2007年12月4日のブックマーク (3件)

  •  河野哲也『善悪は実在するか』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    以前、「生存権の経済学基礎」についてのエントリーのコメント欄で、でSPA!さんにご教示いただいた、河野哲也『善悪は実在するか』(講談社)を読みました。なるほど、これは僕の考えてる経済学の政策評価の基礎付けとして非常に示唆的です。事実と価値の二分法ではなく、道徳的な性質は自然法則的な性質であり、それは人々の共感によって認識することができる、というのが基ラインですね。『喪失と獲得』などの進化心理学の業績やアガンペンの業績なども巧みに関連していて面白く読めます。しかし似たような関心がいろんな分野で同時多発的に進行しているんですね。グランドデザインが描かれる日も経済思想でも近いかもしれないですね。 善悪は実在するか アフォーダンスの倫理学 (講談社選書メチエ) 作者: 河野哲也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/10/11メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 55

     河野哲也『善悪は実在するか』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
    SavingThrow
    SavingThrow 2007/12/04
    経済学の政策評価の基礎付けとして非常に示唆的。道徳的な性質は自然法則的な性質であり、それは人々の共感によって認識できる、というのが基本ライン。進化心理学やアガンペンの業績も関連していて面白く読めます。
  • (書評) "The Organization And Architecture of Innovation" by T. Allen and G. Henn | タイム・コンサルタントの日誌から

    書評) "The Organization And Architecture of Innovation" by T. Allen and G. Henn The Organization And Architecture of Innovation: Managing the Flow of Technology イノベーション、すなわち革新的なアイデアを生み出すための組織と空間をどうデザインすべきかを論じた、画期的なである。著者は、米MITスローン校(MITのビジネススクール)教授のであるAllenと、ドイツの指導的建築家Hennの二人で、このユニークな組合せが書の性格を見事に物語っている。彼らはこれまで誰も手をつけなかった、組織構造と空間構成がイノベーションに与える影響について、緻密なデータと実績をもとに論じる。書の知恵をうまく生かせば、知的生産性を倍にすることさえ、おそらく

    (書評) "The Organization And Architecture of Innovation" by T. Allen and G. Henn | タイム・コンサルタントの日誌から
    SavingThrow
    SavingThrow 2007/12/04
    組織や空間デザインが、イノベーションのきっかけとなる「ひらめき」「気づき」や知的生産性に影響することをデータと実績をもとに議論した本。+建築的観点から空間構成に必要なspineの概念と実例を説明。
  • 梅田望夫×まつもとゆきひろ対談「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(後編):ITpro

    「オープンソースが成し遂げたものづくりやコミュニティのような,小さくても確実な幸福感が得られるような場所が,よりよく生きたいと思っている人たちの数だけ,ネットの上にできたらいいな」(梅田氏)。「僕が追求するのはオープンソースであるかどうかよりも,個々の技術者が幸せかどうかなんです」(まつもと氏)――梅田望夫氏とまつもとゆきひろ氏の対談,後編は新しい時代の新しい幸福とそれを実現する生き方へと話が及ぶ。 <<前編へ<< ネットの上の「小さくとも確実な幸福感が得られる場所」 梅田 まつもとさんにとっての「幸せ」って何ですか。 まつもと ご飯がべられる範囲で,好きなことを日がな一日やっていられれば幸せですね(笑)。 梅田 「ご飯がべられる」の定義もいろいろありますよね。今日飯をえればいいとか,蓄えがないといけないとか。 まつもと 蓄えはあったほうがいいですね。生活に不安がない程度に。 梅田 

    梅田望夫×まつもとゆきひろ対談「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(後編):ITpro
    SavingThrow
    SavingThrow 2007/12/04
    OSSの人たちの、お金よりやりたいことをやることが大切という価値観。小さくても確実な幸福感が得られるような場所が、よりよく生きたいと思っている人たちの数だけネットの上にできたらいいな。