2024年1月12日のブックマーク (3件)

  • 家庭用ヘッドセットから脳に“電流” うつ病に効く? 欧米の研究者らが174人で実験

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 英University of East Londonや米University of Texas Health Science Center at Houstonなどに所属する研究者らが発表した論文「Home-based transcranial direct current stimulation RCT in major depression」は、家庭で使用するヘッドセットを用いて脳に定期的に電気を流すことによるうつ病への効果とその安全性を検証した研究報告である。 大うつ病性障害(MDD)の新たな治療法として、経頭蓋直流電気刺激(tDCS

    家庭用ヘッドセットから脳に“電流” うつ病に効く? 欧米の研究者らが174人で実験
    Seamless
    Seamless 2024/01/12
    うつ病174人に家でFlow Neuroscienceヘッドセット(約7万)による脳への電気刺激を10週間(週3-5回,1回30分)やってもらった結果,効果があった。ただ皮膚へのダメージや火傷も一部であった。
  • 独特な「請求書」「領収書」などの文書を理解する言語モデル「DocLLM」 JPモルガンが開発

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 米JPMorgan AI Researchに所属する研究者らが発表した論文「DocLLM: A layout-aware generative language model for multimodal document understanding」は、複雑なレイアウトを持つ文書(請求書、領収書、契約書、注文書、フォームなど)の自動解析を行う大規模言語モデル(LLM)を提案した研究報告である。 これらの文書は複雑なレイアウト、テンプレート、フォーマットなどにおいて多様性を示している。文書AI(DocAI)は、情報抽出、分類、質問応答など多岐

    独特な「請求書」「領収書」などの文書を理解する言語モデル「DocLLM」 JPモルガンが開発
    Seamless
    Seamless 2024/01/12
    複雑なレイアウトを持つ文書(請求書,領収書,契約書,注文書,フォーム等)を自動解析(空間レイアウトと文章の理解)する実用化に向けた大規模言語モデル。
  • 「はかなく美しい……」 シャボン膜を“凍結”させたスクリーン 北陸先端大の研究者らが開発

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 北陸先端科学技術大学院大学の佐藤俊樹研究室に所属する研究者らが発表した論文「シャボン膜凍結式全周囲スクリーンの提案」は、シャボン膜を凍結させたスクリーンを提案した研究報告である。この研究では、半球形状に凍結したシャボン膜スクリーンに下方からプロジェクターを用いて画像を投影する装置のプロトタイプを制作し、その検証を行っている。 システムは「シャボン膜生成機構」「シャボン膜冷却機構」「全周囲投影システム」の3つのユニットで構成。シャボン膜生成機構では、シャボン液に浸したひもを銅パイプで作った円形の基部に擦りつけて、初期状態の平面的なシャボン膜を

    「はかなく美しい……」 シャボン膜を“凍結”させたスクリーン 北陸先端大の研究者らが開発
    Seamless
    Seamless 2024/01/12
    シャボン膜を冷却空気で半球形状に膨らませ凍らせ下からプロジェクタ投影。デモ動画は文字「Bubble」を投影。凍結過程で氷のかけらがシャボン膜上を対流する「スノーグローブ現象」にも着目