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  • 浜岡原発の停止は、株主総会で決議すればいいのでは? - 月明飛錫

    雑記 | 01:00 | 菅首相が今月6日、中部電力に対し、浜岡原子力発電所の全ての原子炉の運転停止を要請したことを巡って議論がおこっている。 (以下、5月6日 菅内閣総理大臣記者会見より引用)「国民の皆様に重要なお知らせがあります。日、私は内閣総理大臣として、海江田経済産業大臣を通じて、浜岡原子力発電所のすべての原子炉の運転停止を中部電力に対して要請をいたしました。その理由は、何と言っても国民の皆様の安全と安心を考えてのことであります。同時に、この浜岡原発で重大な事故が発生した場合には、日社会全体に及ぶ甚大な影響も併せて考慮した結果であります。」参考:http://www.kantei.go.jp/jp/kan/statement/201105/06kaiken.html この要請の法的根拠についての記者からの質問に対して、菅首相は「私が今日申し上げたのは、中部電力に対する要請であり

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    SasakiTakahiro 2011/05/09
    原発の事業リスクは株式上場会社としてはあまりにも高すぎる。
  • ヘンリー・ダーガー展−60年の孤独が生んだ「非現実の王国」 - 月明飛錫

    美術 | 02:10 | ゴールデンウィークの美術特集最終回の今日は、ラフォーレミュージアム原宿で開催されている『ヘンリー・ダーガー展 〜アメリカン・イノセンス。純真なる妄想が導く「非現実の王国で」』。 20世紀アメリカ美術における最大の謎ともいわれるアウトサイダーアート*1の代表的な作家ヘンリー・ダーガー。ポスターを見ると可愛らしいイラストのようにも見えるけれど、彼の作品には彼自身の痛ましい境遇と痛切な表現欲求に加えて、アメリカ社会の残酷な現実が埋め込まれている。作者はこの人↓ヘンリー・ダーガー Wikipediaより 【略歴】1892-1973。アメリカ、イリノイ州シカゴ生まれ。4歳になる直前で母親と死別し、妹は里子にだされる。8歳で児童養護施設へ収容。12歳のときに劣悪な環境の精神薄弱児収容施設へ移送されるが、17歳で脱走。 シカゴの病院で清掃人として働く傍ら、誰に知られることなく、

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    SasakiTakahiro 2011/05/08
    コンテンツとキュレーションは二人三脚ということ。
  • 資本主義のルールを無視した電力会社の「奉加帳方式」 - 月明飛錫

    雑記 | 02:24 | 朝日新聞の報道によると、東京電力福島第一原発の事故に伴う損害賠償についての政府原案では、電力各社でつくる「賠償機構」が東電の賠償を支援し、賠償総額4兆円のうち東電が2兆円を負担、残り2兆円を東京電力以外の電力各社が、「賠償機構」への「負担金」として10年にわたって負担するという。 (以下、引用)「東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う損害賠償をめぐり、政府内の試算が明らかになった。賠償総額を4兆円、東電の負担を約2兆円と想定して、2020年度までの東電の業績を試算。賠償は最終的に電力各社が10年にわたって負担する内容だ。東電管内は電気料金が約16%上がる前提になっている。」参考:http://www.asahi.com/business/update/0502/TKY201105020519.html この案にはいくつか問題があるが、今日は「会社は株主のもの」と

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/05/07
    政府の恣意によって、曖昧な奉加帳を回すようなことは、市場の信頼を損なうことにつながる。
  • 年金積立金が危ない! - 月明飛錫

    雑記 | 02:17 | 今日は、以前書いたエントリー「年金革命3 年金基金枯渇の可能性」のフォロー。 以前のエントリーのポイントは以下の3つだった。高齢化社会においては、年金の積立金は徐々に取り崩されていき、マイナスの資形成になる。 年金積立金の資産額は、ピーク時の2005年度末150兆円から、2009年度末には128兆円に減少しており、今後も積立金の減少は続く可能性が高い。 「100年安心」をうたった現行の年金計画は非常に楽観的な数字に基づいている。厚生労働省は、賃金上昇率や運用利回りが過去10年の平均で推移した場合、2031年度に厚生年金の積立金が枯渇し、年金制度が破綻するという試算を出している。 それから3ヶ月が経過し、早急に手を打たなければ、年金積立金の枯渇がさらに早まる可能性が出てきた。 1.年金財源2.5兆円を東日大震災の復旧費用に転用東日大震災の復旧に向けた2011年

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/05/03
    現状では、積立金取り崩し→運用益の減少→さらに積立金取り崩し…ついに積立金枯渇! という方向に進んでいる。
  • 市民運動家首相の限界 - 月明飛錫

    雑記 | 03:02 | 1.政治の機能不全震災対応や先の統一地方選挙の敗北を受けて、菅首相への批判や退陣を求める動きが加速している。3月11日におこった東日大震災から50日が経過したが、これは天災ではなく人災であるという言い方を超え、「菅災」との声まであがっている。参考:時事ドットコム:「菅災だ」「官邸去れ」=野党が辛辣批判 政治が機能不全に陥っていることは、今回の大規模な被害に、平時の法体系では対応しきれないにもかかわらず、一ヵ月半経っても震災関連の立法が行われていなかったことからも明らかだ。1つ例をあげよう。1000年に1度ともいわれる大津波はあらゆるものを押し流し、船が陸に打ち上げられ、民家に自動車が乗り上げた。現行の法律では、修理すれば使用可能な自動車や船舶を、持ち主の許可なくして撤去したり壊したりすることはできない。しかし、死者・行方不明者が2万人を超え、10万人以上が避難生

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/30
    いわゆる管災。全体を俯瞰して問題を解決する意思と能力の欠如。
  • 13名中10名が65才以上だった東京都区長選 - 月明飛錫

    雑記 | 00:40 | 今日は、先の統一地方選後半戦についての個人的な感想について書きたい。世間的に注目されたのは、今回の統一地方選全体を通じて民主党が不振だったことことなのだろうと思うのだが、私が個人的に注目したのは、東京都の13区で行われた区長選の結果。まず、今回実施された13区長選に立候補した現職12人全員が再選された。そして、選ばれた13名の区長のうち、70才以上が6名、65才以上は10名と、超高齢化が進んでいる(下の表を参照)。 都知事が78才であることとあわせて考えると、当に東京は保守化、高齢化が顕著だ。さすがに東京は高齢化の進んだ日の首都だけあって、最先端をいっている。年齢がいくつであっても、仕事さえきちんとやってくれればいいし、65才以上の高齢者が身近な区政のトップを務めるほど元気であるのはいいことで、長寿大国日をアピールする格好の材料にもなるのかもしれない。 しか

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    SasakiTakahiro 2011/04/27
    長寿大国日本をアピールする格好の材料にもなるのかもしれない。
  • なぜ『失敗の本質』から学べないのか - 月明飛錫

    雑記 | 02:00 | 今月半ばに書いたエントリー「2つの「第二の敗戦」−原発事故と金融危機」に頂いたトラックバックをきっかけに、久しぶりに名著『失敗の質』*1を取り出してざっと目を通してみた。失敗の質―日軍の組織論的研究 (中公文庫)作者: 戸部良一,寺義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1991/08メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 500回この商品を含むブログ (203件) を見る 今回の原発事故に旧日軍の敗戦を重ねる方は多く、私も改めてそれを感じた。簡単にいうと、原発事故も、90年代後半の日の金融危機も、旧日軍の敗戦も、国策を遂行するために官(軍)民あげて突き進み、根拠のない先入観(あるいは神話)を前提にしたため、冷静な状況把握とリスク管理ができず、常に対応が後手後手にまわり、しかも戦力の逐次投入で十分な

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    SasakiTakahiro 2011/04/26
    なぜ失敗する日本の組織はいまだに同じ構造を有しているのか。
  • 首都機能分散は証券市場から? - 月明飛錫

    雑記 | 01:03 | 先月の東日大震災は、被災地の復興や原発問題以外にも、わが国に1つの大きな課題を突きつけていた。それは、東京一極集中の是正である。これまでも首都東京への一極集中の問題とリスク分散の重要性は指摘されつつも、それを是正することに伴うさまざまなコスト等からそのままになっていた。しかし、震災当日の大量の帰宅難民の発生や、計画停電による首都機能麻痺によって、東京に多くの機能が集中していることの問題が改めてクローズアップされた。産経新聞によると、今日、石原都知事がこの問題に関して一歩踏み込んだ発言をした。(以下、引用)「東京都の石原慎太郎知事は22日の定例会見で、東日大震災を踏まえ、「首都圏機能はいい形で分散されるのが好ましい。東京への過度な集積は好ましくない」と強調。首都を東京に残したまま、一部の首都機能を分散し、バックアップ機能の充実が必要との見解を示した。・・・(中略

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/23
    「経済=大阪」、「政治=東京」という大きな役割分担をするのであれば、それはそれで1つの見識だ。
  • 残ったのは「長寿神話」 - 月明飛錫

    雑記 | 03:36 | 先日、90年代の金融危機と今の原発事故についての比較のエントリーを書いたときに、90年代からの20年で、多くの「日の神話」が崩壊したことを改めて感じた。 代表は、銀行不倒神話。といっても、20代の方にはピンと来ないかもしれないけれど、昔は都市銀行が倒産するなどということは、ありえないことのたとえのように使われていた。例えば、80年代に絶大な人気を誇っていたアーティストの松任谷由実(ユーミン)さんは、ラジオ番組で、 「私のアルバムが売れなくなるって事は、都市銀行が潰れる時代になるってこと」 と豪語した。これは、都市銀行が潰れる時代に入ると自分のアルバムが売れなくなるということを予言したというより、そんなことはありえない、という自信のあらわれの発言だったはずだ。正確には都市銀行は倒産はせずに、吸収合併されていったのだが、実質的には倒産したも同然だった。 バブルの崩壊

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    SasakiTakahiro 2011/04/20
    日本の高齢化は磐石であり、これだけは多少のことでは揺るがないように思える。
  • カキじいさんの「森は海の恋人運動」復活に向けて - 月明飛錫

    雑記 | 03:52 | 私が拝読しているブログの1つである「リアスの海辺から 〜カキじいさんのつぶやき〜」の著者は、宮城県気仙沼市で牡蠣養殖業を営む畠山重篤さん。長年何かを追及してきた人には独自の視点があって、その言葉は普段見ているものを再発見させてくれることが多いのだが、この畠山さんの文章にも、牡蛎を通じて自然の営みを見つめてきた人ならではの味わいがあり、畠山さんはエッセイストとしても活躍されている。牡蠣礼讃 (文春新書)作者: 畠山重篤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/11メディア: 新書クリック: 39回この商品を含むブログ (31件) を見る「カキじいさん」こと畠山重篤さんは、宮城県の舞根湾で牡蠣やホタテの養殖業を営みながら、「森は海の恋人」と名づけた植林運動と環境教育を続けてきた。 海を豊かにして良いカキを生産するには、その海に流れ込む川を豊かにしなければならず、

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    SasakiTakahiro 2011/04/18
    されど海を恨まず。日本人の礼節。
  • 2つの「第二の敗戦」−原発事故と金融危機 - 月明飛錫

    雑記 | 03:27 | 先月11日以降の日の状況を「第二の敗戦」とする見方がある。未曾有の大地震と津波で壊滅した地域の惨状は目を覆うばかりであり、レベル7とされた福島第一原発の事故についても、国難という言葉は正鵠を射ているとは思うのだが、日全体をリセットするほどのせっぱつまった状況ではなく、先の戦争でいえば、まだパールハーバー前ではないかと感じている。 しかし今回の原発事故は、1990年代後半に「第二の敗戦」と言われた金融危機と構造が非常に似ている。それは、強力な許認可権を持っている監督省庁と産業界の馴れ合いであり、処理スキームの構築が後手に回り、情報開示をおろそかにしたことで危機の影響が拡大したことである。また、金融危機の際に多額の公的資金が投入され国民負担が生じたように、今回も何らかの形で国民負担が求められそうだ。以下は、2つの「第二の敗戦」の類似点について、危機の前とその後に分

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/14
    監督省庁と産業界の馴れ合いであり、処理スキームの構築が後手に回り、情報開示をおろそかにしたことで危機の影響が拡大した点において、90年代後半の金融危機と構造が非常に似ている。
  • 脱原発地域があってもいいのでは? - 月明飛錫

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/11
    1つの選択肢として、全国一律で進めるのではなく、地域の自主的な意思決定で、脱原発を進める自治体があってもいいのではないだろうか。
  • これからの輸出産業について考える−国際マイクロペイメントを推進せよ - 月明飛錫

    雑記 | 01:45 | 福島第一原発からの放射性物質流出を恐れて、日からの農水産物や工業製品の輸入を制限する動きが広がっている。インド政府は5日、日からの品輸入を全面的に禁止すると発表した。禁止期間は3か月間、もしくは放射性物質による危険が許容限度に収まるまでとしている。参考:India Bans Japan Food Imports - WSJ.com※日の新聞はすぐにリンク切れになるので、海外紙にリンクしてみた また欧州連合(EU)は、来週から日からの輸入品の放射性物質の検査を強化する方針だ。参考:EU to further tighten radiation limits on Japan food | Reuters この他に、米国や中国韓国でも日の一部の品の輸入を禁止しており、日の農林水産省の発表によると、日の農産物および加工品の輸入制限を行っている国・

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/07
    「ヘルシーで安全な日本の食」という神話は、崩壊した。あとはコンテンツ産業。もはやクールでも何でもない。
  • 「TAROの塔」−日本には、岡本太郎が必要だ - 月明飛錫

    TV, 美術 | 00:56 | 初めて岡太郎のことを知ったのは、子供の頃に見たテレビCMの「芸術は爆発だ!」だった。なんだかアブナイおじさんだな、という印象を受けたことを覚えている。その後、彼が岡かの子の息子であることを知り、彼の書いたものを読んで、ずいぶんイメージが違うと驚いた。彼なりのしっかりした芸術理論を持っていて、言葉が強く、しかも非常に読みやすい文章だったからだ。 NHKドラマ「TAROの塔」第3話、第4話を見て、あの読みやすい文章の背後には、彼の活動を支えた平野敏子の存在があったことを知った。母かの子の呪縛にとらわれていた太郎を解放し、誰にもとらわれない自由な岡太郎に変えたのも、敏子である。事実かどうかはわからないが、ドラマの上では芸術家「岡太郎」は、岡太郎と敏子の協同作業で創り上げられており、それに全く違和感がなかった。常盤貴子の演技も素晴らしかった。1・2回目が

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/05
    原発事故の後では、太郎の言葉「『人類の進歩と調和』 なんてクソくらえだ。」はさらに重みを増している。
  • 「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」展−レンブラントを魅了した和紙 - 月明飛錫

    美術 | 01:39 | 「光と影の魔術師」「明暗の巨匠」と呼ばれる17世紀オランダの画家レンブラント。国立西洋美術館では、約100点の彼の版画を中心とした展覧会『レンブラント 光の探求/闇の誘惑』を開催中。 1.自画像に驚いた!私の知っていたレンブラントの絵は、わりと中期から晩年に書かれたものが中心だった。若いころの作品も展示されていた今回の展覧会では、レンブラントの新しい(あくまで私にとってだが)一面を見た。 彼が生涯に多数の自画像を残したことはよく知られている。今までのイメージはこんな感じだった↓『自画像』 1660年50代のころに描かれた、落ち着いた自画像。なお、この作品は今回は展示されていないしかし、20代のころの自画像は、全然違った! 『東洋風の衣装をまとう自画像』1631-33年 どうです、この派手な衣装! 羽の付いたターバン、ビロードのローブ、褐色がかった黄色に輝く寛衣、右

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/01
    光と、闇と、レンブラント。ここは一つ「和紙」に注目して展覧会を観ることとしよう。
  • マスメディアと読者の相互作用 - 月明飛錫

    明治の新聞, 雑記 | 02:04 | 先週、福島第一原発の事故を扱った週刊誌『アエラ』3月28日号が、防護マスクの写真を表紙に掲載し「放射能がくる」とタイトルをつけたことに対して批判がおこり、アエラ側が謝罪した。この件で思い出したのが、今から約100年前、日露関係の緊張が高まるなかで、当時の人気新聞『万朝報』が世論におされて非戦派から開戦派に転向した事件だ。 1.『万朝報』とは黒岩涙香が創刊した『万朝報』は、低価格と、権力者を追及するスキャンダル・ジャーナリズムで反権力、庶民の味方のイメージを勝ち取り、低所得者層の人気を得ていた新聞。東京での新聞の販売部数1位だった時期もあった。一方で、若いころ政治青年であった黒岩は、理想主義的な(あるいは庶民的な)正義感の持ち主であったため、クリスチャンの社会改良思想に共鳴し、内村鑑三や幸徳秋水、堺利彦らが『万朝報』の論説を書いていた時期があった。なお

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/03/29
    『アエラ』と、約100年前、日露関係の緊張が高まるなかで、当時の人気新聞『万朝報』が世論におされて非戦派から開戦派に転向した事件との関連。
  • 「TAROの塔」 が熱い - 月明飛錫

    TV | 02:36 | 昨日は、約半月ぶりにTVドラマを見た。天才芸術家・岡太郎の人生を描いた「TAROの塔」だ。 いつも見ていた日曜日のドラマから脱落してしまったので、ちょうどいい代わりが見つかったと、1回目から楽しみに観ている。書いているうちに長くなったので、タイミングを逸した感はあるが、今日は1回目と2回目について書くことにする。 1・2回目は、岡太郎の物語というより、圧倒的に太郎の母であり小説家であった「岡かの子物語」で、彼女の芸術の道を邁進していくアブノーマルさと脆さにひきつけられた。岡かの子を演じた寺島しのぶの鬼気迫る演技も凄かった。入魂の演技というか、岡かの子がのりうつったような演技だった。父であり、画家の道をあきらめて風刺漫画家として稼いだ岡一平は、太郎に「芸術家とは、生きて地獄を見る人のことだ」 と教えた。こうした芸術家魂のこもった岡家の数々の名セリフには

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    SasakiTakahiro 2011/03/28
    高度成長の最中の日本は、今ほどには制度が硬直化しておらず、エネルギーがあったのだろう。
  • 暫定規制値が招いた混乱 - 月明飛錫

    雑記 | 03:42 | 今月19日に、茨城県が牛乳、ホウレンソウから暫定規制値を超える放射性ヨウ素検出を検出したと発表して以来、「暫定規制値」が話題になっている。特に23日に、東京都内の金町浄水場から放射性ヨウ素が検出され、乳児の水道水摂取を控えるよう呼び掛けらてからは、大きな混乱が生じた。なんと「金町浄水場」は、これを書いている時点で、過去1週間の「Google 急上昇ワード」*1第1位。話題になったのは23日からのはずだから、どれだけ多くの人が水道水の問題に振り回されたのかがよくわかる。 混乱の1つの理由に、今回の暫定規制値の発表について十分な情報が提供されなかったことがあるのではないかと思われる。卑近な話だが、私の困惑を1つの例として書いておく(なお、矢印以下に考えたことを書いた)。(1)枝野官房長官は、福島県で採取された牛乳1検体から検出された放射性物質の量は、日人の1年間の平

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/03/26
    なぜ平時と今では基準が違うことを、きちんとアナウンスしないのかということ。
  • 電車の広告が激減する中で、グーグルの広告が目を惹いた - 月明飛錫

    雑記 | 00:28 | 3月11日の震災以来、都内のJRや地下鉄の広告が激減している。いつもならびっしり埋まっている車内広告が、私が利用した範囲では、中吊り広告、車両の天井から側面にかけてのスペース、乗降口の左右にあるスペース、全てあわせて全体の3−4割程度しか埋まっていない。 どこかで見た景色・・・そういえば、札幌の地下鉄が過去何年もこんな感じだった(今年のお正月は地下鉄に乗らなかったので、わからない)。駅から家までの道のりも最近は照明が暗くなっていて、夜は閉店する店も増えたので、やはり札幌の住宅街並みだ。東京と札幌が似ていると思う日が来るとは、思ってもみなかった・・・ それにしても、ここまで横並びで自粛しなくても良さそうなものだけれど、いまどき電車に広告を出していると、クレームが来るなどということがあるのだろうか?やや話は逸れるが、今日行った住宅街にあるレストランでは、連休明けから客

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    SasakiTakahiro 2011/03/25
    震災以後、社是"Don't be evil."が証明されている。
  • 団塊の世代は、日本のブログ文化を変えるか - 月明飛錫

    雑記 | 00:02 | 昨日紹介したエコノミストの日特集には、日は島国根性を克服できなければ、「ガラパゴス」ではなく、先住民が滅びかけた「イースター島」になりかねない、という目を覆いたくなるようなコメントが掲載されていた。*1しかし、アルゼンチンの次にイースター島について書くのでは、あまりに自虐の度がすぎるというもの。そこで今日は、日の人口動態から、何か別な兆しが見えないだろうか、と私が勝手に予想してみる。 総務省の統計によると、今の団塊の世代は、男性のおおよそ3/4が働いていて、女性も4割強がなんらかの形で働いていることになるが、2年後の2012年には、団塊の世代の最初の人々が年金が支給される65才になるので、働かなくなる人が増えると思われる。*2そこで日の財政状態が格的に苦しくなるという話は、以前のエントリーにも書いたので今回は省略する。 さて、引退後の団塊の世代は何をする

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2010/11/27
    昭和をなつかしむブログがやたらと増えて、読まれるのかもしれない