ブックマーク / seijotcp.hatenablog.com (15)

  • 熊本地震に関する流言のまとめ、簡易版 - 荻上式BLOG

    地震の発災以降、多くの流言がネット上に拡散されました。それらを網羅的に収集するつもりはありませんが、代表的なものを簡単に整理しつつ、改めて注意喚起をさせていただきたいと思います。 被害を誇張する流言 災害時には、非日常的な環境変化によって気分が高揚するためか、被害を誇張するタイプの流言を拡散する人が後を絶ちません。熊地震では現在のところ、「動物園からライオンが逃げ出した」「川内原発で火災が発生」「ショッピングモールで火災が発生した」といった流言が確認されています。最初のツイートを行った人たちは、まったく無関係の画像を貼りつけていることから、人の投稿意図としては「ネタ」のつもりなのかもしれません。しかし、無用な問い合わせの電話等を増加させるなどすれば、様々な支援現場の足を引っ張ることにもなりかねず、悪質です。 熊地震のデマ、ネットで出回る 安易な拡散には注意を デマツイートにご注意

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2016/04/18
    平時からのこの社会の問題。
  • 「外国人留学生のせいで避難所が閉鎖」流言の再検証 - 荻上式BLOG

    ※予めお断りしておきますと、このエントリは特定個人を非難することが目的ではありません。「次の災害」の際などに流言が再拡散し、排外的な動きを助長したり、現場の共生を疎外することがないようにするため、改めて検証結果を掲載しておくことが重要だと思い、エントリを立てた次第です。 さて、東日発災後から数日後、「避難所用救援物資を根こそぎ、近隣の外国人留学生(中国韓国で七割強)が運び出してしまい、避難所の機能停止により閉鎖」という流言が拡散しました。それから5年経った3月11日、一部でこれを「デマではなかった」と主張する動きがありました。そこでは、マナーの悪い外国人避難者や留学生が存在したことや、コミュニケーション上のトラブルがあったことを指摘するレポートが根拠として挙げられています。レポートには、確かに次のような言葉が引用されています。 「外国人避難者についての課題は,(1)避難所に持ち込んだ寝具

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2016/03/20
    地域での日ごろの交流、当事者参加型の取り組みを継続することの重要性。
  • 曽野綾子氏が『新潮45』にて、産経コラムの一件を「愚痴」っていた - 荻上式BLOG

    曽野綾子氏が『新潮45』(2015年4月号)の連載コラムで、産経新聞のコラムをめぐる騒動について触れている。南アフリカを例に出し、人種に基づいて居住区を分けた方がいいと主張する内容のコラムを産経新聞に記したことから、発想が人種隔離政策「アパルトヘイト」そのものだと批判を浴びた一件だ。 『新潮45』での連載タイトルは「人間関係愚痴話」であり、今回のコラムのタイトルは「第四十七回 『たかが』の精神」となっている。何が「たかが」なのか。その答えは文に書いている。 麹町の大使館に着くまでの間に、私はシスター(※引用者注:曽野氏が通訳を頼んだ知人)に「ねえ、『たかが』って英語でなんて言うの?」と尋ねた。 「たかが、って、どういうこと?」 「たかが小説家のエッセイです、と言ってほしいのよ。いい小説家もいるけど、悪い小説家もいるのが、この世界の特徴です。でもいずれにせよ、たかが、なのよ」 (…)ただ私

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  • 被曝対策、高齢化、医師不足――南相馬市立総合病院が取り組む課題 - 荻上式BLOG

    2012年2月18日。東京大学医科学研究所の上昌広氏の紹介を受け、南相馬市立総合病院を取材させていただいた。 南相馬市立総合病院は、東京電力福島第一原子力発電所から23キロの場所にある。そのため、震災・原発事故以降、被災地医療および被曝医療の最前線となっている。 病院に入ってすぐ、「ここは福島第一原発から23kmです」の文字が飛び込んでくる。ホワイトボードには、毎朝の線量が書き出されている。 今回、取材を引き受けてくださったのは、1980年生まれで、僕と同世代の若き医師、原澤慶太郎氏。原澤氏は現在、千葉県の亀田総合病院から出向し、南相馬市立総合病院にて医療活動を行なっている家庭医だ。現在の南相馬市の医療の課題について、丁寧に教えていただいた。その模様を掲載させていただく。 ――被災三県などを取材しても、やはり福島県の場合は特に、原発事故の陰が大きいと感じます。医療の現場では、どのような課題

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/04/13
    南相馬はもともと、医者が少ない地域。そこに追い打ちをかけて、震災と原発事故が起きた。
  • 「福島さんちの2011年原子力防災カレンダー」 - 荻上式BLOG

    常円寺を取材させていただいた際(http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20120331/p1)、原発事故前に配布されていたカレンダーを見せて頂いた。福島県が発行した、「福島さんちの2011年原子力防災カレンダー」 というタイトルのカレンダー。事故後、和尚のもとに、怒りながら持ちこまれたものだそう。 「すごいカレンダーでしょう」と和尚。確かに、今見ると、シュールなブラックジョークのようにしか見えない。とりいそぎ、その場で撮影させていただいた。いくつかの媒体では既に紹介されたとのことだけれど、記録も兼ねてエントリー化しておく(全ては記事にできていないが、和尚には他にも、実に様々な情報を丁寧に教えて頂いた)。 「【福島県】このカレンダーには、万一、原子力発電所に緊急事態が発生した場合に、地域のみなさんが取るべき行動が書かれています。ぜひご家族で内容を確認し、行動について話

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/04/03
     (°д°;)
  • 福島市「常円寺」による除染活動を取材しました - 荻上式BLOG

    2012年2月18日。この日は、福島県福島市にある「常円寺」の阿部光裕住職(僧侶名が鶴林=かくりんのため、ついたあだ名は「つるりん和尚」)と除染ボランティアの方々を取材した。 和尚は原発事故後、地元の除染活動をしながら、線量が高い土を、人気のない所有地の一角で一時的に預かっている。和尚にはお忙しい中、活動のいきさつや内容などを、丁寧に教えていただいた。 和尚「今回、原発事故が起きました。これはもう、どうしようもない。現実に降り注いできている。手も足も出ない。なんとかしよう、というレベルまでなかなかいかない。でも、やれる努力はやろう。しょうがねえなあ、って言いながら、やれる努力だけはやっていこう、と。 『除染なんてやってもムダだ』って言う人もいるじゃない。わあった。あなたは言ってろと。俺達はムダだって分かってる。だから、参ったなあってため息つきながら、でも、(線量の高い土を)ほうっといたって

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/04/01
    「外」からの大雑把な論議が止むことはない。このギャップを埋めるためにこそ、まだまだ報じるべきことはたくさんあると思わされる。
  • 福島県二本松市、郡山市での取材記録 - 荻上式BLOG

    以下は、2012年2月17日時点における、福島県二松市、郡山市での取材記録です。 この取材は、NHK教育テレビの「ニッポンのジレンマ」という番組内で報告するためのもので、撮影スタッフと共に行った取材でした。既に番組(ニッポンのジレンマ2 講義編)は放送され、その際に放送されたのは取材模様のごく一部であったため、せっかくなのでひとつの情報発信として、あるいは番組をご覧頂いた方のサブノートとして、取材メモや写真などをいくつかクリップしていきたいと思います。既にFacebookでは、これまでの取材時に撮影した写真の一部などはクリップしているのだけれど、エントリー化したほうが見やすいと思うので。 2月17日は、社会学者の開沼博氏と共に、NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹氏の視察に同行。NPO法人フローレンスが運営する、放射線被曝を気にせず遊ぶための施設「インドアパーク」。第二、第三のパークを作

    福島県二本松市、郡山市での取材記録 - 荻上式BLOG
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/03/31
    地域、時期、その人の属性など、置かれている状況など、様々な要因によって「当事者性」は大きく変わる。
  • 「裏をとっている」とは何か - 荻上式BLOG

    元ジャーナリストという謎の肩書きを名乗っておられる上杉隆氏が、先日「“放射能汚染”の真実…福島、郡山市に人は住めない」という、センセーショナルな見出しの記事を書き、話題になった。というか炎上した。 「福島、郡山市に人は住めない」の根拠として記事中に提示されているのは、主に「自分が測ったら、地元メディアの報道よりも数値が高かった」「そのデータをみせたら、外国人記者が驚いてみせた」の二つ。 http://togetter.com/li/276770 で、ツイートがまとめられているように、前者については、地元で計測を続けている方からの批判が行われ、後者については、そもそもその発言自体がなかったということで削除された。 【削除された書き込み】 「信じられない。とてもではないが、人が生活できるような数値ではない」 米ウォールストリート・ジャーナルのエリー・ウォーノック記者と、セーラ・ベルロー記者はあ

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/03/24
    丁寧なデータの提示」は(データ取りも、提示手段も)とても大事だよ、ということ。
  • いつのまにかワンクリック詐欺の誘導素材になっていた件 - 荻上式BLOG

    まさか、自分がエロ(を装った詐欺)サイトへの誘導リンクに使われる日がくるとは思わなんだ、というお話。 というのも、こんなサイトがありまして。 ? 「荻上チキ 裏では女遊び」 「その彼が、裏では凄いことをしているらしい…」 「女いまくり、遊びまくりの裏事情」 裏ってどこだよ! その世界への行き方をぜひ教えてくれ! で、動画の欄をクリックすると、もちろん、 おなじみ、アダルトサイトを装ったワンクリック詐欺サイトにつながるわけでごんす。サイト下部には次のような文章も(一部掲載)。 第4条(会員登録および入会) 当サイトのトップページのコンテンツをクリックされた後に、最終確認内のはい(ダウンロードページへ進む)をクリック(押す)した時点で利用者の自動的にご入会となります。利用者の情報が登録されIDが発行された時点でサービスの利用料金が発生し、キャンセルは出来ないものとします。 第13条(料金)

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/05/29
    『セックスメディア30年史欲望の革命児たち (ちくま新書)』、発売中。
  • 震災のあった長野県栄村を取材してきました - 荻上式BLOG

    日4月23日、長野県の栄村に伺ってまいりました。『週刊SPA!』内にて、経済学者・飯田泰之と共に担当している連載コーナー「週刊チキーーダ!」の取材に加え、わずかばかりではありますが、寄付を行うためです。 大きな地図で見る 「もう一つの被災地」「忘れられた震災」とも呼ばれている栄村ですが、現在ではいくつかのメディアがとりあげ、支援の輪も広がりつつあります。今回は、NPO法人栄村ネットワークさんのご好意により、栄村の現在の様子を取材する機会をいただきました。取材をするからには、その模様をより多くの方の目に触れるお手伝いをしなくてはなりません。記事は後日発売の『SPA!』に掲載されますが、雑誌版の記事とは重ならない範囲で、インタビューの一部概要と写真を掲載したいと思います(雑誌もお読みいただければ嬉しいです)。 栄村には31集落あり、そのうち、4〜6つの集落が大震災により大きな被害を受けたとい

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/24
    最初は「忘れられている」という焦りあったが、ようやくそれも収まりそうだという。
  • 東北地方太平洋沖地震(東日本巨大地震)、ネット上でのデマまとめ その5 - 荻上式BLOG

    このエントリーは、下記エントリーの続編です。 東北地方太平洋沖地震、ネット上でのデマまとめ http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110312/p1 東北地方太平洋沖地震(東日巨大地震)、ネット上でのデマまとめ その2 http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110314/p1 東北地方太平洋沖地震(東日巨大地震)、ネット上でのデマまとめ その3 http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110316/p2 東北地方太平洋沖地震(東日巨大地震)、ネット上でのデマまとめ その4 http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110319/p1 未読の方は、そちらを先にご覧いただけると幸いです。 -節電したのに先月と同額請求? 「せっかく節電したのに、先月と同額請求という請求書がきた。おかし

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/03/23
    「その発言があった」と主張するためには、そう主張する側が立証する必要がある。
  • 東北地方太平洋沖地震(東日本巨大地震)、ネット上でのデマまとめ その4 - 荻上式BLOG

    このエントリーは、下記エントリーの続編です。 東北地方太平洋沖地震、ネット上でのデマまとめ http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110312/p1 東北地方太平洋沖地震(東日巨大地震)、ネット上でのデマまとめ その2 http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110314/p1 東北地方太平洋沖地震(東日巨大地震)、ネット上でのデマまとめ その3 http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110316/p2 未読の方は、そちらを先にご覧いただけると幸いです。 -デマに対して注意を呼びかける記事も続々 ネット上デマ横行 識者「情報源確かめて」 東日大震災 東日大震災では、短文投稿サイト「ツイッター」などインターネットを介した情報が、被災者の安否確認や救援に大きな力を果たしてきた。一方で、不安や善意から生まれ

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/03/20
    デマの拡散を防ぐには、「デマの拡散がしにくい環境」を作る必要があります。
  • 「被災地からの報告 阪神震災とは違う実情」を読んで気になったこと - 荻上式BLOG

    ※あらかじめ注意をしておきます。このエントリーは「物資を送るな」「この団体を信用するな」といった主張をするものでは全くありません。 日、次のようなエントリーが話題になっていた。 被災地からの報告 阪神震災とは違う実情 http://npo-uniken.posterous.com/46132557 被災地に救援物資を! いま私たちに求められていること http://pressa.jugem.jp/?eid=213 http://japan.cnet.com/sp/eq2011/35000629/ このエントリを読んで、少し嫌な予感がした。当初は、この団体自体が「詐欺ではないか」とネット上で疑われていたため、依頼を受けてリサーチしようかとしていたのだが(しかし勝間和代氏や佐々木俊尚氏がリサーチしていると知って保留していたのだが)、僕が気になったのはむしろ、その文章の内容のほうだ。以下、佐々

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/03/17
    —これがいいことだというのが一つあって、それにみんなが賛同すべきだという考え方をやめるように努力することが、集団としても大切だと思います。
  • 東北地方太平洋沖地震(東日本巨大地震)、ネット上でのデマまとめ その2 - 荻上式BLOG

    http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110312/p1 エントリーは、上記URLのエントリー「東北地方太平洋沖地震、ネット上でのデマまとめ」の続きです。書ききれなくなったので、新しいエントリーをたてました。未読の方は、そちらを先に御覧ください。 なお、3月13日夕方のラジオ出演時、「あなたが受け取ったチェーンメールやデマを転送して欲しい」とリスナーに呼びかけたところ、前のエントリーにてとりあげた「有害物質の雨が降る?」「関西電力の節電呼びかけチェーンメール?」「東京電力を名乗る男?」がダントツに多く、影響力も大きいと思われるものでした。下記エントリーはそれに比べると、若干ではありますが、心配要素は低めかも知れません。それでも、どのようなデマ・流言であっても、騙されたり拡散しないように注意をしてください。 まず最初に、ツイッター上から頂きました、素敵な標語を共

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/03/14
    「ちょっと待て、ほんとにそれをリツイート?」——素敵な標語。
  • 東北地方太平洋沖地震、ネット上でのデマまとめ - 荻上式BLOG

    ※この記事では、「コスモ石油、有害物質の雨がふる?」「現地からのSOS情報?」「また出てしまった、外国人犯罪流言」「トルコが日に100億円の援助?」「日が地震兵器で攻撃された可能性うんぬん」「著名人死亡説」「関西電力の節電よびかけチェーンメール?」「埼玉県の水を飲むな?」「東京電力を装った男?」「防衛省・自衛隊が救援物資を募集?」「ヨードを含んだものをべるべき?」「寄付をよびかけるチェーンメール?」「東大入学予定者が被災で合格取り消し?」といった内容を扱っています。適宜加筆しています。これら全てが「デマ」(悪意ある間違い)ではなく、「流言」(根拠なき情報の拡散)や「誤解」「誇張」も含まれている点には注意してください。 ★デマに関する記事 ネットでの情報交換が活発、半面デマも 東北地方太平洋沖地震では11日、電話がつながりにくい状況が続く中、インターネットを使った情報交換が活発だったが

    東北地方太平洋沖地震、ネット上でのデマまとめ - 荻上式BLOG
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/03/12
    「情弱叩き」ではなく、確かな情報を共有する努力と工夫が課題です。
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