cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
安倍政権が突如、地方創生の目玉に打ち出した「中央省庁の地方移転」で霞が関の役人たちに“パニック”が起きている。政府は中央省庁と独立行政法人の34機関を移転候補にあげ、その中でも有力なのが消費者庁の徳島、文化庁の京都への全面移転だ。 まず、消費者庁の誘致に熱心な徳島県は同庁のオフィスとしてヨットハーバーに面して建つ県庁舎の9階と10階を提供、徳島市街から車で40分ほどの神山町にサテライトオフィスを試験移転することも検討されている。現地を視察した河野太郎・消費者行政担当相は「十分可能性がある提案だ」と大乗り気だ。 「神山町にはIT企業が進出して職住接近のライフワークバランスを実践しています。過疎地域ですが、コンビニくらいはあります」(徳島県地方創生推進課) 一方、文化庁の移転は馳浩・文部科学相が後押し。山田啓二・京都府知事に「京都移転を前提に議論したい」と約束しており、「両庁の移転はすでに安倍
ヒップホップの対極にいるヒッピー少女 「アンダーグラウンドを撮らせたら、いま彼女の右にでる者はいない」 ヒッピーとヒップホップ。 どちらの文化もメインではなくサブのカルチャーとくくられる。それは日本に限ったことではなく、発祥地(といわれている)アメリカでも同じだ。ただ、多くの人がざっくりと、その二つの思想は対極にある、と認識しているように思う。「ヒッピー」が、自由と自然、セックスを愛し、既成の価値観に縛られた人間生活を否定しながら、どこか自然回帰している印象なのに対し、「ヒップホップ」は、高価な車、時計、スニーカーなどの物質やラグジュアリーさにこだわり、自己顕示欲が旺盛、そして、既存の男らしさや女らしさに価値を求める傾向が強いイメージだ。 もはや、こんな話すら「自分の生活に関係ないし、どーでもいい」と思っている人が大半だとは思うが、私はどうもサブカルチャーに好奇心をそそられる性分ゆえ、気に
2月10日のニートの日に池袋で開催された「第10回 ニート祭り」に出演してきた。 ニート祭りを主催しているのは「認定NPO法人ニュースタート」というところで、ひきこもりやニートを寮に住ませて社会復帰を助けたり、家庭にレンタルお姉さん・お兄さんを派遣したりするような活動をもう20年くらいやっているらしい。 ニュースタートの活動理念の「家族をひらく」というフレーズはとても良いと思う。家族って閉鎖空間なので、うまく行ってる場合はいいけど、ときどき煮詰まったりおかしなことになったりもしやすい。そうしたときに、第三者が介入することで風通しがよくなるということは確実にあると思う。 ニート祭りは、元ひきこもりで寮に住んでいる人やそこから自立してスタッフをやっている人たちが集まって、結構良い雰囲気を作っていた。そういう場があって、それを長期間継続しているのはとてもすごいと思う。 www.asahi.com
2016 - 02 - 09 おじさん・おばさんになりたがる社会へ ~生きる~ 街で耳を澄ましても、「おじさんになりたい」「おばさんになりたい」と望む声はめったに聞きません。おにいさんやおねえさんのままでいたい=おじさんやおばさんにはなりたくない。おじさん・おばさんという言葉を敬遠し、おにいさん・おねえさんという言葉をありがたがる風潮はまだまだ根強いようです。 大学生時代の私も、漠然と「おじさん・おばさんは、おにいさん・おねえさんより良くないもの」と考えていました。なぜなら先輩も後輩も「おにいさん・おねえさん」を誉めそやし、当時の三十代や四十代は「おじさん・おばさん」と呼ばれたがっていなかったからです。もちろんテレビや雑誌は「おじさん・おばさん」をダサいと書き立てて、おにいさん・おねえさんを肯定してきました。 「若いことはいいことだ」と喧伝するのは、悪いことじゃないかもしれない。けれど
人生を共にする「一着」を。 設立60周年を迎えた私たちNEWYORKERが、 お客様と紡いできたもの。 それは、手にしていただいた服への思いを 共有してきた時間です。 時代のエッセンスを取り入れながら、デザインに、クオリティに 自信をもったトラディショナルプロダクトを 提案し続けること。 そして、お客様一人ひとりに寄り添ったおもてなしの心で、 永く愛用できる服と出会っていただくこと。 これまでも、これからも。 袖を通す人に愛着をもたらし、 その思いを次の誰かに伝えたくなるような そんな人生と深く関わる一着をお届けしていきたい。 さらに続く、100年ブランドを目指して、 NEWYORKERはお客様と共にあり続けます。 おかげさまで60周年
「私以外〜私じゃないの〜。当たり前だけどね〜」 ・ ・ ・ って、ちょっとまって。 本当に、わたし以外わたしじゃないの……? しかもそれって当たり前なの? もしかしたらわたし以外もわたしの可能性もあるのでは? わたし以外もわたしだったとしたら? たとえばこの目の前にあるティッシュ。たとえばこの目の前にあるコップ。もしかしたら「明日から、これもおまえだ」って言われることもあるのでは? もしそういう世界になったら、もっと世の中を自分ごととして捉えられるかもしれないよね……。「そのティッシュ、わたしなんで大事にしてくださいね」っていう世界になれば、それってハッピーじゃない? ってことはわたし以外わたしじゃないほうがよかったり……? ……一般常識でいえば、わたし以外はわたしではないことは当たり前なのですが、考えていると、わたし以外わたしじゃないことが本当にわからない限りは安心して暮らせない、という
ビザ・ワールドワイド(Visa)は2月10日、Visaの日本市場戦略と今後の展望について説明した。2015年9月に日本の代表取締役に就任したジェームス・ディクソン氏は、先進国の中で日本はクレジットカード使用率が圧倒的に低いと語り、東京オリンピックが開催される2020年やその後に向けて、政府や企業とともに「キャッシュレス・ジャパン」を目指す姿勢を見せた。 政府観光局によれば、2015年の訪日外国人旅行者数は前年比47%増1973万人、経済効果は3.4兆円となっており、2016年は2000万人の大台を超えることは間違いなさそうだ。しかし、“現金社会”の日本では個人消費支出におけるカード支払いの比率が17%に留まっており、米国(41%)や中国(55%)、カナダ(68%)、韓国(73%)などと比べると圧倒的に低いという。 ディクソン氏はその要因として、日本は海外諸国に比べて治安がよく、現金を持ち歩
悪い方へ悪い方へと回り続ける歯車をだれも止められない。そんな気分が世界に広がる。過激派といわれる勢力の暴力、難民や移民への排他的な反応、分断される社会。新著「シャルリとは誰か?」(邦訳、文春新書)で、その閉塞(へいそく)状況の読み解きに挑んだフランスの知識人、エマニュエル・トッド氏に聞いた。 ――15年前、米同時多発テロが起きたとき、あなたは中東は近代への歴史的な移行期にある、と話してくれました。イスラム過激派と呼ばれる運動は、その流れへの激しい反動だと。今、起きていることもその表れでしょうか。 「奇妙なことに、中東について新たな宗教戦争という見方がよく語られます。シーア派とスンニ派の戦争だという。だが、これは宗教戦争ではない。イスラム圏でも宗教的信仰は薄れつつあります。人々がその代わりになるものを探している中で起きているのです」 「『イスラム国』(IS)もイスラムではありません。彼らはニ
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