ヤフーは8月6日、戦後70年特別企画「未来に残す、戦争の記憶〜100年後に伝える、あなたの思い〜」をリニューアルした。シベリア遺骨収集の取材リポート、模擬原爆の爆心地近くにいた方へのインタビューなど独自に取材したコンテンツが公開されたほか、全国5カ所の戦災記念館の動画などが表れた。このプロジェクトは宮坂学社長の肝煎りで始めたもの。サイトは6月23日に開設され、5日までに3300を超えるメッセージが集まった。目下、大手新聞社にも匹敵する約30人の編集スタッフが取材・編成にいそしんでおり、宮坂社長は記事1本1本を読んでその内容についてフィードバックするほど、強い思い入れを持っている。 これまで新聞、テレビ、出版などが得意としてきたコンテンツに最強のネットメディアが挑む狙いはどこにあるのか、本人に直撃した。 ■ なぜヤフーがやるのか 【詳細画像または表】 山田:こうした企画は新聞社が作った