーリー①:21世紀。最新の物理学の研究により、これまで知られていなかった未知の粒子が発見されました。科学者達はこれをXM(エキゾチックマター)と名付け、世界的に研究をはじめます。 KohMei @KohMei1012 Ingressのストーリー②:研究が進むうちにわかってきたことが2つ。XMは美術館や教会など、人々が集まる文化的・宗教的・思想的に重要な地点(=ポータル)に沢山存在しているということ。そしてXMは人間の精神になにがしかの影響をあたえるということ。 KohMei @KohMei1012 Ingressのストーリー③:XMは地球に古くからずっと存在してきたと想定されています。つまりここから想定されるのは、人類の歴史の陰でXMが多くの影響を与えてきたのではないか…?という仮説でした。
Link: 食べログのレビュー点数を正規化する Chrome Extension Tabelog is well known for its score system very crowded between 3.1 and 3.5. Most restaurants over 4 stars (or even 3.5) are exceptionally great, while those around 3.0 are not as good.“食べログ 3.4 以上” とかいうフレーズに代表されるように、食べログの点数 は3.1–3.5 に圧縮されるので、より直感的なスコア表示になるように書き換える Chrome 拡張 をつくってみた。 点数のマッピングは、README とソースを見てもらうとわかる。 v1.0.3 から、正規化する前の点数も薄いフォントで併記するようにしたので、この
思想というのは本来的に、一般の人が理解しているよりも、はるかに危険なものです。――思想はどのように裁けるだろうか。オウム真理教の根底にあるものを探る。(聞き手・構成/山本菜々子) ※本記事は「αシノドス」2014年5月号からの転載となります。 ――今回は、ご寄稿いただいた『オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった』をもとに、お話を伺いたいと思います。拝読すると、思想の罪を問うことのむずかしさを感じてしまいました。 記事のなかでも触れたように、日本の現在の司法制度では、思想に対する罪を問うことができません。しかし歴史を振り返ってみると、「危険思想」と見なされたものには、制裁や弾圧を加えられるのが、むしろ常態でした。 私はもともと、「グノーシス主義」という初期キリスト教の異端思想を研究していました。またその過程で、キリスト教の歴史における正統と異端の関係全般についても学んでいきました。私は当
居酒屋ではない店で少ない人数で軽く飲む「ちょい飲み」が広がりを見せている。どんぶりの店やファミリーレストランだけでなく、最近ではコンビニも参戦。夜のお客を得ようと、知恵をしぼる。 コンビニ大手のミニストップは昨年9月、通常のコンビニよりやや小さいカフェ風の「cisca(シスカ)」の1号店を東京・日本橋に開いた。コーヒーや総菜とともに、ワインやビールなど約200種類の酒を扱う。 90平方メートルの店内には、買ってすぐ食べられる「イートイン」のコーナーが17席ある。夜は「ちょい飲み」でにぎわうという。1人でワインを飲みながら本を読むなど喫茶店のように利用する客も多いという。 ワインはボトル1本700円程… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員にな
しまったまま忘れがちな備蓄食料の賞味期限。そこで最近は、日常で消費しながら買い足せるものが増えています。きょうは阪神大震災の発生から20年。自宅の備蓄を見直すいい機会かも知れません。 備蓄食料は、大災害のたびに進化している。2011年3月の東日本大震災後も、被災地の声から色んな改善が進んだ。 たとえば避難所で人気があるレトルトカレーは、常温では食べにくい難点があった。ハウス食品が11年夏に発売した「温めずにおいしいカレー」は、「冷たいままでも食べられたら」という意見から急いで開発した。植物油脂をつかうことで油が固まらない。スーパーでも売っていて、賞味期間は3年。普段はお弁当やアウトドアで食べ、災害時は非常食にもなる。 江崎グリコも同様のカレーを販売するほか、定番の「ビスコ」で5年もつ「保存缶」を07年に出した。東日本大震災後の13年には「省スペースで蓄えやすいものを」という要望から、パック
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から、間もなくちょうど20周年を迎える。午前5時46分という未明の時間帯に起きたこともあり、就寝中に倒壊した住居の下敷きとなり圧死した人も多く、犠牲者数は6,400名以上という最悪の惨事となってしまった。 昨年の記事でも指摘したように、地盤が弱い土地に住むと、大地震が起きた際に住居が倒壊するリスクが高まる。阪神・淡路大震災では、かつて海や川だった地盤の弱い土地で、建物や高速道路が倒壊するケースが圧倒的に多かった。「環境考古学」に携わる立命館大学教授の高橋学氏は、神戸周辺の旧河道、つまり昔は川が流れる道筋だった場所を示す「旧河道図」を作成しているが、死者の約8割は、この旧河道上で亡くなっていたことも判明している。本来このような土地は、人が住むべきではない土地なのだ。 では、私たちはどのようにして地盤の良い土地と悪い土地を見分ければよいのか。実は、
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