ケヴィン・ケリー著、服部桂訳「インターネットの次に来るもの」。ネット後の30年を俯瞰し、今後を展望する教科書として読み返しました。 原題の「Inevitable」、不可避なるもの、のほうが論調は見えやすい。分散、クラウド、リアルタイム。シェア、アクセス、リミックス、トラッキング。ぼくもこれらは「不可避」な要素であり、それらが未来を規定すると考えます。 高速化、高精細化、小型化、低廉化・・これらは従来のリニアな「不可避」でしたが、ネットが別の不可避「群」を登場させ、それが過去30年を、そして今後も数十年を規定する。「リンクとタグは過去50年で最も重要な発明」という指摘にぼくも同意します。それがネットの本質です。
![インターネットの次に来るもの](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b0a5db602abaa3adce2cd8a350fd88cf1757806d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogger.googleusercontent.com%2Fimg%2Fb%2FR29vZ2xl%2FAVvXsEhTSavOYm4Ir2It51INRY1M1D5OG3vccGPHALt-zn2wHnNEqr5CiIfWc0cjFCOsiaJqC9EdKVHNHIE6CYp9KZZvUfYNSHVvt7QPwVM1P_OzX7O315InK7oHJsH0j6wJxC7L96eSRVrgBQ0%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2F27932974_1.png)