気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 首都圏で麻疹(はしか)の流行が収まらない。5月21日になって早稲田大学が一部キャンパスを除き、同日から5月29日までの全面的な休講に踏み切った。都内の高校、大学でも感染する若者が続出、連休前後から多くの学校で学級閉鎖や休講が実施されている。 事態を重く見た東京都は5月17日、都内の学校で麻疹にかかったことがなく、ワクチンを未接種の児童・生徒に対し、接種を促す緊急対策に乗り出した。 都が緊急接種の対象にするのは、都立高校200校を含む都立学校250校で、アンケート調査の結果判明した麻疹ワクチン未接種・未感染の約7000人。このほか、区市町村の小中学校と私立学校に対しても同等の補助を実施するという。なお、麻疹患者が発生した都立学校は、5月17日現