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ブックマーク / technique.hateblo.jp (4)

  • 「本人が、自分で語ってみる」 - Freezing Point

    法学(訴訟法)でいう「当事者」とちがって(参照)、ひきこもりや不登校の支援業界では、「当事者」はもっぱら弱者=逸脱者のことを指すが、そのことが議論を硬直させているように思う。 弱者が為す「当事者発言」は、単に特権化して優遇するためではなく、力関係の分析と再構築のために提出される――そう考えるべきだと思う。弱者を差別的に優遇する態度は、必要な一ステップだとは思うが、「弱者に無理に語らせる」という態度にもなりかねない*1。無理にでも語らせるべきなのはむしろ強者ではないか。(いずれにせよ、言葉の提出は政治的な振る舞いだ) 「人が、自分で語ってみる」という作業については、法学・哲学・精神分析など、いろいろの文脈を参照して検討する必要を感じている。詳しくは今後の課題だとして、今はその発言ポジションを、大きく次の二つで考えている。 (1) 利害やトラブルの関係者 (2) 差別的に特権化された弱者 既

    「本人が、自分で語ってみる」 - Freezing Point
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2007/07/02
    難しい…。おぼろげにしかわからなかった。だめーな点を自ら語ることで自分を立て直すってことかな… 立て直すための手助けとかが必要ってことなのかな?
  • Freezing Point-「見なければいけない現実を突きつける」のは、迷惑行為であり得る。

    見なければいけないと思う現実がお互いで違っている。(お互いで宗教が違うようなもの) 「見なければいけない現実」は、ひとまず制度的・権力的に、あるいは惰性で、だいたい決められている。「これさえ見ておけば文句は出ない」という現実の範囲や枠組みがある。 倫理的に「見なければならない現実」はその制度の枠外にあるが*1、「見なければならない現実」は、たいてい不愉快なものであり、それを見る努力を共有しようと押し付けることは、ヘタをすると迷惑行為であり得る。 私は、自己分析的な姿勢を自分の努力のコアにしている。しかし「自己分析」は、多くの人にとって*2不快の極みでもある。ほとんどの人は、自分の不都合な現実を見ようとしない。 誰かがしんどい現実を見ようとしないことで、ほかの誰かにひどい皺寄せがいく。「迷惑だから、この現実を見ろ!」と言いつのることは、相手にとっては迷惑でしかない。そこを調整するのは、政治

    Freezing Point-「見なければいけない現実を突きつける」のは、迷惑行為であり得る。
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2007/06/27
    ふむ。見るように提供する自由と、見ないを選択する自由、ってところかー。なるほど、見てほしいならば、無理じゃなく、視点に入るようにするべきってことなのかな?
  • Freezing Point - 就労と性愛

    友人の窮状を知る。 話を聞くぐらいしかできない。*1 *1:「聞いてあげるぐらいしか」と書いていたんだけれども、「〜してあげる」という言い方がおかしいと思った。 こっちだって彼女の話を聞きたいのだ。 → こうした能動性は誰に対してでも湧くわけではない。 やはり自発性の話になる。 性的コミュニケーションに参加できない人間は、性的コミュニケーションから排除されるだけでなく、「排除されている」という事実そのものによってさらに差別・軽蔑され、二重に排除される。 【もてない人は、単にもてないだけでなく、「もてない」という事実によってさらに差別的に排除される、という二重の排除がある。】 宮台真司氏は、性的コミュニケーションに参加できない男に極端に非寛容だが*1、これは「仕事をしない男はクズだ」という説教と同じでは? 「ニートと非婚は同根」という言及はいろんなかたがされているが*2、ニートが「働かないの

    Freezing Point - 就労と性愛
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2007/05/30
    うーん…もう少しでわかりそうだ。あとでよむです。
  • 2007-02-03

    どんな人間関係を維持するのであれ、その場に特有の「力関係」に苦しむことになる。 この問題から逃げられる人間集団はない。 ひきこもり系の人間は、どこにいても、自分を政治的に成り立たせることに失敗する(家の中であっても)。 ひきこもりの社会復帰支援とは、政治のやれない人間を政治の中に放り込むことに相当する。 サバイバルのためには、自分を組織する指針が要る。 それは、家を出るとか出ないとか以前に、「頭が真っ白になってわけがわからなくなる」という苦痛のために。 経済的自立は、政治的自立の一部分だと思う。 生放送分+終了後の「外伝」が、podcasting で聴けます。 「Part5(外伝2)」*1冒頭で、私の投稿メールを読んでくださっています*2。 私にとっては長期的な論点なので、以下にその文面をアップします。 「働くうえで、いま最も必要とされていること」*3ですが、私は、 精神論とは別の形での、

    2007-02-03
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2007/02/04
    というより、自分の生かし方がわからなそうかな…。学校という1つの仕組みの中だけで失敗の連続だったから自信がなくなっちゃうんじゃないかな。自分を生かすって難しい。
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