ロシア・モスクワで取材に応じる野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(2019年7月20日撮影、資料写真)。(c)Maxim ZMEYEV / AFP 【9月2日 AFP】(更新)ロシアの野党勢力指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏が意識不明の重体となった問題で、ドイツ政府は2日、検査の結果、同氏が神経剤のノビチョクを摂取したことが判明したと発表した。アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相はロシア政府に説明を要求。欧州諸国は一斉に非難の声を上げた。 独政府は声明で、ナワリヌイ氏が治療を受けているベルリンのシャリテ大学病院(Charite University Hospital)の協力の下で独軍が実施した検査の結果、「ノビチョク系化学神経剤の明確な証拠」が見つかったと発表。メルケル首相は「アレクセイ・ナワリヌイ氏が犯罪の被害者であることは確かだ。彼を沈黙