2022年8月30日のブックマーク (2件)

  • 被害者の心拍から「いじめ」を検出できるのか? 福岡大が検証

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 福岡大学大橋研究室の研究チームが発表した「心拍情報に基づくいじめ検出手法の一検討」は、被害者の心拍情報から主観的なストレスを検出してハラスメントを特定するシステムを提案した研究報告だ。 ここでいうハラスメントとは、俗に言う「いじめ」行為であり、殴る蹴るなどの身体的攻撃、罵倒や嫌みなどの精神的攻撃、人間関係からの切り離し、セクハラ、パワハラ、カスハラなどカテゴリーも多岐にわたる。対象も小学生から社会人、高齢者まで広範囲といえる。 いじめの早期発見は難しい。暴力などのあからさまな事象を目撃できれば分かりやすいが、微妙な嫌がらせやずる賢い攻撃だと分かりにくい。そのため、第三者がその行為を目撃して

    被害者の心拍から「いじめ」を検出できるのか? 福岡大が検証
    Seamless
    Seamless 2022/08/30
    被害者の心電図を取得し心拍変動の特徴からハラスメントの有無を検出する分類モデル。厚生労働省のいじめ動画(記事内参照)をVR体験した結果,分類精度75.6%を示し,主観ストレスと分類精度に強い正の相関が見られた。
  • 「好きなキャラに近い絵をAIが量産」――ある概念を“単語”に圧縮し入力テキストに使える技術

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 イスラエルのTel-Aviv UniversityとNVIDIAの研究チームが開発した「An Image is Worth One Word: Personalizing Text-to-Image Generation using Textual Inversion」は、ある概念を新しい単語(論文ではnew pseudo-wordと表現している)に置き換え、その新しい単語を一部に用いた文章を画像生成AIの入力に使用するシステムだ。 指定したキャラクターや物、絵などが持つ概念(形、質感、雰囲気、構成、デザインなど)を単語に圧縮し、入力テキストに活用することでその概念に沿ったさまざまな画像を

    「好きなキャラに近い絵をAIが量産」――ある概念を“単語”に圧縮し入力テキストに使える技術
    Seamless
    Seamless 2022/08/30
    指定したキャラや物などの概念(形,質感,雰囲気等)を単語(例:S*)に閉じ込め,「ゴッホ風のS*」等のテキスト入力で画像生成する。S*の概念が少しまたは多く残った画像が生成される。