2007年11月9日のブックマーク (2件)

  • 組織を活かす管理会計

    何冊かの管理会計と一緒に購入。会計のというより、組織論、経営論に近い。 社機能に代表される、組織運営のためのオーバーヘッドコスト(労務費や事務所経費)などは、間接費用として販売・製造原価に配賦されることが多い。この際の妥当性を求めると、ABC(Activity Based Costing:活動基準原価計算)ということになるのだが、たとえそうしたとしても、間接費用は悪者扱い、削減すべき対象として見られがちである。このでは、組織形態の変遷に伴い、フラットな組織においては、情報共有コストなど寧ろ間接費用は増える傾向にあると述べている点に共感した。 他にも、行動経済学ではないけれども、エンパワメントといった行動の動機付けに関する記述や「ザ・ゴール」で有名な制約理論にも触れており、いろいろな「何故」に答えてくれるとして面白かった。アマゾン書評では読みにくいと書かれているが、僕的にはそうでも

    SavingThrow
    SavingThrow 2007/11/09
    組織運営のためのオーバーヘッドコスト(労務費や事務所経費)などの間接費は悪者扱い、削減すべき対象として見られがちだが、フラットな組織においては情報共有コストなど間接費用は増える傾向にある。
  • においを感じる人、感じない人 : 有機化学美術館・分館

    11月9 においを感じる人、感じない人 カテゴリ:雑記 最近のNature誌に、「においの感じ方を変える遺伝子」の研究論文が掲載されていました(Nature 449, 468 (2007))。アンドロステノンという化合物は、体内で男性ホルモンであるテストステロンが代謝されてできる化合物で、汗などに含まれる体臭の原因物質のひとつです。ところがそのにおいは、人によって大きく感じられ方が違うことが知られていました。ある人にとっては汗や小便のようなすえた不快な臭気ですが、ある人には甘い花のような香り、ある人には森林のような爽やかな香りに感じられるというのです。 (アンドロステノンの構造) 今回の研究は、「OR7D4」という遺伝子が一部変異することによって鼻の嗅覚受容体の構造が変化し、アンドロステノンに対する感受性が変わることが示された、というものです。単一遺伝子の変異が知覚の個人差に結びつくことが

    においを感じる人、感じない人 : 有機化学美術館・分館
    SavingThrow
    SavingThrow 2007/11/09
    単一遺伝子の変異が知覚の個人差に結びつくことが示された。嗅覚というのは退化しかかった感覚、多少変異が起きても淘汰されることなく子孫に受け継がれるため、個人差が大きくなっているのかもしれません。